老化と加齢の違い!最近では不老不死は無理でも近づくことは可能である

歳を感じてしまう出来事が最近ありました

急激な運動で足の肉離れをしてしまいました

これを年齢のせいにしてしまうのはいかがなものか・・・

そう考えた時、加齢と老化の違いに出会いました

そして加齢は止められないが、老化は普段の過ごし方やケアなどで止めるまではいかないが遅れさせることができるということを

今回生きていたら避けては通れない「老化」「加齢」さらにはそれを遅れさせる方法を解説していこうと思います

目次

  1. アンチエイジングの知識を解説
    1. まず自分で実行できる方法を探してみること
    2. 通常の運動や栄養で補えないような薬やサプリメントにも注目すること
    3. 過去の常識が現在では常識でなくなるということがよくあるということ
    4. 高齢者の若返り
  2. 老化防止策を解説
    1. いつもにこにこ幸せに生きること
    2. ビタミンDをとる
    3. 全粒穀物の摂取を積極的に行う
  3. 今流行りのカロリー制限と断食を考える
  4. まとめ

アンチエイジングの知識を解説

見上げる女性

近年の老化研究に関しては、さまざまなことがわかってきていて、SNSなどでもその情報に触れる機会も増えてきていると思います

一昔前では、コエンザエムQ10なんかが流行っていましたね^^;

私も体にいいもんだと思ってサプリメントなんかで摂取していましたが、その時々でトレンドというものがあります

こういった情報に触れるにあたって、心構えというものがあります

まず自分で実行できる方法を探してみること

特に注目するところは、「食」「運動」「睡眠」です

みなさんも思い当たると思いますが、ほとんどの体の不調は適度な運動が不足していることから起こっています

通常の運動や栄養で補えないような薬やサプリメントにも注目すること

医療のあり方が、「治す医療」から「治し支える医療」に変わってきているのです

そのサポート役として、新たな商品やサービスが開発されています

サプリメントって飲んでも飲まなくてもそんなに変わらないだろう・・・

気休めにすぎない・・・

と思っている人もいるでしょうが、実際処方箋でビタミン剤を出すお医者さんもたくさんいます

過去の常識が現在では常識でなくなるということがよくあるということ

新しい研究でわかってきたことが、今まで私たちが常識だと思っていたことと違ったということがよくあるということです

例、卵は1日1個までと過去言われてきたが、最近ではそんなことは全くない・・・など

その時に拒絶するのではなく、鵜呑みにせず、自分で試してみて検証して、情報をアップデートするということが必要です

高齢者の若返り

 さて、日本人の高齢者は体力的に若返っているという話をご存知でしょうか?

2017年の85歳位以上の歩く速さは

男性は1992年の75歳相当

女性は65歳相当というデータがあります

つまり、この25年間で日本人は10歳、女性は20歳ほど若返ったとみることができます

見た目だけでなく、体力的にも若い高齢者が増えています

プロ野球選手のイチローも普通の野球選手ならとっくに引退している年齢まで選手として活躍していました(才能や日々のメンテナンスもあると思うkど・・・)

高齢者の若返りは身体的機能、健康状態、知的能力に及んでおり、不老不死とはいきませんが、実際に老いというのは年々遠のいていっています

なので、「歳だから仕方がない・・・」と考えるのはやめにしましょう

疲れやすくなった、物忘れが多くなった・・・と感じる経験は誰にでもありますが、ここで気をつけないといけないのは、「加齢」と「老化」の違いです

「加齢」とは人が生まれてから死ぬまでの時間的経過のこと

「老化」加齢によって起こる生理機能の低下のこと

「加齢」は誰しも平等に起こります

いきなり5歳歳をとったりしません

しかし「老化」は違います

老化は、遺伝要素や生活環境などが複雑に絡み合って進んでいって、その速度は人それぞれです

つまり、日々のメンテナンスなど、自らの働きかけで老化はコントロールできる可能性があるのです

また、遺伝だから仕方がない・・・と諦めるのもやめにしましょう

老化と遺伝には密接な関係はあるのですが、老化は遺伝だけで決まるものではないということです

デンマークの一卵性双生児と二卵性双生児の寿命の比較研究によると、老化に対する遺伝子の寄与率を約25%と推定しました

この数字は、残りの75%は後天的な生活環境要因などが占めるということを示しています

よって、老化は、後天的に制御、変えることができるということです

なので親がはげているから自分も禿げてしまうと悲観しないでも良いです

日々のケアだったり活動レベルを変えるといった、生活習慣の改善によって臓器の老化を抑え、老化リスクを抑えることができるのです

ここまでのまとめ

この25年間で男女ともに若返っている

生活習慣の改善によって臓器の老化を抑え、老化のリスクを抑えることができる

老化防止策を解説

ひまわり畑 女性

運動や、カロリー制限、断食など老化を抑制する方法を今まで散々いってきました

しかし今回はそういった感じのことではなく、今すぐ簡単に無料で行うことのできる老化防止策を解説していきたいと思います

①いつもにこにこ幸せに生きること

幸福度と寿命は、密接な関係にあることがわかっています

実際自分が治療をしている方を診ていても、いつも怒っていたり恐怖を感じていたり、不機嫌な人はいつも体に痛みを抱えている印象があります

不安や恐怖、悲しみといったネガティブな感情は血糖値を上昇させる要因となります

テレビなどはしばしば刺激的なニュースを報道します

それをみるたびにネガティブな感情にならないように、テレビを捨てるようにすることを勧めます

笑うと免疫力が高まるという話はよく聞くと思います

漫才でも何でもみて、笑うことにより2型糖尿病患者の食後の血糖値上昇が抑えられたという報告もあります

笑うことによって、ポジティブな感情が神経内分泌系に作用して血糖値上昇を抑制した可能性があるのです

②ビタミンDをとる

ビタミンDも以前から必要であると言い続けてきました

アメリカ人が全て正しいわけではありませんが、年間で一番摂取しているサプリメントがビタミンDなのです

ちなみに2位がマグネシウムで3位がオメガ3脂肪酸です

マグネシウムは、ストレスによっても減るミネラルで、2型糖尿病や心血管疾患のリスク抑制に関する研究結果が数多く発表されています

オメガ3脂肪酸は、中性脂肪値低下や認知機能改善などに役立つ脂質成分として注目されています(飲んだ後ゲップが魚くさい^^;)

ビタミンDについてはこちらの記事に詳細がありますので参考に

最近では新型コロナ対策にビタミンDが有効であると言われていて、トランプ大統領が新型コロナに罹患した時にビタミンDを投与されていましたね

マスクマスクばかり言って、なかなかマスコミはそういったことを報道しないので、ビタミンDサプリメントを摂取して日光浴をするなどしてビタミンDを体内で作っていきましょう

③全粒穀物の摂取を積極的に行う

全粒粉穀物とは、外皮や胚芽などをあえて取り除かずに残した、、粒またはこなでしょくされる穀物のことを言います

「米食」・・・玄米、発芽玄米、きび、あわ、ひえなど

「パン食」・・・全粒粉パン、ブランパン、ライ麦パンなど

「シリアル」ふすまを主体としたオールブラン、玄米シリアル、オーツ麦(オートミール)を材料にしたものなど

全粒穀物をとるメリットは、食物繊維の摂取量を高められることです

糖質制限を行っている人は、白米すら食べないので食物繊維の摂取量というのは不足しがちになります

糖質を過剰に摂ると肥満や老化につながると言われていますが、それはお菓子やご飯やパンの食べ方に問題があるとされています

主食であるお米やパンは、野菜や納豆や海藻などのおかずと一緒に食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます

痩せたいからといって安易に主食の摂取を減らすと、食物繊維不足が加速して、腸内細菌の餌も減ってしまいかえって健康寿命が短くなり不健康になります

糖は全てが悪ではなく、食物繊維と一緒に摂取すれば腸内細菌の餌になって体を助けることをお忘れなく

食物繊維は野菜にたくさんあると思われがちですが、全粒穀物の方が豊富なので賢く摂取したいところです

ここまでのまとめ

笑顔で幸せに生きろ

ビタミンDはマジ大事

日本人は特に不足しているので日光浴やサプリメントで不足を補うべし

食物繊維不足は健康寿命を縮める原因になる

意外にも野菜よりも全粒穀物の方が食物繊維が多い

今流行りのカロリー制限と断食を考える

座禅 修行 断食

カロリー制限や断食で長寿スイッチをオンにするという話は、最近めちゃくちゃよく言われています

長生きや健康を語る上で、この少食を外せないことは事実です

しかしこう言ったカロリー制限の研究は、欧米人を対象に行なった研究であるということをご存知でしょうか?

日々患者さんと話をしていると、みんな口々に

「痩せないといけない」

「医者に痩せろと言われた」

と念仏のごとく言っています

世界的にみて日本人は痩せているということをみなさんは知らなければいけません

日本人の人口に対する肥満疾患者の割合・・・4.3%

アメリカ人の人口に対する肥満疾患者の割合・・・36.2%

日本の肥満の基準・・・BMI25

アメリカの肥満の基準・・・BMI30

このように肥満の基準や肥満の人の割合が違いすぎる中で、断食やカロリー制限をするとおかしなことになります

実際のところ死亡率が低いのは少しぽっちゃり体型であるというデータもあります

痩せ過ぎは骨密度や免疫を下げたり、死亡リスクを高める危険性があります

脂肪=悪だと決めつけるのも良くありません

長寿遺伝子を活性化させるためには脂肪組織が欠かせないからです

ここまでのまとめ

日本人は世界的にみて痩せている

自己流でカロリー制限や断食をすると、骨密度の低下や免疫力の低下を招く危険がある

長寿遺伝子を活性化させるためには脂肪組織は大事

まとめ

この25年間で男女ともに若返っている

生活習慣の改善によって臓器の老化を抑え、老化のリスクを抑えることができる

笑顔で幸せに生きろ

ビタミンDはマジ大事

日本人は特に不足しているので日光浴やサプリメントで不足を補うべし

食物繊維不足は健康寿命を縮める原因になる

意外にも野菜よりも全粒穀物の方が食物繊維が多い

日本人は世界的にみて痩せている

自己流でカロリー制限や断食をすると、骨密度の低下や免疫力の低下を招く危険がある

長寿遺伝子を活性化させるためには脂肪組織は大事

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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筆者のプロフィール

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筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。三浦健太郎追悼でベルセルク全巻読み中^^今日の好きなシーン^^

ベルセルク
出典「ベルセルク」三浦建太郎

大事な言葉です・・・

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