内臓脂肪が多いと免疫機能が下がるのか?

手は下げてもいいけど免疫は下げたらあかん出典「スラムダンク」井上雄彦
手は下げてもいいけど免疫は下げたらあかん
出典「スラムダンク」井上雄彦

免疫機能が下がる時ってどんな時でしょうか?

歳をとった時?

不規則な生活?

運動不足?

寒いし新型コロ助のおかげで外に出る機会がめっきり減ったという人?

色々あるけれどその中でも一番身近なのが「内臓脂肪が多い」こと

結論からいうと、「内臓脂肪が多いと免疫機能は下がる」です

寒い時期でもある今、感染症もどんどん増えてきています

改めて自分の生活習慣を見直すチャンスだと思って今回の記事を見てみるのもいいかもしれませんね

それじゃ今回も最後までゆっくりしていってね^^

目次

  1. 内臓脂肪が多いと免疫が暴走する
  2. 新型コロ助にもなりやすい
  3. 結局解決策は「食生活の見直し」「適度な運動」「免疫ケア」
  4. まとめ

内臓脂肪が多いと免疫が暴走する

出典「ケンガンアシュラ」サンドロビッチ・ヤバ子 だろめおん
暴走モード
出典「ケンガンアシュラ」サンドロビッチ・ヤバ子 だろめおん

食事などから摂った糖質や脂質は、体内で消費されて活動エネルギーになることはみんな知ってますよね

しかし、大体の人は過剰に摂ってしまっていますよね

そうなると当然「脂肪」として蓄積されてしまいます

そのうち、胃や腸といったお腹を中心とした内臓周りについた脂肪が「内臓脂肪」です

見た目はこんな感じのりんご型と呼ばれる体型になる(その他には「洋なし型」「バナナ型」がある)

リンゴ型 洋なし型 バナナ型

おなか周りの内臓脂肪は溜まりやすく減らしやすいという特徴もある

しかし、生活習慣が乱れると短期間でも内臓脂肪型肥満に陥る可能性がある(正月太りはさっさと解消しよう)

そんな内臓脂肪が、最近「免疫機能を低下させる」ということがわかってきたのです

内臓脂肪型肥満の本態は、内臓脂肪組織から分泌されるホルモンのバランスの乱れによる、持続的な炎症状態です

この慢性的な炎症は免疫機能の低下を招いて、感染症の重症化などを引き起こします

慢性炎症とは、ウイルスなどの外敵がいないのに、免疫機能が常に戦闘状態になって、免疫細胞が働きすぎている状態です

これの何がヤバいのか?

  1. 免疫機能が暴走モードに突入すると他の正常な細胞も傷つける
  2. いざ戦う時にパワーが足りなくて戦えない

以上のように自分にとって不利で、外敵にとって有利に働く状態になるのです

たかが太っているだけでしょ・・・侮ってたらだめ

内臓脂肪型肥満は生活習慣だけじゃなく、免疫機能の暴走という側面も併せ持つことを知りましょう

免疫には「外敵」「内敵」と戦う2つの役割があります

外敵と戦うというのはそのまんまで「外から入ってきた最近やウイルスをぶっ殺す」

内敵と戦うというのは「老化した細胞や組織の傷の修復」

ここまでのまとめ
内臓脂肪型肥満が引き起こす慢性炎症は「免疫機能の低下」「免疫の暴走を起こしやすくなる」「いざという時に力を発揮できない」といったデメリットしかない

新型コロ助にもなりやすい

「第20話コロ助パワーアップ大作戦」より出典「キテレツ大百科」藤子・F・不二雄
まさに新型だね^^
「第20話コロ助パワーアップ大作戦」より
出典「キテレツ大百科」藤子・F・不二雄

新型コロ助に関していうと、肥満の人は普通体重の人に比べてICUに入る割合が高く、重症化も高いことが明らかになっているようです

まぁ・・・太っててメリットがあるとしたら、「タックル勝負に負けない」くらいでしょう

タックルするのが仕事の人以外はあまり太っている必要はないかと思います

話がそれましたが、重症化の原因というと「ウイルスそのものによる肺炎」ではなく「ウイルス感染がきっかけで起こる内臓脂肪組織内の慢性炎症の急激な悪化により、細胞の機能や働きに悪影響が出るほどタンパク質・サイトカインが放出される「サイトカインストーム」になる」ということです

サイトカインストームとは

これは有名な「ネビュラストリーム」出典「聖闘士星矢」車田正美
これは有名な「ネビュラストリーム」
出典「聖闘士星矢」車田正美
  • 細胞が感染する
  • サイトカインが過剰に分泌される
  • 免疫細胞が過剰に活性化する
  • 正常な細胞も攻撃してしまう
  • 攻撃を受けた細胞が感染する
  • 以下くり返し(エンドレスワルツ)

簡単にいうと、「内臓脂肪型で太ってたら免疫細胞が異常に活性化して正常な細胞も攻撃して重症化するよ」ってこと

さらに肥満の人はウイルスに感染しやすい状態であることもわかってきています

なんだか何回も風邪ひくなぁ・・・

そんな人は肥満の改善に力を入れてみるというのもおすすめです

 

結局解決策は「食生活の見直し」「適度な運動」「免疫ケア」

出典「幽遊白書」冨樫義博 蔵馬 うまい食事と適度な運動
出典「幽遊白書」冨樫義博

結論はすでにタイトル通り(蔵馬も言ってる)

1年の中で冬場というのは太りやすい時期でもあります

  • 外が寒い(運動しなくなる)
  • リモートワークが多くなる(動かなくなる)
  • 年末年始で美味いものをたらふく食べる(動けなくなる)

以上のことから運動不足になり、エネルギー消費量が減り、脂肪が蓄積しやすく体重が増えます(もうすでに増えてるか?)

脂肪をやっつける方法はやっぱり運動しかない

脂質や糖質を消費しやすい有酸素運動のウォーキングや筋トレを定期的に行い筋肉を使うことを心がけよ

そして重要なのが食生活

こちらの記事でも語っていますが、「いい体はキッチンで作られる」と言われるくらい食事は重要です

食事は糖質や油中心の生活を改めて、魚や肉などのタンパク質や野菜を中心とした生活に

体重を減らそうとして栄養状態が悪くなるような急激なダイエットは悪手です

そうなると新型コロ助に感染するリスクが高まってしまいます

 

出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博 悪手 アリンコ
出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

筆者自身はあんまり好きじゃないが、内臓脂肪にアプローチしたサプリメントを使うというのも一つの方法としてあげておきましょうか・・・

使うときは単に飲むだけじゃなく、「運動や生活習慣、食習慣の見直し」も同時に行いましょう

医者にかかっている人はきちんとかかりつけの医師に指導を仰ぎましょう

まとめ

内臓脂肪が蓄積した体は免疫が暴走して、自分自身の首を絞めることになる

内臓脂肪がたまると新型コロ助にもかかりやすくなる

結局大事なのは「食生活の見直し」「適度な運動」「免疫ケア」といった面白くない解答

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

書いてる人            

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家

期待しない、一見冷たいように感じるけど自分にとっても相手にとってもそれが最良と気がついた・・・

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毎年年初めにはこんな感じの記事書いていることに気がついた・・・

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