血糖値を制するものは寿命を制す?

太 デブ 男性

「血糖値が高い」

軽々しくいったりしちゃってますけど、その言葉の重みがあまりにも軽くなってしまっているように感じます

血糖値が高いということは、糖尿病、あるいは糖尿病予備軍の可能性が高いです

「糖尿病なんて薬でなんとかなるでしょ」

そんな軽い感じで手軽に太って糖尿病になっている人がいたら完全に、斎藤一になってぶった斬りますよ

斎藤一 悪即斬 るろうに剣心
出典「るろうに剣心」和月伸宏
今回の記事でわかること

・血糖値と寿命の関係がわかる

・血糖値と病気の関係がわかる

・満腹がダメな理由がわかる

・適正な血糖値の数値がわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

目次

  1. 血糖値のコントロールは寿命のコントロール?
  2. 血糖値と病気・肥満の関係
  3. 「満腹」が不健康のもと?
  4. 血糖値を軸に食生活を見直さないかい?
  5. まとめ

 血糖値のコントロールは寿命のコントロール?

ゲーム コントローラー

賢く間食をとるうえで「血糖値」は無視できないキーワードです

私たちの体には、本来血糖値をちょうどいい範囲にとどめておく機能が備わっています

それが膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンです

この「インスリン」というホルモンに注目しつつ、食事によって体内に食べ物が入った時の血糖値の変化を考えて見ましょう

最初に、食べたものは消化されて、糖質がブドウ糖へと分解されます

ブドウ糖は血液に乗って全身に運ばれるので、ここで血糖値が上がります

そこで、インスリンの力を借りて各臓器で利用されて血糖値は元に戻るのです

この食事と血糖値の変化のサイクルが緩やかに回っていれば、健康が維持できる、思考力や集中力も安定的に働かせることができます

でも、「食べ物」「食べ方」を間違えて、サイクルがうまく回らなくなってしまうと、すぐに病気にならないけれど、体には負担がかかっています

肥満、疲労、不調などは、まさに「血糖値サイクル」がうまくいかなくなっているお知らせと思っていいでしょう

血糖値と病気・肥満の関係

血糖値 測定
検査キット痛そう

今現在健康な人であっても「食べ物」や「食べ方」に無頓着であれば、血糖値のサイクル不良は必ず起こっています

血糖値が急激に上がって、インスリンが大量に分泌されているはずです

そしてこの急激なインスリンの分泌が、集中力の低下や次の食事の食べ過ぎを引き起こすのです

実はインスリンというのは「とても器用で大雑把な働き」をするホルモンです

急激に上がった血糖値に対して、上がりすぎないように調整するのですが、今度は行きすぎて、上がりすぎた血糖値をガクンと下げて、一気に低血糖状態にしてしまうのです

これを「反応性低血糖」と言います

血糖値が下がると頭がぼーっとしやすいです

これがまさに「反応性低血糖」の症状です

食事で糖質をとりすぎるほどその状態に陥りやすくなるのです

例えば、よく食べるパターンとしてラーメンライスがあります

「麺+ご飯」という、糖質たっぷりの食事です(美味しいのよね・・・)

すると、体内では、血糖値が急激に上がった分インスリンが大量に分泌され血糖値が急激に下がる、ということになります

この時、多くの人は急激な眠気を感じたり、なんだかぼーっとしたりします

昼食後に眠気が生じやすいのにはこのような理由があるのです

低血糖になると、体はまず糖質を欲しがります

なので、昼食から数時間内にクッキーや菓子パン、スナック菓子など、糖質が高いものが食べたくなります

その欲望の赴くままに食べるとまたインスリンがどんどん分泌され、反応性低血糖になってもっと糖質が欲しくなる・・・という悪循環につながります

これは誰がなんと言おうと悪手・・・

ネテロ 会長 強い
出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

「満腹」が不健康のもと?

恵方巻き よく噛んで

悪循環は単に、「糖質をとりすぎる」だけでは終わらない

ブドウ糖を摂りすぎてしまった時、インスリンは、余分なブドウ糖を脂肪へと変化させ、脂肪細胞に蓄積されるように働くことで、血糖値を下げています

つまり「使いきれなかったブドウ糖は、インスリンの力で「脂肪」となる」のです

これは、私たちの体にもともとある「飢餓対策機能」です

人類がこんなに安定して食べ物を得られるようになったのは、ここ数百年のことです

それ以前はちょっとした気候変動などでも、すぐに食べ物が不足していました

そんな環境でも命を繋いでいくために、余分なエネルギーを脂肪として自分の体に蓄えることにしたのです

もし食べ物が不足してしまったとしても「エネルギーの貯蔵庫」である脂肪から再びブドウ糖を合成すれば、当分の間はなんとかしのげるという「生き残る術」です

しかし現代日本では、この機能は邪魔なものになっています

糖質の多いものをたくさん食べれば、血糖値がガンガン上がり、インスリンがドバッと分泌されて、どんどん脂肪が蓄積され太ってしまうのです

また、糖質の多いものを食べてインスリンが過剰分泌されるということが続くと、次第に膵臓が疲れてインスリンがうまく分泌されなくなっていきます

インスリンが足りなくなればもちろん血糖値は下がりません

そうです

糖尿病の始まりです

ようこそ糖尿病ワールドへ・・・

糖は体に必要なものですが、血中で余った糖はさまざまな悪事を働きます

簡単にいうと、「糖化」という現象を引き起こして、細胞を傷つけ、臓器や血管を機能不全に追い込みます

糖尿病が進むと、失明や手足の壊死、腎臓病、脳梗塞、心筋梗塞など恐ろしい合併症が現れます

全ては高い血中濃度の高い糖が引き起こしていることなのです

みんな手軽に糖尿病になりすぎて怖い・・・

絶対なりたくないので筋トレします^^

血糖値を軸に食生活を見直さないかい?

赤い壁の横に4つのフードパックを持っている子供
見直す気なし!!

血糖値は専用の検査機器がないと測定はできません

しかしここでは血糖値の目安をお伝えしておきます

糖尿病学会で、正常な血糖値は

空腹時・・・約100mg/dl

食事の1時間後・・・約180mg/dl以下

食事の2時間後・・・約200mg/dl以下

裏を返すと、これらの数値を超えている人は糖尿病になりかけているということです

ひとたび糖尿病と診断を下されると、食事制限は必須です

後天的に糖尿病になる人のほとんどは、「食べるのも飲むのも大好き星人」です

それなのに食事制限をしなければならないというのは、人生の楽しみを奪う恐ろしい病気と言えるでしょう

一生好きなものを美味しく食べ続けるには、血糖値をちょうど良いレベルに保つことが不可欠です

毎日の食事でも血糖値を上げすぎないように食べる癖をつけましょう

そして筋トレをしましょう

それしかない!!

まとめ

糖尿病は金と幸せを奪う

血糖値は無視できない

暴飲暴食でインスリンの分泌が悪くなって糖尿病になる

糖尿病になりたくなかったら、食事を気をつけて筋トレするしかない

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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書いてる人            

広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。今日も寝不足だ・・・^^

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