急なぎっくり腰の正しい対処法

ぎっくり腰や腰痛に関する記事は過去にもたくさん書いてきました

定期的に情報をブラッシュアップしていくということは自分にとってもいい勉強の機会となるので今回もそんな勉強がてら書かせてもらいましたよ

勉強すればするほど人間の体は面白い^^

それじゃ今回も「いくぞ!」

出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦 いくぞ!
出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦

目次

  1. ぎっくり腰の原因とは?
  2. ぎっくり腰の対処法とは?
  3. 日頃から心がけるべきこととは?
  4. まとめ

ぎっくり腰の原因とは?

ぎっくり腰を起こしやすい状態というのはどういう状態でしょうか?

ベストコンディションの状態ではぎっくり腰はなかなか起こりにくいでしょう

じゃあ答えは簡単で、その逆の悪いコンディションの時です

悪いコンディションの時というのは・・・

  • 筋肉を使いまくって疲労している時
  • 体が冷えている時
  • 慌てている時など

なかでも意外と多いのが三つ目の「慌てている時」です

置いてある荷物を避けて椅子に座ろうと、ちょこっと腰を捻るという動作をすることがあると思います

しかし、こういった動作が結構危なかったりするのです(気を抜いて力が抜けてしまってるからね)

その他には、ものを拾う動作というのも結構危ないです

腰から曲げるのではなく腰を落として下半身の力を使ってものを拾いましょう

腰を曲げるのは厳禁!!

腰から曲がる人は腰痛になりやすい

普段からそういったイメージを持つことが重要です

また、インナーマッスルでもある骨盤底筋が弱っているとぎっくり腰を誘発しやすいです

頻繁に尿漏れがあるとかいう人は日頃から鍛えておくことが大事ですよ

骨盤底筋の鍛え方や尿漏れに関することはこちらに記載しています^^

ぎっくり腰の対処法とは?

寝違いなどと同じように、痛めてしまってすぐの場合は温めるよりも、氷嚢などで冷やす方がいい場合が多いです

ぎっくり腰を起こして痛みが出ている部分が熱を持っていたり、入浴により痛みが強くなってしまったという場合にはやっぱり冷やすほうが効果的なのです

痛みがひどすぎるという場合は市販の痛み止めの飲み薬を飲むのもいいでしょう(もちろんコルセットなどできちんと固定を行っているということが前提ですが・・・)

その後の対処方法としてはお風呂などで温めたり、筋肉を軽く刺すって痛みが和らぐようなら積極的に動かすという方法をお勧めします

痛い部分の筋肉の血流を良くするよりはその周辺の筋肉や関節の動きをよくすることを考えたほうがいいでしょう(周りから攻める)

ぎっくり腰は絶対安静にしているよりも、固定しつつ積極的に動かしたほうが回復が早いというのが最近のブームです

足に痺れが出ていたり、痛みで全く動けない状態なら無理せずに安静にしましょう

2〜3日しても症状が改善しなくて、痺れや排尿障害などがある場合は整形外科へ行きましょう

よくいう腹筋運動は腰痛にいいのか?

Beautiful woman doing bicycle crunch on light background
やりがちですよね

腹筋運動をすると腰痛予防になるということを聞いたことがあると思いますが、腹筋運動は最近では腰に悪いというのが通説となっています

腹筋だけ鍛えるのではなく、下半身全体の筋肉(特に太ももの前)を鍛えるのが効果的です

いずれにしても無理せずに少しずつ動かしていきましょう

バランスボールなどを使ってやると腰を痛めずにできるよ

日頃から心がけるべきこととは?

行儀悪い・・・けど腰にはいいんよね・・・

普段から変な体勢で生活していたりすると体は歪んでしまいがちです

ここでは、普段の姿勢を気をつけるということは当たり前にやってもらうということを前提に、さらに腰痛になりにくい方法を加速させることを軽くまとめておきますね

インナーマッスル強化

お腹の中にある筋肉(インナーマッスル)を鍛えましょう

簡単にいうけどどうやって鍛えたらいいんだい??

先ほど紹介した負荷の少ない方法をお勧めします

もっというと、お腹を膨らませたり、凹ませたりする(アバラが浮くくらい)だけでも十分インナーマッスルを鍛えることができるのでまずはそこから始めてみるのもいいでしょう

千里の道も一歩からです

骨盤底筋を鍛える

骨盤底筋の体操をこちらに紹介しておきます

椅子に座ってできるので誰にも気づかれないでできますよ^^

1、深呼吸して体の力を抜く
2、肛門〜膣の筋肉を1〜2秒間締める
3、1〜2秒間ゆるめる
4、肛門〜膣の筋肉を締め、胃の方へ引き上げるイメージで5秒数えて、5〜10秒間ゆるめる
※2〜4を5回で1セットとして1日10セットが目標です

太ももを鍛える

太ももの鍛え方はたくさんありますが、スクワットができる人はスクワットをしましょう(難しいんだけどね…^^;)

できないという人は寝てやるパターンと椅子に座ってやるパターンがあるのでこちらからやってみましょう

ガンガンいきたい人は階段ダッシュで^^(個人的にはとても好き)

ストレスケア

ストレスが溜まることによって腰痛を引き起こすということもあります

筆者的には、ストレスが溜まることによって姿勢や血流が悪くなり、筋肉が疲労物質により固まり腰痛を引き起こしているんじゃないかなぁ・・・と思っているのですが、一言で片付けられないのが腰痛ってやつなんですよね

腰痛で来院してきた患者さんに対して、いかに腰が痛いかをいうことを聞いてあげただけで痛みが和らいだということはよくあることです(マジで)

整形外科なんかでも安定剤を処方しただけで腰痛が緩和したなんて話も聞きます

人生色々

ストレスも色々あります

ストレスにもいいストレスと悪いストレスというものがあります

簡単にいうと・・・

「悪いストレス」・・・肉体的、経済的、社会的にダメージを被ること全て

「良いストレス」・・・自分に実害のないもの全て

ストレスに強い人はそもそも腰痛になりにくく、腰痛になってもそんなに苦に思うことはありません

ストレスに強い人とは・・・

  • 出来事をチャンスと捉える
  • 完璧を求め過ぎない
  • 自分の意思を主張できる
  • 自分の裁量で仕事をしていると捉えている

こんな人です

ストレスに弱い人とは・・・

  • 出来事を脅威と捉える
  • 真面目で完璧主義
  • プライドが高い
  • 自己主張が苦手
  • 仕事をさせられていると感じている

さらに、遺伝や性格、環境の影響もあります

家族がうつ病を経験している人は、遺伝的にストレスに弱い傾向にあるようです

性格としては真面目な人(オレだ!)、完璧主義な人(オレだ!)、一人で抱え込んでしまう人(オレだ!)はストレスに弱いようです・・・( ;  ; )

以上を踏まえて過去にもストレスについてとってもいいことを書いているのでこちらを見てみるのもいいと思います

まとめ

ぎっくり腰が起こる原因は色々ある

体のコンディションが悪いと起こりやすい

  • 筋肉を使いまくって疲労している時
  • 体が冷えている時
  • 慌てている時など

慌てている時やボケっとしている時なんかは完全に油断しているのでぎっくり腰の確率が上がる

対処方法は症状によって様々

全く動けなかったり、痛みがひどい場合は安静にしましょう

入浴やさすったりして痛みが緩和するようならストレッチや温活でどんどん血流を促進しましょう

2〜3日しても全く痛みが変わらない、もしくは酷くなっていく、排尿障害などが出てくるようなら整形外科へ急げ

腹筋運動も気をつけてやらないと腰痛を再び起こす原因となる

腰痛予防には「インナーマッスル強化」「骨盤底筋強化」「太ももの強化」「ストレスケア」を行う

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

書いてる人            

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家

「幸せになりたい」と言う人よりも「今、自分は幸せだ」と言う人の方が、幸せになっていくもの・・・

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