健康診断に行ったからがんの種類と原因を再確認する②

健康診断って色々わかって楽しいですよね

そう言っていられるのは若いうちだけ・・・

歳をとるといろんな病気が見つかってしまいます

そんな病気になりがちなのが今回取り上げる「肝臓」です

出典「幽遊白書」冨樫義博 蔵馬 うまい食事と適度な運動
出典「幽遊白書」冨樫義博

そんな肝臓ですが、普段からしっかりと検査して、蔵馬が言うみたいにうまい食事と適度な運動でなんやかんやで改善してしまいます

そんな肝臓について今回も熱く語ってみたので「最後までゆっくりしていってね^^」

目次

  1. 沈黙の臓器肝臓
  2. 肝臓がん
  3. 肝臓がんと飲酒の関係
  4. まとめ

沈黙の臓器肝臓

肝臓病の原因と進行状況

みなさんは肝臓がどこにあるのか知ってますか??

肝臓は横隔膜の下にあって、お腹の右上にある最大の臓器です

肝臓のばしょ
わかるかな??

ちなみにここを殴られるとめちゃくちゃ痛いです^^;

出典「はじめの一歩」森川ジョージ レバーブロー
出典「はじめの一歩」森川ジョージ

働きはというと・・・

  • 胆汁の生成
  • 糖、タンパク質、脂質などの代謝
  • 有害物質の解毒
  • 血液の貯蔵

などの働きがあります

肝臓病の代表的な要因は3つあります

  1. アルコール
  2. ウイルス
  3. 生活習慣

肝疾患には「急性」と「慢性」があります

「慢性疾患」軽い症状が半年以上続いている状態で、肝硬変肝がんに進行する可能性が高い

肝臓といったらアルコールを想像しますが、アルコールの大量摂取で起こるアルコール性肝障害は肝臓内に中性脂肪が貯まってアルコール性脂肪肝になり、アルコール性肝炎へと進行し、みんなよく知ってるアルコール性肝硬変になり最終的に肝臓がんという状態になります

進行の流れ・・・「アルコール性脂肪肝」→「アルコール性肝炎」→「アルコール性肝硬変」→「肝臓がん」

沈黙の臓器・・・

よく聞くフレーズですが、肝臓は肝障害が起こってもなかなか症状が出ないのが特徴です

肝硬変になってから腹水や黄疸、静脈瘤、吐血などの症状が出てくるとかなり治療はハードモードになります

肝硬変の主な症状はこちら

  • 全身の倦怠感
  • 黄疸・皮膚の痒み
  • 腹部・下肢のむくみ
  • 食欲不振
  • 指先が丸く膨らむ「ばち指」
  • 手掌紅斑(手に赤い斑点ができる)
  • クモ状血管腫

「ウイルス性肝炎」は、文字通りウイルスが原因で肝臓に炎症が出てしまう疾患です

日本で多いのは「C型肝炎」で、B型肝炎と同じく血液や体液を介して感染します

肝炎は旧世紀の症状で治ることもあれば、慢性化して肝硬変や幹細胞がんなどの病気が発症することもある

最近多いのが「アルコールをそんなに飲んでいないのに肝臓がんになるひと」です

肥満の人の多くに脂肪肝が見られるが、肝硬変から肝臓がんへと進行する脂肪肝(非アルコール性脂肪肝炎)がその要因と言われています

なにはともあれ、肝機能の改善は生活習慣の見直しから始めることがよさそうです

肝臓がん

肝臓のがんにはいくつか種類があります

「肝細胞がん」・・・肝臓の細胞ががん化して起きるもので、圧倒的に多いため「肝がん」といえばこれ

「胆管細胞がん」・・・肝内の胆管から生じるもの

年間の死亡者は約3万人くらいで、男性に多い傾向にある

肝細胞がんの発生する主な原因は「B型肝炎ウイルス」「C型肝炎ウイルス」ですが、このどちらにも発癌に直接関係する遺伝子があるわけではない

肝臓は再生能力が高いのが特徴的ですが、ウイルスによる炎症が何年にも渡ると、「肝炎」となります

肝炎が6ヶ月以上続くと「慢性肝炎」となり、さらに肝硬変や肝臓がんなどに進展する可能性があります

なので、早期発見と早期治療が重要です

心当たりがないのに感染していることも稀にあるので、血液検査を定期的に受けるといいでしょう

ウイルス感染以外の要因は・・・

ウイルス感染以外の要因としては以下の要因があります

  • 多量飲酒
  • 喫煙
  • 食事性のアフラトキシン(カビから発生する毒素)
  • 糖尿病など

最近では、肝炎ウイルス感染を伴わない脂肪肝が関係する肝細胞癌も増えています

ここでもやっぱり、生活習慣病や肥満を改善し、肝臓に溜まった中性脂肪を減らすことが大切になってきます

肝臓がんと飲酒の関係

ちょうどいいアルコールの目安

 肝臓の働きは、運ばれた栄養分を貯蔵し、代謝の中枢となって毒物や薬物の処理(解毒作用)を行います

あとは、胆汁も作って消化の手助けも行う再生能力の盛んな臓器の一つです

 肝臓と飲酒の関係はやはり切っても切り離せない話題です

飲酒が肝臓に悪いことや、大量飲酒の習慣が「肝硬変」の原因になることはよく知られていることですが、肝硬変から肝臓がんに進行することも多く、飲酒と肝臓がんは関係が深いと考えられています

アルコールの発がん性は完全には解明されてはいませんが・・・

アルコールを飲むと体内で発がん性のある「アセトアルデヒド」と酢酸の順に代謝されます

こいつが、細胞内部のDNAに損傷を与え、損傷の修復を邪魔することでがんを引き起こしていると考えられています

特に日本人には特に日本人にはお酒に弱く、アルコールの退社物であるアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱い人が多いので、飲酒の肝臓への負担や影響は外人さんとは異なると考えられています

ちなみに二日酔いは「アセトアルデヒド」が肝臓で十分に処理されないことで起こる現象です

健康診断で、「γGDP値が高いのでお酒の量を控えよう」と言います

γGDPは単艦で作られる酵素で、幹細胞で作られるGOTと一緒に「トランスアミナーゼ」と呼ばれています

肝臓でアミノ酸の代謝に関わる働きをしていて、肝細胞が破壊されると血中に流れ出てくるので、その量によって肝機能を調べることができるのです

つまり「γGDP」「GOT」の両者の数値が高いということは慢性的に肝細胞が破壊され続けているということです

まとめ

肝臓病の3代原因は「アルコール」「ウイルス」「生活習慣」

アルコール性肝障害は、アルコール性脂肪肝を発症し、アルコール性肝炎になり、アルコール性肝硬変になり、肝臓がんへと進行する

肝臓は沈黙の臓器なのでなかなか症状が出ない

症状が出ると治りにくい

ウイルス性肝炎はウイルスが原因で、日本ではC型肝炎が多い

肥満の人の肝臓がんは脂肪肝が原因で、生活習慣を改めることが重要

肝臓がんには「肝細胞がん」「胆管細胞がん」があり、肝細胞がんが圧倒的に多い

日本では年間3万人くらい肝臓がんで死んでる

肝細胞癌の発生する主な要因は「B型肝炎ウイルス」か「C型肝炎ウイルス」がある

ウイルスの炎症が半年以上続くと慢性肝炎になり、そこから肝硬変や肝臓がんなどに進展する可能性がある

飲酒と肝臓がんとの関係は切っても切り離せない話題

アルコールを飲むと「アセトアルデヒド」と酢酸に分解される

これらが細胞内部のDNAに損傷を与え損傷の修復を邪魔することでがんが引き起こされる

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

書いてる人            

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。

よく笑う女はモテて、よく笑う男は仕事に恵まれる。よく笑わせる男はモテて、よく笑わせる女は、仕事で偉くなる・・・

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