面白い人体の仕組みと働き「肝臓」

今日はみなさん大好き「肝臓」についてですよ

私はお酒を飲まないから関係ないという人もいるでしょう

しかし、肝臓は何もお酒のことばかりで働いているわけではありません

その他にもたくさんやることがあるのです

そんなわけで・・・・

今回の記事でわかること

・肝臓の仕事がわかる

・肝臓の能力がわかる

・肝臓に良い食品がわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

目次

  1. 肝臓は仕事がたくさん
  2. お酒に強い人と弱い人の差とは?
  3. 座薬がよく効くのは・・・
  4. 切っても復活する
  5. 肝臓に良い食品
  6. まとめ

肝臓は仕事がたくさん

肝臓 忙しい
仕事がたくさんで目が回る・・・

肝臓はとても忙しい臓器です

栄養分の合成・貯蔵、代謝など生命維持に欠かせない最大の臓器です

右肋骨の下側にある肝臓は成人男性で約1200〜1500g、女性で約1000〜1200gもある人体最大の臓器です

肝臓は手術で70%くらい切除したとしても、もとの大きさに戻るという驚異的な再生能力を持っています

そのメカニズムは解明されていませんが、特殊な細胞分裂の仕方に秘密があるのではないかと考えれています

肝臓は、栄養分の分解や合成・貯蔵、代謝、胆汁の生成など、生命の維持に欠かせない役割を担っています

特に重要なのが、栄養分の化学処理です

エネルギー源となる炭水化物は、腸内で果糖などの単糖に分解して、肝臓でブドウ糖に科学処理されて活用されます

また、この時余った(とりすぎてしまった)ブドウ糖をグリコーゲンとして貯蔵します

よく聞く肝臓の働きとして、有毒物質やアルコールを無毒にする働きもあります

例えば腸内で分解されたアミノ酸を肝臓でタンパク質に合成しますが、その時に有害なアンモニアが発生します

肝臓ではこれを尿素に変え、腎臓でろ過し膀胱へと運ばれ、尿として排出します

また、アルコールを摂取すると、肝臓で酵素によってアセトアルデヒドという物質に分解します

これはホルマリンの一種で有毒物質です

肝臓ではこれを最終的に二酸化炭素と水に分解し、体外に排出します

お酒を飲みすぎるとこの分解が追いつかずに気分が悪くなったり、二日酔いになったりします

お酒に強いか弱いかは、アセトアルデヒドを分解する酵素、ALDH(アルデヒド脱水素酵素)をどのくらい持っているかによります

ちなみに、アルコールの分解は3時間かかります

そしてアルコールの分解酵素は、日本人よりも欧米人の方が多いといわれています

その他、古くなった赤血球中のヘモグロビンを分解して、胆汁や新しい赤血球の材料を作る働きもあります

お酒に強い人と弱い人の差とは?

お酒 二十歳
お酒はハタチになってから

お酒に強いかどうかはアルコール代謝物質を分解する酵素、ALDH(アルデヒド脱水素酵素)をどのくらい持っているかで決まります

日本人は欧米人に比べてこの酵素の量は少ない人が多く、比較的お酒に弱い民族と言われています

全くもっていない人は下戸ですね

座薬がよく効くのは・・・

座薬 お尻
ボラギノールではない

座薬は直腸下部から吸収されると、肝臓を通らず全身に運ばれます

肝臓で代謝されないため薬剤の量が少量で済み、肝臓に負担をかけることもないので、効率の良い薬剤投与法と言えます

切っても復活する

出典「ドラゴンボール」鳥山明 再生
出典「ドラゴンボール」鳥山明

肝臓は、高い再生能力のある臓器です

手術などで3分の2を切り取られても、1年後にはほとんど元の大きさまで戻ると言われています

肝臓に良い食品

肝臓 優しい 食べ物

ここでは肝臓に良いとされている食品をざっくり5つ紹介していきます

手軽に手に入るものばかりなので是非みなさんも食べていきましょう

①マメ科植物・・・レンズ豆、ひよこ豆、大豆、えんどう豆などのマメ科植物は肝臓の病気のリスクを下げてくれます。大豆には、中性脂肪のレベルを下げるのを助けてくれて、されに内臓脂肪が蓄積するのを防いでくれるたんぱく質である、β-コングリシニンが含まれている。

②ガーリック・・・ガーリックは強力な薬効である化合物アリシンが含まれていて、血液の流れをスムーズにして、コレステロール値を下げてくれる。また、ガーリックは疲労回復にも効果的で肝臓を病気から守ってくれる効果もあります。

③コーヒー・・・コーヒーには、脂肪リスクを下げる、肝臓の病気のリスクを下げる、2型糖尿病のリスクを下げる、脳卒中のリスクを下げる、認知症のリスクを下げる、脂肪燃焼を促すといった様々なメリットがある。

④オメガ3脂肪酸・・・

①オメガ3脂肪酸サプリメントを摂取すると、肝臓から余分な脂肪を取り除くのに役立ち、脂肪肝を改善する。

②うつ病や不安といったメンタルの不調を軽減してくれる

③炎症や体の痛みを減らしてくれる

④オメガ3脂肪酸の摂取量を増やすと、アルツハイマー病と認知症のリスクが下がる

⑤オメガ3脂肪酸は血中中性脂肪を大幅に低下させる可能性がある

⑤ナッツ・・・ナッツをたくさん食べるにつれて、非アルコール性脂肪肝疾患のリスクが下がる。さらに炎症を減らしてくれてインスリン抵抗性を改善し、酸化ストレスを減らしてくれる。

まとめ

今回は今までやってきた肝臓の簡単なまとめ記事になってしまいましたね

肝臓とお酒や肥満は切っても切り離せないものです

今回の記事を参考にしてもらって、どうか肝臓を労ってあげてください

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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書いてる人            

広島県の福山筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。毎度毎度自分でもよくこんなに調べて書くなぁと感心する^^

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