やる気は必要なし?自動でやる気を出す方法
つい先日空手の審判に行ってきました
この大会ね
そこでの昼食時間で各流派の先生方と食事をしていると・・・
糖尿病の薬、血圧を下げる薬・・・
いろんな薬を飲みながら食事をしている先生が多いことに気がつきました
悟空みたいに、いくら強くっても病気には勝てなかったということです・・・

出典「ドラゴンボール」鳥山明
「タバコや飲酒はダメだよ」「このままだと糖尿病になるよ」・・・そんなふうに言われてやめれてたらそんな簡単なことはありませんよね
まさにネテロ会長の言葉が出てきちゃいますよね

出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博
しかし、それって脳の仕組みが原因だよ?っていわれたらなんか救いがありませんか?
人間の脳は「苦痛を避けて快楽を求める」習性があります
だから将来困ると注意されても今困っていないとその行動を変えようとしないのです
「今のまんまじゃだめだ」「自分を変えたい!」と思っているそこのあなた
数年後に安西先生に・・・
「まるで成長していない・・・」

出典「スラムダンク」井上雄彦
そんなこと言われないようにしたい人は、今回も最後まで心して刮目せよ
それじゃ今回も「いくぞ!」

目次
- 周囲の人は行動を変えてくれない
- 脳は「恐怖」では動かない
- 脳はポジティブな情報だけ受け入れる性質がある
- 行動を変える3ステップ
- これらの方法を日常生活に応用しよう
- やらされてる感じより「自分でコントロールしている感じ」
- まとめ
周囲の人は行動を変えてくれない

出典「スラムダンク」井上雄彦
スラムダンクのゴリのように「もっと練習しろよ!」って言えばいうほど周囲の人が離れていく

スラムダンクのゴリに限らず、子供に「勉強しろ」と言えばいうほど反発される
上司が部下に「ちゃんとやれ」って言っても変わらない
どれだけ正論をいったとて、人はいうことを聞かないどころか反発してしまうことも多いのです
教育現場や医療現場でも「正しい情報を伝えれば人は変わる」という誤解があります
東大に合格するにはコツコツ勉強するしかない
- 健康になるためには適度な運動と適度な食事と適度な睡眠が必要
- お金持ちになるにはお金をコツコツ貯めて投資をして働くしかない
- 死ぬほど鍛える。結局それ以外できることはない(真菰)

出典「鬼滅の刃」吾峠呼世晴
知識だけでは行動は変わらない

出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博
それができれば苦労はしねェ!!!なんていってないで、ここはスマートにいきましょう
人が変わるには脳の仕組みに合ったアプローチが必要なのです
脳は「恐怖」では動かない

岸辺露伴は動かない・・・
よくある脅し文句でこんなんがあります
「タバコを吸うと肺が真っ黒になるよ」
「勉強しないと将来めっちゃ困るよ」
「お菓子ばっか食べてると糖尿病になるよ」
こんな言葉を使って周囲の人を動かそうとしたりした経験はありますか?

私はあります・・・(ねずみ風)
だが、周囲の人は全く動こうともせず・・・
それどころか、軽く嘲笑する始末・・・
それもそのはず
脳はネガティブなことをいわれるとびっくりして「動けなくなる」「無視する」「都合のいい言い訳を作る」などの行動に移ります
特に「無視する」「都合のいい言い訳を作る」っていうパターンの人は多い気がします(筆者調べ)
ブーメラン効果
みなさんは「ブーメラン効果」ってご存知ですか?
強い説得や脅しは逆効果ってやつです
- 「勉強しなさい!」と言われると、かえってやる気を失う
- 「お酒を飲むな!」と言われると、余計に飲みたくなる
- 「こんな奴と結婚したらダメ!」と言われると、駆け落ちしてまで結婚してしまう
つまり、「恐怖や強制」には限界があり、人を動かすどころか逆に反発進を呼び起こすのです
脳はポジティブな情報だけ受け入れる性質がある

脳は「自分に都合のいい話(防衛バイアス)」だけ信じてしまう特徴があると言います
こんな経験はありませんか?
健康診断で「ちょっと悪いですね」と言われても、「自分は大丈夫」という謎の理屈で納得させる
危険な情報を突きつけられると、それを否認したり、都合よく解釈してしまうのです(正常性バイアス)
これはおっさんだからとかじゃなく全年齢で共通する脳の習性です
正常性バイアスの例
- 喫煙者に「肺がんリスクが高い」と伝えると → 「でも親も吸ってたけど長生きした」
- 運動不足の人に「心疾患のリスクがある」と言うと → 「でも自分はまだ若いし平気」
特に、若者はポジティブな情報を信じやすい傾向にあります
自分に都合のいい情報ばっかり聞いてしまうというのが、人間の習性なのです
行動を変える3ステップ

さぁ!ここからが本題です
脳を自動的に動かしてやる気を起こす3ステップを紹介していきます
今まで散々人から注意を受けても全く動くことができなかった人はこれから紹介する方法を試してみるといいと思います
社会的インセンティブ(みんなやってる)

人間とは「社会的動物」です
自分ひとりの判断よりも「他人がどうしているか」に大きく影響されます
実際新型コロ助の大流行した時だってこの「他人がどうしているか」というのに大きく動かされていたって経験があるでしょ?
筆者はどうしたかって?
もちろん、筆者は五条悟なので「天上天下唯我独尊」で生きてましたよ^^

実験例:納税率が上がった!
イギリスで行われた実験では、納税を促す通知文を工夫しました
- パターンA:通常の「納税期限を守ってください」という通知
- パターンB:「90%以上の国民が期限内に納税しています」という通知
結果、パターンBを受け取ったグループの納税率が大幅に上昇しました
つまり「みんなやっている」という情報が最強のモチベーションになったのです
なんとも日本人的だねぇ・・・
実験例:ホテルのタオル再利用率
アメリカのホテルでは「環境保護のためにタオルを再利用してください」と掲示しても効果は薄かった
しかし「この部屋を利用したお客様の75%がタオルを再利用しています」と掲示すると、再利用率が急上昇しました
日常生活への応用
- 子どもに「宿題やりなさい」と言うより「クラスの8割の子はもう宿題終わってるよ」と伝える
- ダイエット中の人に「多くの人が夜は炭水化物を控えてるよ」と共有する
人間は「他人の行動」を無意識に基準にする
これが社会的インセンティブの力です
他人の行動を無意識に基準にするので、自分に関わる、もしくは基準にする他人を自分よりも劣っているに設定してしまうとどんどんダメになってしまうので注意が必要です
じゃないと、どんどん筋肉が退化しちまうぜ・・・

出典「グラップラー刃牙」板垣恵介
ちなみに筆者が基準としているのは「大谷翔平」「スティーブ・ジョブズ」「イチロー」「松下幸之助」くらいかなぁ・・・
即時報酬(今すぐ褒美を授ける)

出典「スラムダンク」井上雄彦
人は「未来のご褒美」よりも「今すぐの小さな報酬」に強く反応します
なぜ深夜のコンビニでついスイーツを買ってしまうのか?
それは「今楽しい」が脳に強烈に働くから
なぜいつでもどこでもどんなことでもトレーニングにつなげて考えてしまうのだろうか?
これも「今楽しい」が脳に強烈に働くから(俺だけか笑)
この性質は、原始時代から受け継がれていて、長期的利益より当面の快楽を追い求めるのが人間の生存本能なのです
今楽しい・・・
この感情をうまく利用した実験を紹介していきますね
実験例:病院の手洗い率が90%に!
ある病院では医師や看護師の手洗い率が10%程度しかありませんでした
そこで「手を洗うたびにセンサーが光り、音が鳴ってポイントが貯まる仕組み」を導入したところ…
なんと手洗い率が90%まで上昇しました
「未来の感染リスクを下げる」より「今すぐ小さな達成感を得られる」方がはるかに強力だったというお話でした
実験例:禁煙成功率3倍
アメリカの実験では、禁煙プログラムに参加する人を2グループに分けました
- A:普通に禁煙を続けるグループ
- B:禁煙を1週間続けるごとに小さな金銭的報酬を得られるグループ
結果、Bグループの禁煙成功率はAの3倍になりました
日常生活への応用
- 勉強を30分したらチョコをひとかけ食べる
- 運動をしたらお気に入りの動画を見る
- 仕事を一区切りしたらコーヒーを楽しむ
「未来の大きなご褒美」より「今すぐの小さなご褒美」を設けるのがコツです。
進歩の可視化(現状の把握)

人間は「あと少しでゴールに届く」と思うと強いモチベーションを感じる生き物です
遠く霞んで見えるような目標だとハナっからやる気なんて生まれてこないです
この「進捗の可視化」をうまく使った例をいくつか紹介していきますね
実験例:スタンプカード
カフェでスタンプカードを配布する実験の話
- A:10個で1杯無料
- B:12個で1杯無料、(ただし最初から2個押してある)
結果、Bグループの方が早くゴールに到達しました。
「すでに進んでいる」と感じられると、努力を続けやすいのです
ゼロイチよりも少し進んでいる方がやりやすい
実験例:Apple Watchのリング

Apple Watchのアクティビティリングは「あと少しで完成する」という可視化の仕組みです
このおかげで世界中の人が「ついもう少し歩こう」と思えるようになったとかならなかったとか
日常生活への応用
- ダイエット記録をグラフ化する
- 学習アプリで経験値を見える化する
- Todoリストでタスクを消していく
「進歩が見える」ことで、人は自然と前進を続けられるのです
これらの方法を日常生活に応用しよう

ここまで紹介した3つの仕掛けは、日常や仕事にも応用できます
以下の方法で自分の思った通りの未来予想図を描いて実現してみてはいかがでしょうか?
ダイエット
- 友達と一緒に取り組む(社会的インセンティブ)
- 運動後にお気に入りのスムージーを飲む(即時の報酬)
- 体重や歩数をアプリで見える化(進歩の可視化)
禁煙
- 禁煙仲間を作る(社会的インセンティブ)
- 1日成功ごとに自分に小さなご褒美(即時の報酬)
- 吸わなかった日数をカレンダーで可視化(進歩の可視化)
教育
- 「みんな勉強してる」と共有(社会的インセンティブ)
- 学習後に好きなアニメを見る(即時の報酬)
- アプリで学習進捗を可視化(進歩の可視化)
ビジネス
- チーム内で進捗を共有(社会的インセンティブ)
- 小さな成功を即時に称賛(即時の報酬)
- KPIをグラフ化(進歩の可視化)
やらされてる感じより「自分でコントロールしている感じ」

出典「名探偵コナン」青山剛昌
人に行動して欲しいときは「こうしなさい」と押し付けず、「どれやってみる?」などと選択肢を出すのが有効です
「主導権は自分にある」、と思えると人はやる気になります
その理由は、人は「コントロールできてるな」って感覚がある時に1番よく動けるからです
- これなら自分でもできそうだ
- やり方 は自分で選べる
- ちょっとずつだけど進んでいる気がする
この、自分が主導権を持っているんだっていう感覚(コントロール感)が自分のモチベーションになるのです
逆にのパターンで
- こうしなきゃだめ
- まだまだ全然できてないじゃん
と押し付けられるとやる気スイッチが一気にオフになってしまうのです
だからこそ、自分や他人の行動をもし変えたいというのであれば、まずはやらされてる感ではなく自分で選んでる感を演出してみるということをお勧めします
例えば部下にはどのやり方で進めたい?と選択肢を与えてみるとか、自分自身には今日はどのタスクから手をつけようかな?なんて感じで問いかけてみます
要するに、変わるためにはまず脳みそのご機嫌を取ることが重要で、行動を変える最も確実で実は1番優しいやり方なんです
やる気が出ない時自分がダメなんじゃないかと思うのではなく、脳にちょっとだけ工夫してあげようというわけです
こんな風に思えたらきっとあなたはすでに成功への第一歩 を進み始めていること間違いなしなのです
まとめ
人間は恐怖や注意では継続して動くことができないことが多い生き物
それはその人の意思が弱いわけじゃなく、脳の仕組みがそうなっているからです
人間の行動は
- みんなやっている(社会的インセンティブ)
- 今すぐ嬉しい(即時の報酬)
- 進んでいるのが見える(進歩の可視化)
この3つを取り入れることで、人は自然に行動を変えられる
行動のカギは「恐怖」ではなく「ワクワク」である
人を動かすのは「罰」や「理屈」などではなく、「楽しさ」と「つながり」である
主導権は常に自分に持ち、脳のご機嫌をとることでやる気が勝手に出てくる
That’s all I want to say today
I love you for reading till the end
それじゃ・・・

書いてる人

著者近影
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
便利が幸せではなく、便利は便利で、便利が不幸を作ることもある。不便だから幸せを感じられることもある・・・
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