知っておきたい腰痛の知識②
さてさて、今回は前回の「知っておきたい腰痛の知識①」に引き続き「知っておきたい腰痛の知識②」と銘打ちましてお送りいたしますよ
今回の内容も腰痛に関してなるべくわかりやすく解説しておりますので腰痛に悩んでいる人はぜひぜひ見ていっていただけると面白いと思います
ちなみに私TikTokLiveにてほぼ毎日発信しておりますのでこちらでも痛みのお悩みにお答えしているので覗きにきていただけると幸いです^^
それじゃ今回も・・・

目次
- 体型と腰痛の関係
- 腰が痛けりゃ動け?
- 体が柔らかいと腰痛にならないのか?
- 腰痛リスクは40代から上がる
- 激痛や発熱がある腰痛は病院へ
- レントゲンとMRIでわかるのは?
- 疑り深い人は治りが遅い?
- まとめ
体型と腰痛の関係

結論、太っていいことはほとんどない
痩せてる人と太っている人ならどっちが腰痛になりにくいでしょうか?
なんとなく太っている人の方が、腰にかかる体重の負担も大きいし、腰痛になりやすいんじゃないか?と思うでしょう
しかし、実際はそんなに変わりないと言います
実際筆者が診ている患者さんでも痩せている人でもぎっくり腰になったりするし・・・
ただし、腰痛を起こす要因は人によって様々です
まず、痩せすぎてる人は、栄養状態が悪かったり、筋肉や骨がめっちゃ弱くなっている可能性が考えられます
そんな人は「筋・筋膜性腰痛」「腰椎椎体骨折(圧迫骨折)」などが原因の腰痛が起こりやすいです
一方の太りすぎている人は体を動かすのが面倒って人が多いです(体が重いからね)
運動不足の人が多いので、筋力の低下や柔軟性の低下から腰痛になりやすいといえるでしょう
何はともあれ、普通に考えてめっちゃ太ってたりめっちゃ痩せてるよりも標準の体型の方が腰痛の予防には望ましいのはいうまでもありません(腰痛以外の病気になるからね)
ちょっと痩せ気味やちょっと太り気味ならいいですが、過度に太ってたり過度に痩せてたり、それが原因で病気になってる人がいるなら運動習慣や栄養管理をしっかりと意識して実行しないといけません

特に運動で「体を支え、コントロールできる筋肉を維持する」ということが重要です
体型に関わらず、一定の筋肉量をキープすることが、人生を面白おかしく生きていく上で大切になってきます

出典「ドラゴンボール」鳥山明
腰が痛けりゃ動け?

結論、動ける範囲で動いていこう
しばしば腰痛を経験している人は、重いものを持たない、腰をあまり動かさないなど、あまりにも自分を甘えさせがちです
痛みがある状態なら、これ以上痛くならないように安静にして横になっている人も多いんじゃないでしょうか?
だが、ここで一言・・・

出典「カイジ」福本伸行
利根川さんみたいに「甘えを捨てろ!」とまではいいませぬが、腰を過度に守るよりは、むしろ積極的に体を動かした方が治りが早いし、痛くなる頻度も少なくなったりします
体を動かさないと筋肉がこわばり、筋力や柔軟性が落ちますよね
朝一の動きで腰が痛くなったり、洗顔やくしゃみをしただけでぎっくり腰になったりする人がいるのも、瞬間的にかかる大きな負荷に固くなり衰弱した腰が耐えられないためです
こんな脆くて不安定な状態では、そりゃなかなか良くなりませんよね
筋肉の健康を維持する上で、適度に体を動かすことが重要なんです
ちなみに筆者は過去にもぎっくり腰などに関して、安静にしているよりもできるだけ通常の生活を送る方が回復が早い(ちゃんと固定してね)って話をしてきました
ぎっくり腰の人にはだいたいこのサポーターがいいよ^^(サイズ感に注意)
だからってやたらめったら動けばいいってもんじゃなくて、痛くなった最初の2・3日は安静にしていて構いません
ある程度炎症がおさまって、「腰回りがだるい」「腰に突っ張り感がある」「腰を動かすと軋むような感じがする」って人もきちんとコルセットなどで固定しつつ徐々に日常生活の動きをしていくといいと思います
痛みが楽になったからといって急に運動したり、重いものを持ったりするとまたすぐ痛くなるので、今できることを冷静に判断して徐々に体を慣らしていくようにしましょう
体が柔らかいと腰痛にならないのか?

結論、腰や背中が柔らかけりゃいいってもんじゃない
「体がかたいと腰痛になりやすい」というお話を聞いたことがある人は結構多いと思います
確かにそれは一理あります
だが、そいつは半分正解で半分間違いです
何事もちょうどいいくらいがちょうどいいのです
実際には、ヨガの先生や新体操の選手など柔らかい体を持っている人でも腰が痛いのです
じゃあなんでそんなことが起こるのか?
その答えは体の使い方にある
前屈の姿勢を例にとって考えましょうか
腰や背中を曲げて状態を倒しているか、股関節を支点にして骨盤から倒しているかで、腰にかかる負荷に大きな差が生まれます

腰や背骨を曲げた前屈(体の柔らかさ)は、一時的に腰椎と腰椎の間が緩んで不安定な状態を作り、腰にダメージを与えていることもあります
短期的に症状が出るわけじゃないですが、長期間かけてこの動きが繰り返されると、どんどん椎間板の劣化でヘルニアになりやすくなったり、黄色靭帯が擦れて腰部脊柱管狭窄症のリスクを高めたりします
みなさんも前屈した時
背中や腰が曲がっていないかチェックしてみましょう
背中を角に丸めないで、股関節から前屈できていることが重要です
つま先に手が届かなくても別にいいんです
先ほどもいいましたよね
ちょうどいいくらいがちょうどいい・・・と
腰痛リスクは40代から上がる

結論、おっさんだからといって腰痛になるわけじゃなくどの年代でも発症するよ
腰痛は、誰でもなる可能性を秘めています
若いからといって調子に乗らないようにしましょう
逆におっさんだからといって必ず腰痛になるとも限りません
ただぁ!!

腰痛の原因や症状は年代によって違いがあります
若い人はスポーツでの怪我や、同じ姿勢をとり続けるダメージからの発症が目立ちますが、おっさんは筋肉や骨の衰えが原因の腰痛が増えてくるのです
これは、体育の授業などがあったり歩いて通学や部活などがある学生時代とは違い、体を動かす機会や頻度がおっさんになるほど少なくなるためです
個人差がありますが、身体能力が年々衰弱していく表れの一つといえます
そういった意味では、腰痛も他の病気と同じく、加齢とともにリスクが高くなるといえます
その分かれ目が40代あたりなんじゃないでしょうか
この年代から筋肉や骨が徐々に減少していき、腰痛に限らずいろんな病気のリスクが跳ね上がります
加齢によるハンディをなるべく小さくするためにも、さっさと筋トレすることをお勧めします(まぁやらんやろけどな)
運動をすることによって負荷をかけた筋肉や骨は、年齢に関係なく確実に強くなります
筋肉量が増え、骨の強度が上がれば、おっさんになっても健やかな体の基礎が作れるのですよ
腰に不安を抱えている人は、未来の腰痛予防、腰のアンチエイジングのつもりで運動や筋トレに励んでみてはいかがでしょうか?
激痛や発熱がある腰痛は病院へ

結論、動けるならセルフケアでいけるが、動けないくらいなら迷わず病院へ行こう
腰痛の症状が出た時、みなさんはどんな感じで対処しているでしょうか?
自力でなんとかするか?
すぐに病院に行くか?
ここではどうしたらマシかを紹介しますね
まず緊急を要するのが、発熱(38〜39℃くらい)と共に激痛がある場合です
細菌性の病気の可能性もあり、自力で菌を殺すのは結構困難なんですぐに病院に行きましょう
その場合は整形外科よりも内科に行く方がいいでしょう
また、下半身の痺れや痛みを伴うもの、歩行や排泄の障害を伴う痛みの場合は整形外科での受診がいいです
ちなみに激痛といっても人によって個人差があります
整形外科での受診を勧めるレベルの激痛のイメージは「痛くて動けない」「他人の手助けがないと生活できない」など日常生活に支障をきたすほどの痛みです
一方の自力で治せるやつは、つらさをあまり感じない程度の痛みや、徐々に痛みが軽くなっていくケースです
こんな場合なら少し様子をみてもいいでしょう
腰痛の治療に整体や整骨院を利用するのもいいでしょう
何回か治療して効果があればいいですが、長引くようなら病院での画像診断で症状の原因を知り、適切な治療を受けましょう
病院と治療院の違いを理解しうまいこと利用することをお勧めします
レントゲンとMRIでわかるのは?

結論、骨のことはレントゲンで、神経とかならMRI
腰痛で整形外科を受診すると、大体の人は腰のレントゲンを撮ります
これは主に、腰椎や骨盤の向き、形、動きといった骨の状態をチェックするためだといわれています
「骨が折れていないか?」「位置がずれていないか?」などの以上を点検する意味合いもありますが、どちらかといえば骨が正常であるのを確認する目的の方が大きいといえます
腰椎の形や向きに異常がある「変形性腰椎症」「腰椎すべり症」「腰椎椎体骨折(圧迫骨折)」などはレントゲンによってわかるやつです
ちなみに、レントゲンで椎間板や神経は写りません
痺れや痛みがあり、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなど、神経の関係する疾患の疑いがある場合はMRI検査をする必要があります
MRI検査は、強い磁場の中で体に電磁波を与え、それに共鳴し振動した体内の水素原子が放つ電磁波を受信して画像にしたものです
人体を縦、横、斜めなどいろんな角度から断面画像で表示できるし、骨の内部状態や椎間板の変性、神経の障害具合などをいろんなもんを写し出します
レントゲンやCTとは異なり、X線を使わずに検査を行うので、放射線被曝の心配がないのもMRI検査のメリットと言えるでしょう

疑り深い人は治りが遅い?

出典「高校鉄拳伝タフ」猿渡 哲也
結論、何でもかんでも疑うと結局自分が損するから理解納得の上で
薬と言ったら「副作用が気になる」「痛み止めはなんの解決にもならない」などの理由で、薬の服用や注射を嫌がる人が一定数います
その辺は担当の医師としっかりと話をして理解納得の上で上手く使うという方法を私はお勧めいたします
そもそも薬は悪じゃないからです
痛みを長びかせて治りを遅くするよりも、医師と薬を信用して痛みが少しでも楽になれば、日常生活に復帰できる近道にもなります
ここでは基礎知識として知っておきたい、腰痛を改善する薬や注射について紹介してみましょうか

腰痛に処方される鎮痛薬は、急性なら「非ステロイド性消炎鎮痛薬」が主流です
市販薬では、ロキソニンやボルタレンなどのことですね
また、副作用が少ないとされているため、子どもや高齢者によく処方されるのが「アセトアミノフェン」です
こちらも、カロナールなどの商品名で売られていますね(あまり効かないのよね・・・)

これらの薬で効果が出ない場合は「神経障害性疼痛治療薬」「弱オピオイド」といった薬を併用したり、ビタミン剤などの鎮痛補助薬を同時に処方したりすることもあります

薬で痛みが改善しない場合は、痛み止めの注射を打ちます
ざっくり2種類あって、トリガーポイント注射は、痛みを引き起こす部位に働きかけます
お値段も手頃で、副作用もほぼないのが特徴です
もう一つの神経ブロック注射は、痛みを起こしている神経の付近に麻酔薬を注射し、痛みを脳に伝達する神経の働きを遮断します
どっちも一時的に痛みを止めることで、「痛みが痛みを増幅させる」悪循環を断ち切れるという特徴があります
薬や腰痛を補助するコルセットなどを駆使して1日も早い生活やスポーツ競技への復帰を目指して、亀仙人のいう面白おかしい人生を送るのが人間の幸福なんじゃないかなぁと思う今日この頃である
まとめ
腰痛と体型はそんなに関係があるとは言い切れないが、過度に太ったり痩せたりしているのは良くないので適度な筋肉量をキープしつつ人生を面白おかしく生きていこう
腰が痛い時でも初期の炎症機は安静にしつつ、徐々に固定をした状態などで日常生活レベルの動きを取り入れて動かした方が早く良くなる傾向にある
柔らかすぎる体は腰痛のもとで、柔軟性はちょうどいいくらいがちょうどいい
腰痛はおっさんだけの症状でなく、年代によって腰痛の種類は異なるが全年代に共通するものである
動けないような日常生活に支障をきたす痛みや発熱を伴う痛みは病院へ行こう
骨の以上はレントゲンで、神経や軟部組織の以上はMRIでわかるのでそれぞれの特徴を生かして診断に役立てている
薬で効かない人は注射などの治療に移行していく
薬や注射などを行う場合、半信半疑でされるがままじゃなく、医師としっかりと話をして理解納得の上で治療を受けると痛みの負のスパイラルから抜け出せる可能性が広がる

書いてる人

著者近影
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
自分の方が凄くて大変と思っているといつまでも人生は面白くも楽しくもない。凄いのは他人や周囲の人で、そのおかげだと思うと幸運はやって来る・・・
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