筆者的プロテイン選びのポイント解説

今回は久しぶりのプロテインのお話です

過去にもいろんなプロテインの悩みん答えてきたのですが、今回はそれらのお悩み解決の記事の上位互換だと思ってもらっていいでしょう

一昔前よりもプロテインを飲む人も増えてきているようですが、筆者的には「食事で栄養補給が事足りているならプロテインは必要はない」というスタンスです

なので、ここでは過度にプロテインなどに依存するというのではなく、あくまで基本的な食生活のあっての補助に過ぎないということを理解しておきましょう

さりとて、お菓子なんかを食べたりするよりプロテインを飲んだほうが断然いいです

タンパク質は筋肉作りだけじゃなく、免疫機能を高めたり、体内でいろんな酵素やホルモンを作ったりするのにも必要です

だからってタンパク質をたくさん摂ろうとすると摂取カロリーが増えてしまいます

その点で、プロテインパウダーは摂取カロリーと無駄に増やさずにタンパク質を効率良く補給できるので、カロリー管理が簡単になるというメリットがあります

でも、どんなプロテインを飲んだらいいのかわからないよ・・・という人のために今回の記事を参考にしてみたらいいと思いますので最後までゆっくりしていってくだされ^^

それじゃ今回も「いくぞ!」

出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦 いくぞ!
出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦

目次

  1. ホエイプロテイン
    1. アイソレートタイプ
    2. コンセントレートタイプ
    3. ハイドロライセートタイプ
  2. カゼインプロテイン
  3. エッグプロテイン
  4. ピープロテイン(エンドウ豆)
  5. ヘンププロテイン
  6. 玄米プロテイン
  7. その他の植物原料プロテイン
  8. プロテイン選びの注意点
    1. タンパク質含有量からチョイス
    2. 原料と内容成分からチョイス
    3. 消化吸収率からチョイス
    4. コスパでチョイス
    5. ブランドでチョイス
  9. まとめ

ホエイプロテイン

WHY(ホワイ)ではなくWHEY(ホエイ)
出典「超機動暴発蹴球野郎リベロの武田」にわのまこと

牛乳から作られる超有名なプロテインです

ホエイってやつはもともとチーズを作る時に出ていた副産物で、体内で合成されない必須アミノ酸が全部入っています^^

ホエイプロテインの特徴の一つとして吸収がめっちゃ速いというのがあります

なので、筋トレしている人は大体のでいるというのが特徴的です

それではここからはホエイプロテインの中のさらに種類を紹介していくぜ!!

アイソレートタイプ

ホエイプロテイン・アイソレートはめっちゃ細かいフィルターを使うことで、タンパク質以外の成分を大体除去して作られます

主に、乳糖、炭水化物、乳脂などが除去され、純度の高いプロテインパウダーになります

入ってる成分はタンパク質90〜95%、脂質は1%以下です

そして、それ以外は微量の炭水化物と乳糖が含まれる程度です

最もタンパク質の純度が高いホエイプロテインですが、価格もなかなか高いのです・・・

コンセントレートタイプ

フィルターを使ってプロテインの純度が高いめられますが、アイソレートタイプよりは細かくないので乳糖、炭水化物、乳脂の含有量が若干多いです

コンセントレートタイプにはタンパク質が70〜80%含まれ、それ以外が主に乳糖や脂質、ミネラル類で占められます

脂質の割合が多いのでアイソレートタイプと比べるとカロリー量は多いですが、安いのが特徴的です

なので、摂取カロリー量を増やしたいバルク期にはいいと思います

ちなみに、乳糖の含有量がアイソレーとタイプよりも多いので、乳糖不耐症の人はお腹を壊す可能性が多くなる

ハイドロライセートタイプ

加工過程で熱や酸、酵素などを加えることで、ホエイを構成しているアミノ酸の結合を壊して作ります

結合を壊して分子サイズを小さくすることで、アミノ酸の吸収率を高めているのが特徴的です

トレーニング後にハイドロライセートタイプのホエイを摂ると、アミノ酸が血中に長くとどまることなくすぐに筋肉に送られます

なので、脂肪細胞に蓄えられたり血糖値に影響したりしないとかとも言われています

アレルギーや乳糖不耐症でもハイドロライセートタイプなら問題が起きない可能性が高いので、繊細さんは試してみるといいでしょう

カゼインプロテイン

ホエイプロテインと同じ牛乳を原料としています

しかし、ホエイプロテインと違って吸収が遅いという特徴があります

カゼインは胃に行くとドロドロになりゆっくりと吸収されます

よくやるカゼインプロテインの使い方は、寝る前に摂って睡眠中でもできるだけ血中アミノ酸濃度を維持するってやつです

また、カゼインプロテインはカタボリック状態になりにくいと言われています

トレーニング直後はホエイプロテインを摂り、それ以降の空いた時間はこまめにカゼインプロテインを摂るようにすることで、筋肉の分解を抑えながら疲労回復を促進することができます

エッグプロテイン

卵白を原料にして作られるプロテインパウダーです

卵は完全食品なのはみなさんご存知の通りでしょうが、高品質のタンパク質食品であり、乳製品が苦手という人でも利用できます

ホエイやカゼインと同じように、エッグプロテインも9つ全ての必須アミノ酸を含んでいます

おまけにタンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコア(PDCAAS)値が最も高いです

結論として「タンパク質が高品質であり、消化吸収もめっちゃすごい」のです

ピープロテイン(エンドウ豆)

黄色いスプリットビーを原料にして作られた植物性のプロテインです

消化がいい、低アレルギーということもあり、ベジタリアンやビーガンの人だけじゃなく、乳糖不耐症や卵が苦手な人でも安心して摂取できます

ピープロテインも全ての必須アミノ酸を含んだタンパク質食品です

他よりも目立つのは、運動後の疲労回復に有効なBCAAが高含有されています

ホエイプロテインと比べると吸収速度は遅いですが、同じ効果があります

ヘンププロテイン

ヘンププロテインはヘンプシード(麻の種子)が原料です

必須アミノ酸の他に必須脂肪酸も含まれています

オメガ3脂肪酸(特にαリノレン酸)は心臓の健康に良く、炎症抑制に働き、中高年におすすめです

ヘンププロテインには全てに必須アミノ酸は含まれていないので、他の原料で作られたプロテインと組み合わせて補うといいでしょう

玄米プロテイン

玄米からできたプロテインです

必須アミノ酸も全部入っているわけではなく、リジンが不足気味です

なので、玄米プロテインを利用するなら、リジンが多いヘンププロテインやエンドウ豆を原料にしたプロテインを組み合わせて補いましょう

玄米プロテインは消化が良く、アレルゲン物質が少ないので、お腹の張りや下痢などが起こりにくいです

あと、玄米には食物繊維も多いので、腸の健康づくりにも役立ちます

植物性なのでベジタリアンやビーガン、グルテンフリーにも対応しています

その他の植物原料プロテイン

出典「南国少年パプワくん」柴田亜美植物
懐かしや・・・
出典「南国少年パプワくん」柴田亜美

植物が減量のプロテインは、先ほど紹介した玄米やエンドウ豆以外のも意外とあるのです

しかし、普及していないのはいくつかの必須アミノ酸が不足していたりするので、他のプロテインで補わないといけないので少しめんどくさいのです・・・

植物由来のプロテインには、植物に多く含まれる栄養素も含まれます

例えば、良質な脂質、ビタミンやミネラル、食物繊維などがあります

ビーガンやベジタリアンだけじゃなく、アレルギー体質の人にも植物が原料のプロテインはおすすめなのです

プロテイン選びの注意点

誰かわかるかな??出典「ワンピース」尾田栄一郎モーガンに切られたロッカク中尉でした^^
誰かわかるかな??
注意だから中尉・・・
出典「ワンピース」尾田栄一郎

さーてさて

ここからはプロテイン選びの注意点をいろいろ語っていこうと思いますよ

以下のことを踏襲していただけると大体はハズレはないと思いますよ^^

それじゃいってみましょう

タンパク質含有量からチョイス

重さをみよう!

いつも食べている食事だけじゃ足りないタンパク質を補うのが目的ならば、タンパク質の含有量が多い商品を選ぶといいでしょう

裏のラベルを見たら、1回の摂取量である20〜30gの中の何%がタンパク質か書いてあるのでしっかりみてみましょう^^

原料と内容成分からチョイス

原料大事

プロテインの原料や、どのような成分が入っているのかをチェックするということはとても大事です

カラダの中に入れるものですから、それを選ぶ条件にするというのは当然のことです

ダイエット中は食べられる食材が限られてたりするので、エンドウや豆や米、ヘンプなどの植物性プロテインや、複数の原料が混ざっているタイプのプロテインを選んだりするのもアリです

消化吸収率からチョイス

吸収しなきゃ意味がない

胃腸が弱い山根みたいな人は、プロテインシェイクの原料によっては胃もたれなんかに悩まされる人もいるかもしれません

出典「ちびまる子ちゃん」さくらももこ

プロテイン飲んでる人で苦手意識が高い人はこの悩みが多い印象です

そんな人はこれ・・・というものがあればいいのですが、それはいろんなプロテインを試してみて自分の体質に合ったものを探す旅に出るしかないですね

体質的にどんな原料でも問題ないという人は、できるだけ吸収率の高いものを選ぶといいでしょう

吸収率でいうならやっぱり「ホエイプロテイン」がおすすめなんですよね^^

コスパでチョイス

コスパが一番大事??

世の中いいものは高くそうじゃないものは安い・・・

プロテインも例外ではない

しかし、原料は同じでもメーカーが違うと値段が違うということもあるのでググってみて探してみるのがいいでしょう

ブランドでチョイス

ブランド志向の人は多い・・・

ブランドというものはある程度品質が保証されているものに与えられる称号です

ゆえにブランド力のあるサプリメントは信頼できるものだといえます

信頼性の高いブランドというものの多くは、第三者機関による検査を受け入れており、高い安全性を示しています

カラダの中に入れるものなので、衛生面や安全性が確保されているメーカーの商品を選ぶのがいいでしょう

通販サイトなどのレビューを穴が開くほどみるといいです

まとめ

アイソレートタイプ・・・高純度で含有タンパク質は90%以上だが、高い

コンセントレートタイプ・・・含有タンパク質は70%くらいで乳糖の量が少なめ

ハイドロライセートタイプ・・・アミノ酸吸収率高めで、脂肪細胞に蓄えれたり血糖値に影響が少ない。アレルギーや乳糖不耐症でも安心できる

カゼインプロテインはゆっくりと吸収される特徴がある

トレーニング直後はホエイプロテインを摂り、それ以降の空いた時間はこまめにカゼインプロテインを摂るようにすることで、筋肉の分解を抑えながら疲労回復を促進することができます

エッグプロテインは「タンパク質が高品質であり、消化吸収もめっちゃすごい」

ピープロテインは、消化がいい、低アレルギーなのでベジタリアン、ビーガン、乳糖不耐症、卵アレルギーでも安心

ホエイプロテインよりは吸収は遅いが、効果は同じ

ヘンププロテインは必須アミノ酸以外の必須アミノ酸も含まれていて中高年におすすめ

ヘンププロテインの飲み方は、全てに必須アミノ酸は含まれていないので、他の原料で作られたプロテインと組み合わせて補うといい

玄米プロテインは消化が良く、アレルゲン物質が少ないので、お腹の張りや下痢などが起こりにくい

植物性なのでベジタリアンやビーガンも安心

植物が原料のプロテインはビーガンやベジタリアンだけじゃなく、アレルギー体質の人にも植物が原料のプロテインはおすすめなのです

プロテイン選びは「材料」「タンパク質含有量」「消化吸収率」「コスパ」「ブランド力」で選ぼう

That’s all I want to say today

I love you for reading till the end

書いてる人

著者近影

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家

出会いは「出て」「会う」から出会い
まずは一歩前に進む
出ることから始めるように・・・

ドローンから撮影した映像

https://shiryuukai.com/3730/

sittoru
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