腰痛にならないカラダを作ろう

出典「美味しんぼ」雁屋哲 花咲アキラ
みんな筆者のこと美食家だと思ってるから・・・
出典「美味しんぼ」雁屋哲 花咲アキラ

突然ですが、実は筆者は美食家が本業ではないのです・・・

最近美味しい食事の話題が続いていましたが、イラストレーターでありマンガ家でもあるなど様々な顔を持っています

しかし、実は筆者はカラダのお悩みを解決する「治療家」でもあることは意外と知られていない・・・

そんな「治療家」である筆者も久々に治療家らしいことを書こうと思い今回は「腰痛」について語っていきたいと思います

今回の記事でわかるのは

  • 腰痛の原因
  • 腰痛の治し方
  • 腰痛の予防法

以上のことについて解説していくので、今回も最後までゆっくりしていってね^^

目次

  1. 姿勢を考える
  2. カラダの具合を考える
  3. 背中が丸くなってないかい?
  4. カラダを反らそう
  5. 自分のカラダを喜ばそう
  6. 風呂に入ると痛みが取れるのは何故か?
  7. まとめ

姿勢を考える

姿勢を伸ばす女
姿勢考えてる??

 姿勢が大事という話は筆者は何度もしています

数々の達人の話にも共通しているのがこの姿勢です

何が大事なのかというと

・姿勢が悪いと本来の力が発揮できない

・姿勢が悪いとメンタルにも影響が出る

・姿勢が悪いと見た目が悪い

などなどざっとあげてもいいことが一つもないです

逆に姿勢が悪いことでいいことがあったら教えて欲しいくらいです

さて、話を腰のことに戻しましょうか

姿勢が崩れると腰に多大なストレスがかかります

例を挙げると、重いもの持つとします

前かがみの姿勢になれば腰にストレスがかかり、酸素が欠乏している状態になります

酸素が欠乏すると、痛みの物質が現れます

ストレスがかかっているカラダは膨張しています

大体腰痛に苦しんでいる人は太っている人が多い印象がありますね・・・

・腰がパンパンに張っている人

・お尻がパンパンに硬い人

・股関節の動きが悪い、前側の詰まりが強い

・太ももの裏がパンパンな人

・ふくらはぎの外側や足の指が痺れる人

以上のような症状がある人はかなりストレスがかかっているといってもいいでしょう

こういった人は骨盤ベルトを巻くと一時的に楽になりますが、このカラクリはというと、「外にかかっているストレスを絞めることによりカラダの中心に寄せるから」です

まぁ、骨盤ベルトはあくまでも一時凌ぎですから根本的な解決方法にはなりませんね

マッサージや鍼灸などもこれらの原理が働いて一時的にストレスを取り除きますが、できれば自力でなんとかしたいと思うのが世の常です

ここでいうストレスとは「カラダの状態」のことを言います

腰痛の強い人は、ストレスの強いカラダなのです

不安や恐怖、怒りなどの心の問題もストレスの一部です

腰痛を抱えている人は「腰」「股関節」「太もも」「ふくらはぎ」がパンパンになっている人が多いです

なのでこれらの部分にかかるストレスや重みをカラダの中心である背骨で支えたいのです

この、「背骨に体重を乗せる」という発想が数々の武術の達人や運動、筋トレだけじゃなく日常生活においても重要なものになっていくのです

 脊柱は「頸椎(7個)」「胸椎(12個)」「腰椎(5個)」「仙骨」「尾骨」で構成されています

この背骨が連なって脊柱となり、カラダの重みやストレスをS字カーブによりうまい具合にしならせて支えてくれるのです

 しかし、普段の姿勢が悪く背骨でうまくカラダを支えられない人は、背中の筋肉(脊柱起立筋)がパンパンになります

これにより筋肉が緊張して血管も縮んでしまうので、痛みの物質が現れやすい状態になります

この現象はカラダの軽い子供にはない特徴で、力を抜けない大人あるあるといってもいいでしょう

 現代人はとにかく動きません

本当に動かない

イスに座るばっかりで、移動するときは車でほとんど歩かない人が目立ちます

だからって「筋トレしろ」とはいいませんよ

最初はゆっくりと歩くことからスタートしてストレスを発散させていきましょう

ゆっくりでいいのです

ストレスを溜めないしなやかなカラダにするには背骨でカラダを支える訓練が必要となります

まずは手始めにゆっくり歩くのと同時に以下の体操から始めてみてはいかがでしょうか?

人間は動くようにデザインされています

カラダの具合を考える

Beauty Woman with perfect skin Portrait. Beautiful middle-aged blonde woman shows off her perfectly well-groomed face. Plastic surgery and collagen injections. Macro face. Selective focus on face. Realistic images with their own imperfections.
考えるマダム

 カラダを支える意識

背骨全体を使って支えようと考えていても「腰が痛い人」というのは太ももや仙骨、筋肉によってカラダを支えがちです

頭で思っていることと、カラダで表現できることがズレているのです

そうなると・・・

「なんで腰痛が良くならないんだ?」

「ストレスがないカラダになりたい・・・」

「筋力に頼らないカラダの使い方をしたい・・・」

そんなふうに思っていても、結果的に筋肉でカラダを支えてしまうことになり、血管も狭くなりガチガチの体の出来上がりです

そうなると、痛みの物質を発生させやすいカラダになってしまいます

もっとカラダの声に耳を傾けて、その都度適切な力で日常生活を送らないといけません

どういったものかというと・・・

普段食事をするときに、茶碗を持ち上げると思います

その時、茶碗を持つ腕の力は茶碗を持ち上げるだけの力しか使いません

これを、腰痛になりやすい人や痛みが出やすい人に置き換えると、茶碗を持つ力じゃなく10キロのダンベルを抱えるくらいの力で持っていることになります

こういった動作を起こしていないか?

その感覚に注意を向けてみましょう

自分は普段茶碗を持つときにどんな力で持ち上げているのだろうか?

無駄な力がかかっているのかもしれないから、一つ一つの動きに注意してみよう

こんな感じで自分の動作を振り返ってみるところから始めるといいでしょう

この心とカラダの感覚のズレがなくなると痛みのないカラダを手に入れることができるでしょう

背中が丸くなってないかい?

背中を伸ばす女
背中は伸びた方が美しい

 歳をとると背中が丸くなります

この姿勢の丸さがあると、若い人でもかなり歳をとって見えます

逆に、赤子や子供はそんなことはありません

赤子や子供は背骨が反っています

もちろん大人も、背骨の反りは大切です

腰におけるストレスは、大体の場合背骨の反りやカーブで吸収できるからです

 例えば、タンスの角に小指をぶつけてしまったとき、その刺激に対してカラダは思わず反ってしまいます

背骨を反らせてしまうという動作はストレスの回避行動なのです

 子供が近くにいる人はやらせてみるとわかりますが、子供はブリッジが得意です

肘を伸ばしてブリッジをしますが、背骨の硬い大人がブリッジをすると、大体肘が伸び切らないことが多いです

この理由は、背骨が普段から動いていなくて、丸くなってしまっているからです

背骨が良い感じにS字カーブを描いていないと、ストレスを上手に吸収できずに溜め込んでしまうので、腰が痛くない時は積極的に背骨を反る運動を行いましょう

カラダを反らそう

カラダを反らす女
そらすことが本当に少なくなったね

以前書いた記事にもカラダを反らす重要性を説いたものがありました

本来、腰というのは反ったり丸くなったりする機能を持っていますが、歳をとるにつれて腰がそらなくなってきます

というか・・・

動く機会がどんどんなくなっています

筆者自身も意識してじゃないとカラダを反らすことは滅多にありません

肘をついた状態で腰が痛くなったりするのなら、腰だけじゃなくカラダの前側全体の筋肉が硬くなってしまっています

なので、以下の動画で紹介する動きを痛みのでない範囲で、段階的に少しずつ肘を伸ばしていって最終的にはブリッジするところまで行きたいところです

腰を反っても痛みが出ないカラダを作ることができたとき、腰痛はとっくにあなたのもとから去っているでしょう^^

自分のカラダを喜ばそう

プロテインを飲む女
たんぱく質はカラダのご褒美

腰痛というものは何も筋肉が緊張したり、損傷することだけで痛くなったりするわけじゃありません

嫌なことがあると痛くなるということもあります

ベジータ バカな

出典「ドラゴンボール」鳥山明

そんな・・・

バカな・・・

いやいや

それがあるのですよ

よくいう姿勢の悪さからくる肉体的な痛み

これは筋肉の緊張などの要素が大きいです

これは「一次的な痛み」といって、筋肉という場面で、損傷や酸欠が起こることにより痛みが出ます

慢性的な痛みの場合は、「脳」によって起こることが多いです

脳は知っての通り、自律神経の司令塔です

この脳が興奮したら、全身の自律神経が交感神経(興奮するやつね)に傾いて、筋肉たちは一斉に緊張し、腰などの筋肉も同時に緊張してしまいます

なので、腰痛だったら「腰」だけじゃなく周りの筋肉や筋膜、神経、靭帯、リンパ、血液などにアプローチするだけじゃなく「脳(心)」にも働きかけないといけません

心がウキウキしているときには、脳は「快」の感情が湧きます

逆に不安や怒り、恐怖、嫉妬、妬み、罪悪感などで心が乱れると脳は「不快」の感情に包まれます

この不快な感情が「二次的な痛み」の引き金となってしまうのです

なので、腰痛の予防にとって、心を快適にすることや脳をリラックスさせることはかなり重要です

慢性の腰痛は、姿勢の悪化が要因になるだけじゃなく、脳や精神状態が引き金になって起こることが多いので、病院で慢性の腰痛の患者には「抗うつ薬」などが処方されることもあります

そんくらい「脳」「心」というのは影響が大きいものなのです

じゃあ・・・薬を飲まないと慢性の腰痛は治らないってこと??

そう思う人もいるでしょうが、落ち着きましょう

薬以外でも十分対応可能です

・リラックスできる音楽を聴く

・美味しいものを食べる

・落ち着くアロマの香りを嗅いでリラックス

・美しい景色を見て感動する

・いろんな人と話をしてコミュニケーションをとる

・居心地の良い場所を作る

・筋トレ(運動をする)

このように「快」の感覚を覚醒させる

自分の心やカラダを大事にしてしっかり栄養を与えてあげると慢性的な腰痛も改善する方向に働くと思います

風呂に入ると痛みが取れるのは何故か?

入浴女子
風呂は最高!!

よくあるお話でこんなのがあります

「お風呂に入ると痛みが軽くなった」

そんな経験あなたにもありませんか?

この理由は簡単です

・温かいお湯に浸かると血管が広がるので、痛みの物質が発生しなくなる

温かくすることで自律神経の副交感神経が働き、リラックスして筋肉が柔らかくなり、血管が広がるから

・水に浸かることで「浮力」が働き、腰やお尻、股関節などの重みが軽くなるから

(腰痛の場合は、自分でも自覚できないが、腰やお尻、股関節などにかなり負担がかかっています)

ここで大事なのは、お風呂でカラダを温めるだけじゃなく、重くなっている部分の負荷をとってあげることです

腰痛や肩こり、膝の痛みでお悩みの方はお風呂に使ってみることを強く勧めます

まとめ

姿勢の崩れからカラダにストレスがかかり酸欠状態になり腰痛が発生する

頭とカラダのずれを修正しよう

カラダのストレスや重みを安定して力を発揮する背骨にのせよう

普段からできるだけ歩いて背骨を動かす運動を積極的に取り入れましょう

腰は反ったり丸くなったりする機能があるが、年齢を重ねるにつれてその機能が衰える

徐々にで良いので積極的にカラダを反らせて痛みのないカラダを取り戻そう

腰痛にはメンタルの状態が非常に大きく関わっている

心が不安や怒り、恐怖、妬みや嫉妬、罪悪感など「不快」に感じると「二次的な痛み」が出る

風呂に入ると痛みがとれるわけは・・・

・温かいお湯に浸かると血管が広がるので、痛みの物質が発生しなくなる

・水に浸かることで「浮力」が働き、腰やお尻、股関節などの重みが軽くなるから

腰痛や肩こり、膝の痛みでお悩みの方はお風呂に使ってみることを強く勧めます

書いてる人            

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。

ヘラヘラは不運を呼び、ニコニコは幸運を呼ぶ。この差が分かる人に運は味方をする・・・

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