肩の痛み、要注意のサイン

肩が痛い人なんてそこらじゅうにいるからそんなに気にしなくてもいいでしょう・・・

そんなこと言ってる人いませんかね?

肩の痛みを甘くみてはいけませんよ

いつも抱えているその不調に実は深刻な病気が隠れている可能性もなきにしもあらず

今回紹介する症状で当てはまるものがあれば一度診察を受けてみるのもの一つの手でしょう

それでは今回も最後まで心して刮目しつつ最後までぜってぇみてくれよな!

目次

  1. 肩こりには3種類のものがる
  2. 本態性肩こり
  3. 心因性肩こり
  4. 症候性肩こり
    1. ①頚椎椎間板ヘルニア
    2. ②腱板損傷
    3. ③四十肩
    4. ④頚椎症性神経根症
    5. ⑤胸郭出口症候群
  5. まとめ

肩こりには3種類のものがる

3 女性
3つありまんねん

肩こりで病院に行く??

アホなこと言ってないで運動でもして解消しなさい

それくらいで病院に行くなんて軟弱者め

多少痺れがあっても所詮は肩こりでしょ

そんな肩こりですが、この状態が医学的にどのように分けられているのかを知っていますか?

ざっくり3つ

・本態性

・心因性

・症候生

本態性とはいってみたらみなさんご存知の普通の肩こりである

心因性はストレスが原因となって起こるもの

症候性は整形外科的、もしくは内科的な何かの原因があって肩こりの症状が見られるものです

本態性は左右の方が同じように凝るなどの症状が特徴です

それ以外の肩こりでは特定の場所にこりや痛みが起こることが多いです

本態性以外の肩こりの場合、原因の特定が改善のカギとなる

本態性肩こり

マッサーじょ 女性
一般的なやつはこんなんで良くなるよ

特に病気の気配がないなどといった一般的な肩こりがこれにあたります

考えられる原因はこちら

・不良姿勢

・長時間のデスクワーク

・運動不足による筋力低下

・過労

・寒さ

・加齢

・睡眠不足

などなど

肩の周りの血流が悪くなって、痛みの物質が蓄積して痛みが出てしまいます

もしくは筋肉が過度のストレスを受けて興奮し、筋膜上の神経を介して交感神経が刺激されて、さらに緊張や凝りが出てしまうと言われています

肩こりの症状が出やすい部分は、重い頭を支えたり肩関節や肩甲骨の運動にかかわる僧帽筋です

正しい姿勢をしたり、マッサージ、運動を取り入れるなどの対策で症状は改善しやすいです

心因性肩こり

ストレス 女性
精神を病むといろんなところに不調が・・・

何かの発表前、仕事での会食、仕事の締め切り、顧客のクレーム対応などなど

これらの状況下では、無意識に肩に力が入ってしまいますよね

その時だけのストレスならいいのですが、過剰なストレスがかかり続けることで交感神経が優位な状態が普通になります

そうなると、末梢の血管が収縮して血流が悪くなってしまいます

これを放置していつも肩に力が入っていると、筋肉がもっと固くなり、痛みが出る原因になります

これによりストレスによる心因性の肩こりの出来上がりです

几帳面な人、責任感の強い人、ストレスをうまく発散できない人、悩みや不安を常に抱えている人などがこれに陥りやすいです

まずはストレスの原因から逃げましょう

症候性肩こり

肩こり 肩の痛み
これは即病院

痛みに病気が潜んでいる肩こりがこのグループの特徴です

狭心症や肺の腫瘍、消化器疾患といった内科的な病気や整形外科的な病気、または眼精疲労や頭痛などが原因で、こりや痛みなどの症状が起こるのです

姿勢を正しくしたり、運動したりしても痛みがとれない・・・

首をちょっと動かしただけで肩の周りが痛む・・・

肩や腕がびりびり痺れる・・・

肩全体が凝るのではなく、特定の部位だけに違和感がある・・・

1ヶ月以上痛みが続き、だんだん痛みが強くなる・・・

これらが、症候性肩こりの疑いがあるものである

以下の紹介する整形外科的な病気は、セルフケアやマッサージなどでは少し難しいので病院で一度画像診断を受けた方が良いでしょう

①頚椎椎間板ヘルニア

ヘルニア

椎間板内の髄核が後ろに飛び出す・・・

いわゆるヘルニアです

24個の椎体で構成されている背骨のうち、7つの頚椎で起こります

椎体の間のクッション役の椎間板の髄核が後ろに飛び出して神経や脊髄を圧迫します

頚椎を後方に反らせると首や肩、腕に痺れが出ます

筆者的には手術はお薦めせずに保存療法で様子を見ることを薦めます

姿勢や柔軟性を高めるなどのできることをやり尽くした先に手術があると考えます

②腱板損傷

鍵盤損傷 イラスト
腕を上げる剣が切れちゃう

肩を覆う三角筋の深部にある腱の複合体である鍵盤が加齢やケガなどにより切れてしまう疾患です

強い痛みが特徴で自力で腕を上げることができなくなる

ドロップアームサイン
ドロップアームサイン

四十肩と見分けが難しい

③四十肩

四十肩 肩関節周囲炎
中年以降に見られる肩周辺の炎症

正式名称は肩関節周囲炎である

原因はよくわかっていないのだが、肩関節を構成する骨、靭帯、腱などが老化により劣化し、周辺に炎症が起きて痛みが出る

夜間に痛みがひどくズキズキするのも特徴の一つ

治るのに大体1年くらいかかる

④頚椎症性神経根症

神経 骨曲
棘(とげ)のような骨が神経根を痛めつける

加齢による椎間板の変形によって背骨がトゲのように尖り、脊髄から分岐する神経根が圧迫されてしまう病気

手の指や腕に痺れを感じたり、肩甲骨周囲に耐えられないような痛みが出るなど困ったやつ

⑤胸郭出口症候群

胸郭出口症候群 イラスト
肩の関節周りで腕神経が圧迫される

首の斜角筋の間、鎖骨と肋骨の間、小胸筋と肋骨の間で腕の神経の束が圧迫される病気

電車の吊り革に掴まるときなど腕を上げる動作をしたときに上肢の痺れ、肩、腕に痛みが出る

まとめ

肩こりにはいろんな種類がある

大きく分けて3つ

・本態性
・心因性
・症候生

このうち本態性肩こりはマッサージやストレッチ、運動などで解消できる

心因性肩こりは、ストレスによる交感神経の興奮による血行不良が原因なので、ストレスを取り除くところから始めよう

症候性肩こりの場合は、病院で画像診断を行い医師の指示に従いましょう

その後医師の指示に従い、整骨院や鍼灸院で治療を行うといいと思います

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

書いてる人            

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。

他人の失敗を笑う人から運は逃げて、他人の成功を応援する人に幸運はやってくる。・・・

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