カラダが喜ぶストレッチ①
筆者はよく家庭でできるセルフケアとしてストレッチを紹介します
ストレッチ・・・
食事を控える、運動する、勉強をする、ストレッチをする・・・
みんなやった方がいいのはわかっているのですが、やらないのよねぇ・・・
短期的にも長期的にもこれらは我々の人生を豊かにしてくれるものです
ましてやほとんどの人がしていないとなれば、やったら簡単にあなたは勝ち組です
今回はそんな勝ち組になれるストレッチの疑問を解消する記事を2回に分けて語っていきたいと思いますので、最後まで心して刮目せよ
目次
運動前は動的ストレッチ?
結論、静的ストレッチが必要な人もいる
静的ストレッチは関節の可動域を広げるため、筋力が対応できずに(伸び切ってしまって力が入らない)パフォーマンスの低下につながるという意見があります
運動前は動的ストレッチという意見が最近の流行りです
確かにそうした方がいいのですが、全ての人に当てはまるというわけじゃないお
例えば、以前に筋肉を負傷してしまった人は(アキレス腱を切ったり、肉離れをしたりなど)動的ストレッチをする前に静的ストレッチをした方がいい
怪我をした筋肉は、萎縮して硬くなって伸びにくくなっています
動的ストレッチをいきなりぶっ込んでしまうと、また筋肉や腱が断裂してしまうということになりかねません
こういう人は「筋肉を温める→静的ストレッチ→動的ストレッチ」という順番に行いましょう
アキレス腱が切れた話はこちら^^
体は柔らかければ柔らかいほどよい?
結論、筋肉がない状態で柔らかすぎると怪我をする
柔軟性が高いということは、関節の可動域が大きいということです
そして、関節がめっちゃ動くということは、それを動かすため、それを支えるために大きな力が必要になります
つまり、柔らかいばかりだと、筋力がついてこなくて怪我をしてしまう恐れがあるというわけです
関節がぐらぐらになりやすく、脱臼などをしてしまったり、力が入りにくかったりするのです
フィギアスケートの選手や力士は柔軟性がハンパないですが、あれは筋肉で支えることができているからです
なのであのようなダイナミックな動きができるのです
単に柔らかいだけではダメということです
ちなみに、フィギアスケートの選手の体脂肪率は10%を切っています
足をあれだけ上げれるのは股関節を軽く外しているからです
しかし、強靭な筋肉があるので完全に外れることがないというトリビアでした
全身ストレッチが必要?
結論、体の癖などを把握して、やるべき部位を見極めよう
普段の生活では、自分が使いやすい強い筋肉に無意識に頼って生活しています
そのため、使われる筋肉は収縮しやすくなり硬くなってしまいます
そして、使われない筋肉は伸びたままになっています
全身のストレッチをすると、この伸びたままで弱い筋肉をさらに伸ばしてしまいます
バランスよく体を保ちたい場合、縮んだ筋肉を伸ばして、弱くなっている筋肉はトレーニングで強化して縮めることが大切なのです
例えば、なで肩の人の肩こりでは、首などのストレッチすることで筋肉がさらに伸びきってしまって痛みが増すこともあります
こんな時はなで肩になる原因の筋肉を伸ばして、鍛えるべき筋肉は強化することが重要です
猫背も同じだよ^^
20秒以上伸ばすと筋肉は柔らかくなる?
結論、深くゆっくり呼吸しましょう
ストレッチでは、姿勢がとても重要になります
よく動画なんかでストレッチを見ながらやっている人がいますが、実際伸びている場所が違ったり、イマイチ効いていなかったりするのは姿勢がおかしいからです
伸ばしたい筋肉が本当に伸びているかを確かめるのに、少し姿勢を変えたりして10秒くらいかかります
よく効くポイントを見つけてやっとストレッチの開始です
なので、まず目的の筋肉が伸びているのかを確認しましょう
その後でしっかりとストレッチに入ります
伸ばす間は秒数を数えて息を止めてしまっては効果が半減してしまいます
深くゆっくりと、吸って吐いて5回くらい呼吸すれば時間はそれほど意識しなくても良いのです
伸ばしている筋肉は意識しないくていい?
結論、大きい筋肉は意識して細かく伸ばそう
例えば、太ももの前面にある大腿四頭筋は後面に延びるハムストリングス
さらに、背骨の両側にある脊柱起立筋などの大きな筋肉は簡単には全体を伸ばすことはできません
ある一部分だけに刺激が入っていることがあるのです
どの部分が伸びているのかは気を付けておく必要があります
大腿四頭筋であれば、膝に近いカブが伸びていると感じたら、次は少しポジションを変えてみましょう
すると、中部が伸びてきます
このように、上部、中部、下部と満遍なく意識して伸ばすことが重要なのです
ちなみに、ストレッチは筋トレと違って伸びている筋肉に意識を全集中する必要はありません
筋肉に意識が集中しすぎると縮む性質があるためです
筋トレは使っている筋肉に集中
ストレッチは伸ばす場所を少し意識するくらいに止めるのがコツです
まとめ
運動前は基本的には動的ストレッチが推奨されるが、怪我などで萎縮して筋肉や関節が縮んでいる場合は、体を温めたのちに静的ストレッチが欲しい
体は柔らかければ柔らかいほどいいわけではなく、それを支える筋肉が必要不可欠
ストレッチは、硬く縮んでいる箇所は伸ばす
緩んで伸びているところはエクササイズでトレーニングせよ
ストレッチ中は深くゆっくり呼吸をして数字を数えて息を止めない
ストレッチ中の伸ばしている筋肉は、大きい筋肉は上部、中部、下部など意識して行いましょう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。朝早く起きるには夜早く寝る。精神的に安定したい人は①軽く運動をする②早寝早起き③タンパク質を中心に栄養摂取!「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道」byイチロー
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