腹に贅肉がつきやすい理由②
今回は前回の続きですよ
さぁ!!
腹に贅肉がつきやすい理由をどんどん説明するわよ
今回も最後まで心して刮目せよ
目次
筋肉が薄い下腹部と脇腹は脂肪が目立つ
体全体の中でも腹の部分は体脂肪が一番溜まりやすい場所です
その中でも特に体脂肪が溜まりやすいのが、お腹の正面と両サイドを占める部分です
下っ腹と脇腹に共通するのは筋肉がとても薄いということです
いわゆるシットアップと言われる腹筋運動は、お腹の下の部分には聞きにくい筋トレです
脇腹を鍛えるには、体幹を鋭くツイストすることが求められるが、体を捻る動作は日常生活の中ではあまりないのが現状です
おまけに腰の骨は捻るのがとても苦手なので、筋トレの上級者でも鍛えるのが難しい上に腰痛の原因になったりする
もともと薄いお腹の筋肉で、鍛えにくくて筋力が落ちると、タルのたがが緩むように贅肉がつきやすい部分です
下腹も脇腹も意識して強化する必要あり
下腹に効く筋トレ
脇腹に効く筋トレ
猫背姿勢だと背中の下に贅肉がつく
背中はお腹に比べて筋肉が薄いという印象は少ないが結構体脂肪が溜まりやすいと言われています
その理由は3つあります
①背中も腹部に負けず体脂肪が溜まりやすい場所だから
体脂肪計を普及する前に体脂肪を計測するときに皮下脂肪を摘んで計測する方法が主流でした
そのときによく使われたのが、二の腕と背中です
そのくらい背中には贅肉がつきやすいのです
②背中は衰えやすいため
みなさんはジムで筋トレをしたり、鉄棒で懸垂なんかをしていますか?
そうでないという人はかなり衰えていることでしょう
背中を鍛えるどころか、動かすことすら意識しない人がほとんどでしょう
動かさないと筋肉は衰えて動かなくなり、体脂肪を燃やす物質が出にくくなるのでどんどん贅肉がつきます
③猫背になりやすいから
デスクワークなどで背中が曲がってくると、僧帽筋上部が縮んで硬くなってしまいます
こんな人多いよ
筋肉には正反対の動きをする拮抗筋があり、一つの筋肉が硬くなるとその拮抗筋は伸びっぱなしで弱くなります
僧帽筋上部の拮抗筋は背中の下部から上腕に伸びる広背筋です
なので猫背で僧帽筋が硬くなるとこう背筋が伸びて弱くなり、腰背部に贅肉がつきやすくなる
おまけに腰が痛いと思いきや、この広背筋が引っ張られて痛くなるということがあるので姿勢をさっさと治しましょう
猫背の改善はこちらの記事でさっさと終わらせろ
お腹の部分は支持組織が少ない
お腹の部分は体の他の部分と大きく違うところがあります
それは支持組織が少ないということです
体幹の上半分は、胸郭という硬い骨組みで囲まれています
以上のように胸郭は、肋骨や胸椎などが作る鳥かごのような形をしています
そして、体の下半分には骨盤というがっちりした土台があります
胸郭や骨盤といった丈夫な骨格を持たないお腹の部分は、骨の代わりに筋肉でカバーします
その中でも大事なのは、体幹の深層を走るインナーマッスルと言われる、腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群などです
これらのインナーマッスルはみんなで協力して腹圧を保ちます
腹圧とは、お腹の内臓を治める腹腔にかかる内圧です
内臓を押さえる働きがあります
お腹の贅肉以外でお腹が出る理由は、腹圧が落ちて、腹腔に収まる内臓の重みに耐えかねる点にあります
体幹のインナーは、通常の腹部や背中の筋トレでは鍛えにくいです
最初に働くのが力担当の腹直筋や脊柱起立筋などのアウターマッスルです
そうなるとなかなかインナーマッスルまで出番が回ってこないです
運動不足の人は当然ながら、筋トレを普段からしている人でもお腹の贅肉が取れにくいです
なのでインナーを意識して腹圧を高める筋トレもしましょう
やり方はこちらに記載^^
テストステロンの低下
やる気が出ない
疲れやすい
いつも眠くてだるい
そんな自覚症状があるなら、男性ホルモンのテストステロンが低下しているかもしれませんね
テストステロンにはいろんな作用があって、男性ホルモンの代名詞みたいになっていますが、女性も男性の5〜10%ほど分泌されています
テストステロンが減ると先ほど挙げたような症状が現れますが、同時にお腹にも贅肉がつきやすくなります
テストステロンは筋肉を維持する働きがあるからです
テストステロンが減ると、筋肉が落ちやすくなり、代謝が下がるため体脂肪が高くなります
そうしてコツコツ増えた体脂肪はお腹に贅肉として溜まっていくのです
テストステロンの分泌量は、20歳前後をピークとして緩やかな右肩下がりとなり、加齢とともに減っていくと言われています
ここに、運動不足、ストレス、睡眠不足、大量の飲酒などがあるとテストステロンがどんどん減っていきます
テストステロンを増やしたいなら、適度な筋トレ、生活習慣を見直す、睡眠不足を解消などしたりする必要があります
飲酒も冠婚葬祭くらいで飲む程度にしたら良い
まとめ
筋肉が薄い下腹部と脇腹は贅肉がつきやすい
腹筋下部を鍛える運動と捻る運動で回避せよ
猫背だと僧帽筋が緊張してこう背筋が引っ張られて弱くなり脇腹に贅肉が溜まりやすい
さっさと猫背は治す
腹周りは骨格の空白地帯なので筋肉がないお腹は脂肪で支えることになる
加齢や睡眠不足、多量の飲酒、過度なストレスでテストステロンの分泌が減ると筋肉の維持が難しくなり体脂肪を蓄えやすくなる
運動、食事、睡眠を見直そう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。朝早く起きるには夜早く寝る。精神的に安定したい人は①軽く運動をする②早寝早起き③タンパク質を中心に栄養摂取!もう明日から4月かぁ・・・^^
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