免疫力をを知って免疫力を高めよう
「病気になりたくない」
そう思っている人がほとんどだと思います
私も病気になったりするのはごめんです
では病気になる人とならない人では何が違うのでしょうか?
年齢?性別?筋肉量?
さまざまな条件がありますが今回はそんな免疫力についての解説をしていきたいと思います
・免疫力についてわかる
・免疫力を下げてしまう行動がわかる
・免疫力の上げ方がわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合い下さい
目次
免疫力とは

免疫力とは、外敵から体を守り、病気を予防し、病気を治そうとする力です
ルフィも免疫力で助かっている
免疫の働きには「感染の防衛」「健康の維持」「老化・病気の予防」があり、がんやうつ病などの心の病気の予防も行なっています
免疫力を上げれば、我々の体の免疫機構は、病原ウイルスや病原菌から感性んを防ぎます
疲労や病気からの回復も早くなり、新陳代謝が活発になり、身体機能の低下や細胞組織の老化も防ぎます
一方で、免疫のバランスが崩れると、アトピーやぜんそく、花粉症などのアレルギー疾患や、関節リウマチなどの自己免疫疾患といった病気を起こす可能性があります
・免疫の働きは「感染予防」「健康の維持」「老化・病気の予防」
・免疫力が上がると「毎日現れるがん細胞の芽をつめる」「心の病気の予防」
・免疫力が下がると「ウイルスに感染しやすくなる」「アレルギー疾患が発生しやすくなる」「自分の免疫が自分を攻撃する自己免疫疾患の発生」
免疫力を下げている5つの要因

免疫力が低下することをしていては、いくら免疫力を上げようとしても意味がないです
そこで、免疫力を低下させている要因を5つピックアップして解説していきたいと思います
ちなみにフィンガーフレアボムズは禁呪法ですので真似しないように
①加齢による免疫力の低下
②偏った食生活による免疫力の低下
③ストレスによる免疫力の低下
④不規則な生活習慣による免疫力の低下
⑤安易な薬の常用による免疫力の低下
加齢による免疫力の低下について

免疫力は20歳をピークに下がっていきます
その要因は、NK細胞の働きが低下してしまうためです
高齢になればなるほどがん患者が増えるのはこのためだと考えられます
歳をとってもこのNK細胞の働きの低下を防ぎ、高めていきたいものです
対策は、「笑うこと」
NK細胞の活性には笑うことがいいと科学的に証明されています
がん患者に吉本新喜劇を見てもらい、血中のNK細胞の活性を調べたところ、70%以上が活性化されたという実験報告もあります
みんな笑おう!!
偏った食生活による免疫力の低下について
小さい頃からの食習慣を直すのはなかなか難しいです
野菜を中心の食生活が健康の元という話は半分本当で半分嘘ですね
免疫細胞を作っているのはタンパク質です
タンパク質が不足すれば免疫力は低下します
年をとっているからこそ、肉や魚などのタンパク質を摂りたいものです
食が細い人はやっぱりプロテインなんかで補うのもありだと思います
対策は、食事の改善
肉を食べると便秘になる人がいます
そんな人は、しっかり噛むのはもちろんのこと、キノコ類やキャベツなどの食物繊維が多い野菜を摂りましょう
30超えたら、「タンパク質と食物繊維多め、糖質少々」が合言葉
ストレスによる免疫力の低下について
免疫系の中心NK細胞はストレスにとても弱いやつです
ラットの実験で、子育て中に親子を引き離すと、親ラットのNK細胞の働きは低下し、母親と一緒にいたラットまでNK細胞の働きが低下したというのです
ストレスは周囲を巻き込むものなので、なるべくイライラしている人の近くに近寄らないといった対策が必要になってきます
その他には寝る直前に自分の好きなものやことで気分を上げるのがおすすめです
お笑い番組を見る、ペットと遊ぶなどなんでもいいので楽しいことをして寝ましょう
不規則な生活習慣による免疫力の低下について
現代は夜型化が進み、寝る直前までスマートフォンやパソコンでYouTubeなんて見ている時代です
昔の日本に戻ろうとは言いませんが、自分の体調が良くないと感じているならば、少し夜型の生活を考えてみてもいいかもしれません
対策は、早起き早寝
朝早く起きましょう
そうすると夜になると眠くなります
昼過ぎまで寝ているから夜が眠くないのです
その他には、スマホの電源を夜になったら切る、ゆっくりお風呂に入るなど工夫してみましょう
安易な薬の常用による免疫力の低下について

市販の頭痛薬や下痢止め薬は緊急時にはとても便利なものです
しかし、薬の安易な服用は危険です(宮沢静虎もそう言っている)
本来、体に備わる免疫力が体をウイルスや細菌から守っていますが、薬によってこの免疫力が低下してしまいます
特に抗生物質は腸内の善玉菌を死滅させます
まさに死滅の刃・・・・・・・・・・・・・・・・・
対策は、意識改革
薬に頼る前にまず自分の生活を見直そう
食事、運動、休養がきちんとバランスよくできているか
大体の場合、食事は偏食で、運動はろくにしない、夜寝ないなどといった場合が多いです
そして大概の病気は、休養を取れば治ります
風邪でも休めない会社なんてやめましょう

免疫力アップで予防できる主な疾患
・食生活
・ストレス対策
・生活習慣改善
しかしこんな感じで色々考えてやっていること自体がストレスになったり、長く継続することができないので、まずは食生活を整えることから始めましょう
なぜって?
それは「免疫力の70%は腸が関係しているから」
あとはできれば、ストレスが非常に多い職場を辞めるというのもいいと思います
ストレスは免疫力を極端に下げます
別に仕事を辞めてもあなたの代わりはいくらでもいますし、世の中回っていきます
免疫力アップで予防できる主な疾患
がん・・・免疫力を上げることで、1日に3000〜5000個生まれる癌細胞をNK細胞がいち早く発見して殺してがん化を防いでくれる
生活習慣病・・・免疫力アップでコレステロールに関連した脂質異常症や糖尿病の合併症も抑制してくれて、生活習慣病の予防になる
胃潰瘍・・・免疫細胞の活性化で、胃潰瘍や胃がんの原因のピロリ菌を撃退
インフルエンザ・・・免疫細胞の中のB細胞は、病原体の特徴を記憶できるので、再度侵入した場合は速やかに攻撃可能。自己免疫が上がれば、予防接種の効き目も上がる

ノロウイルス・病原性大腸菌O157・・・ウイルスや最近の感染症には、腸管免疫が対抗します。発熱や嘔吐などのつらい症状が出る前に、ノロウイルスや病原性大腸菌O157も抑え込むことが可能

アレルギー性疾患・・・花粉症やアトピー性皮膚炎など、免疫が過剰に反応して起こるアレルギーは、免疫細胞のバランスを整えれば、症状を軽減させることが可能です
免疫力を上げる方法

これまで免疫力が低下したらどうなるか?を解説してきましたが、次は免疫力をいかにしてあげるかを解説していきたいと思います
長文になってしまいますがしっかりとついてきてください^^;
①食事をゆっくりよく噛む
「よく噛んで食べろ」とよく言われますが、食事をよく噛んで食べると以下のような効果が期待できます
よく噛む→唾液が分泌→唾液の作用で活性酸素の除去→腸内細菌が元気に鳴る→免疫力アップ
・唾液の作用で免疫力アップ
・がん予防
・脳を活性化して、認知症の予防
・満腹中枢への伝達時間を稼いで、肥満防止
・唾液の殺菌作用により、歯周病の予防に
・噛むことでストレスの緩和につながる
・ブン殴られても効かなくなる^^by松尾象山

噛むメリットについてはこちら
②体温を37℃前後に保つ
体温が下がると免疫力が低下します
免疫力が一番活発になるのは37℃前後です
体温を上げる方法は「首」「背中」「腰」「足首」などを効率的に温めることも必要ですが、その他には、「筋肉のもととなるタンパク質の摂取」「冷たいものをとらない」「お風呂」などがあります
低体温は免疫力が弱くなるので体温の低下に気をつけましょう
③入浴の工夫
熱いお風呂が好きな人が多いかもしれませんが、免疫力を上げるには少しぬるめの39℃くらいのお風呂が良いでしょう
熱いお風呂は体の芯が温もる前に暑くて上がってしまうからです
入浴時間は15分〜20分
しっかり浸かってぬくもりましょう
石鹸やナイロンタオルでゴシゴシあらうのは常在菌も殺してしまうのでNG
体は手洗いで優しく洗う程度で十分です
①洗面器に入浴時より暑い42℃くらいのお湯を張る
②足首までお湯につける
③お湯が冷めないうちに足を出す
④水分をしっかり拭き取り靴下をはいて保温する
④心の在り方を考える
日常生活の中で何かあると無意識に「好き」「嫌い」「楽しい」「悲しい」と判断しています
この心の変化は「好き、楽しい」というときには「善玉ペプチド」になりNK細胞を活性化させ、「悲しい、嫌い」などのストレスがかかった時には「悪玉ペプチド」になってNK細胞の働きを低下させるのです
病は気からという言葉が当てはまるようなNK細胞の働きでした
⑤睡眠の質を考える
睡眠の質をを高めるには、本来眠る時間に寝るという当たり前のことをする必要があります
大体夜11時頃から成長ホルモンが増えてくるのでそれくらいには寝たいものです
そしてNK細胞もその時間帯の頃に弱ってくると言われています
スポーツやビジネスで成功している人は例外なく夜しっかりと睡眠をとっています
質のいい睡眠を取るために必要な項目をあげておきますので、できるだけ達成できるようにしていきましょう
・朝日を浴びて起きる
・朝食を摂る
・昼間はウォーキングなどの軽い運動をする
・昼寝は寝過ぎず、20分以内
・夕食は眠る3〜4時間前に摂る
・入浴は寝る2時間前に
・寝る前には食べ物は食べない
・寝る前には体を温めるために、温かい飲み物とストレッチを
・寝る裁定1時間前には、パソコンやスマートフォンはみない
・寝室は真っ暗暗黒にせず、うっすら周囲が見える程度に
⑥1日15分太陽を浴びる
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、この2つの神経がバランスよく働くことで自律神経は整います
交感神経は主に昼間に働くべき神経でアクセルの働きをします
副交感神経は主に夜働くべき神経でブレーキの働きをします
夜型生活によって、この交感神経が優位になって自律神経が乱れてしまいます
このバランスを取るきっかけとなるのが、朝太陽を浴びることなのです
太陽をあびてその後朝食を摂ることで、体内時計のリセットが行われます
朝散歩によるメリットはこちら参照
⑦軽い運動をする
免疫力を高めるには、軽い運動でいいのです
「がっつり筋トレをしないといけないのでは?」
そんな必要はありません
ガッツリ筋トレをすると色々弊害があります
①疲れてしまってかえって免疫力が落ちてしまう
意外とトップアスリートになればなるほど体はボロボロです
関節はすり減り、毎日極限まで神経をすり減らし・・・
そんな肉体的にも精神的にもストレスがかかった状態では免疫力は下がる一方です
②毎日継続できない
当然、プロスポーツ選手でもない我々は毎日やる必要がないため、モチベーションもキープできません
結果を出さないといけないプロスポーツ選手ではない人は「ゆるーく、ながーく継続」を目指すが吉です
まとめ
免疫についてお分かりいただけたでしょうか?
かなり長文になってしまったが大体皆さんが思っているしたらいいことは大概体にいいということです
免疫力が下がる5つのことさえ避ければなんとかなりますので最低でもこれらは避けるようにしましょう
①加齢による免疫力の低下
②偏った食生活による免疫力の低下
③ストレスによる免疫力の低下
④不規則な生活習慣による免疫力の低下
⑤安易な薬の常用による免疫力の低下
これで今日からあなたも免疫力が界王拳並みに数倍になること間違いなし^^
心のもち様ですから^^

今日言いたいことはそれくらい


筆者のプロフィール

筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。ほんとに「はたらく細胞」は分かりやすく面白くからだのことを説明してくれて助かる^^
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