昔より物欲が減ったのは「成長」の証?7つの心理的変化と幸せの新しいカタチ
「昔はあんなにブランド品や最新ガジェットが欲しかったのに、最近はAmazonのカートに入れても結局買わずに閉じてしまう……」
そんな経験があなたはあるでしょうか?

私はあります・・・(ねずみ風)
筆者はマジでものがいらないんですよ・・・
そんな自分に対して
「情熱がなくなったのかな?」
「老け込んでしまったんだろうか?」・・・と不安を感じた日々を過ごしていました
実は、「物欲が減るという現象は、決してネガティブなことじゃない」って知ってましたか?
それは、あなたの内面で深い心理的な変化が起こり、人生のステージが「成熟」へと向かっている証拠なのです
今回は、心理学的な視点から「物欲が減った人の共通点」を7つに分類して詳しく解説していこうと思います
今のあなたの心の変化がどこから来ているのか、その正体を解き明かしていきましょう
前回の記事の続きみたいになってるのでこちらも参照ですぞ!
それじゃ今回も「いくぞ!」

目次
- 目的のない「消費」から、意味のある「投資」へ
- 物質の価値より「時間」と「自由」を重んじる
- 終わりのない「社会的な比較」からの卒業
- 情報過多による「感情の鈍化」と脳の疲弊
- 冷静になった自分への「違和感」とその正体
- 幸福の定義が「持つこと」から「感じること」へ
- 「欲がない」のではなく「欲しいものが変わった」だけ
- まとめ:欲を選べる自分を肯定しよう
目的のない「消費」から、意味のある「投資」へ
よく若い患者さん(特に女性)と話をしていると「あれが欲しい、これが欲しい、もっと欲しい、もっともっと欲しい・・・」と言いがちです
そんな風に考えていた時期がオレにもありました・・・

若い頃は「とにかく欲しいから買う」という衝動的な買い物をしがちです
- コンビニの新商品
- SNSで話題の雑貨
- なんとなく格好いいガジェット
これらは心理学で「即時的報酬」と呼ばれ、その瞬間の気分を上げるためだけの支出です
しかし、経験を重ねるとこの「喜びの賞味期限」が短くなっていることに気づきます
- 変化のサイン: 買った瞬間に「あれ、なんでこれ買ったんだっけ?」と冷めてしまう
- 新しい価値観: ただの買い物ではなく、自分の将来や生き方を深めてくれる「投資的支出」(本、講座、健康、住環境など)に惹かれるようになる
これは、物欲が減ったのではなく「意味のない欲」に反応しなくなったという成熟の証なのです
過去にもいいましたが筆者は「金で買える喜びが退屈」なんす

出典「スラムダンク」井上雄彦
「モノ」はいりませんが、「知識」はどれだけあっても邪魔になりません
むしろ人生の武器になります。私が「物欲」を「知識欲」へスライドさせるために使い倒しているのがこれです
「モノを増やさずに、脳内の資産を増やす!これが大人の投資です
月額1冊分の値段で、先人たちの知恵を浴びるように吸収できる
「モノ消費からコト消費、そして「イミ消費」へ」という言葉を知っていますか?
近年の消費者動向調査では、単なる所有(モノ消費)や体験(コト消費)を超え、その商品が持つ背景や哲学に共感して購入する「イミ消費」が注目されています
昔のあなたが「流行だから」と買っていたのに対し、今のあなたは「これを持つことで自分の人生がどう良くなるか?」を無意識に問うようになっています
例えば、1万円をブランドのTシャツに使うのではなく、オンライン講座や良質な寝具、あるいは健康のための自炊道具に使う
これは「消費」が「自己投資」へと進化した証拠です
あなたが衝動買いをしなくなったのは、感性が鈍ったのではなく、「自分にとって本当に価値のあるリターン」を見極める能力が高まったからなのです
筆者に関していうと、「自分の財布にお金を運んでくれるもの」「人が喜んでくれること」「自己を高めるもの」くらいにしかお金を投じることがなくなりましたよ
物質の価値より「時間」と「自由」を重んじる

「10万円のスニーカーを持っていても、それを履いて出かける時間がなければただの箱だ」という事実に気づき始めると、物欲は自然と影を潜めます
「10万円のスニーカー」は買いませんが、「自分の時間を1日30分生み出す機械」なら、私は迷わず10万円出します
それが本当の「頭の良いお金の使い方」だからです
【紹介商品:ロボット掃除機(ルンバ等)や ドラム式洗濯乾燥機】
「自分の時給を考えてみてください。毎日30分の家事をこの子に任せるだけで、年間で何百時間もの『自由』が手に入ります。その浮いた時間でブログを書く。これが稼げる人と稼げない人の決定的な差です
心理学ではこれを「価値転換」と呼びます
- 外的報酬: 他人にどう見られるか(高級車、ブランド時計)
- 内的報酬: 自分がどう感じるか(自由な時間、穏やかな午後)
現代において、最も価値があるのは「物」ではなく「心に余裕(ヒマ)がある瞬間」です

出典「寄生獣」岩明均
要するに「時間」が大事です
世間の事実:「時間貧乏」からの脱却
ハーバード・ビジネス・スクールの研究によれば、お金で時間を買う(家事代行や時短家電の導入など)人は、モノを買う人よりも幸福度が高いというデータがあります
物欲が減ったと感じる人の多くは、無意識にこの「時間の価値」に気づき始めています
- 「これを買ったら、メンテナンスにどれくらい時間がかかるだろう?」
- 「これを買うために、あと何時間残業しなければならないだろう?」
- 「これを捨てる時またお金がかかるなぁ」
などといった、「所有に伴うコスト(時間・エネルギー)」を計算できるようになってきます
高級車を維持するために自由を削るより、「予定のない休日に好きな本を読む時間」に最高の贅沢を感じるようになるのは、あなたが人生の優先順位を正しく整理できた結果です
ものがあるとお金たまらないしね
終わりのない「社会的な比較」からの卒業

出典「バキ」板垣恵介
物欲が強まる背景には、多くの場合「他人との比較」が隠れています
SNSで誰かのキラキラした生活を見て焦りを感じる……
これは「社会的比較理論」によるものです
しかし、この「オレの方がすごいんだゲーム」には終わりがありません
サッカーで有名なロナウジーニョが船でパーティーに参加した時、自分が乗ってきた船が一番小さかった・・・って凹んでいるお話を聞いたことがあります

- 誰かより上に立っても、すぐに次の「上」が現れる
- この連鎖に気づいたとき、人は「もういいや」とレースを降ります
これは諦めではなく、他人軸の欲を手放した「この支配からの卒業(by尾崎豊)」です
見栄や優越感のために物を買う必要がなくなったとき、ようやく自分にとって本当に大切なものと向き合えるようになります
情報過多による「感情の鈍化」と脳の疲弊

出典「ドラゴンボール」鳥山明
私たちはスマホを開けば24時間、欲望を刺激する広告やトレンド情報が流れてきます
この状態を心理学では「認知負荷」が過剰な状態といいます
- 脳の防衛反応: あまりに多くの「欲しいもの候補」を浴び続けることで、脳が疲弊し、「またか」「どうせすぐ飽きる」と感情をブロックするようになります
- リスク: これがひどくなると、買い物だけでなく日常の小さな感動まで麻痺してしまう可能性があります
もし「何を見てもワクワクしない」と感じるなら、それは成長ではなく「脳の余白不足」かもしれません
この状態にある時は、新しいモノを買い足すよりも、情報を遮断し、脳を休ませる「余白」を作ることが、真の欲求を取り戻す近道となります
冷静になった自分への「違和感」とその正体

「昔はもっと熱くなれたのに……」
かつての自分が夢中になっていたもの(アニメ、ファッション、車など)に対して、冷静になった自分に寂しさや違和感を覚えることがあります
これは心理学的な「アイデンティティの変化に伴う自己解離」に近い現象です
- 成長の痛み: 過去の自分(物に執着していた自分)を否定することは、一種の喪失体験でもあります
- 新しい自分: 違和感があるのは、価値観がアップデートされている最中だからです
かつての自分を幼く感じる必要はありません
あの頃の物欲があったからこそ、今の「物では満たされない成熟した自分」にたどり着けたのです
若年期の「アイデンティティの確立」の時期には、持ち物や外見で「自分が何者か」を証明しようとします
しかし、中年期(成人期)に差し掛かると、関心は「自己の装飾」から「次世代への継承」や「内面の充実」へと移り変わります
この変化の過程では、古い価値観を脱ぎ捨てる際の「痛み」が生じます
物欲がなくなった自分に違和感があるのは、あなたが「古い自分」を卒業し、「新しい自分」に生まれ変わる過渡期にいるからです
この「違和感」の正体をより深く理解し、精神を安定させるために、私はこの本から学んだよ
【紹介商品:新版 お金の減らし方(森博嗣)※再掲】
「物欲が消えた後の『虚無感』を、『自由』へと変えてくれる一冊。100万円稼ぐことよりも、どうやって人生を豊かに終えるかという視点が、逆にあなたのビジネスを加速させます。」
過去の熱狂を否定する必要はありませんが、今の「静かな自分」もまた、正当な成長の結果と捉えてみると心が楽になるよ
幸福の定義が「持つこと」から「感じること」へ

子供の頃の幸せは「おもちゃを買ってもらうこと」のように、常に「所有」と結びついていました
大人になってもその延長線上で「より高価な所有」を目指しますが、ある地点で虚しさに気づきます
幸福には大きく分けて2つの種類があります
- モノを手に入れた時の刺激的な幸せ(ヘドニア)
- 生きがいや心の平安を感じる持続的な幸せ(ユーダイモニア)
- 幸せの質の変化:
- 朝、目覚ましをかけずに起きる心地よさ
- 信頼できる人との何気ない会話
- 趣味や創作活動に没頭する時間の感覚
- 社会への貢献
- 幸せの質の変化:
これらは目に見えませんが、所有物よりも遥かに深い充足感をもたらします
「所有による幸福」から「体験や状態による幸福」への移行が、あなたの物欲を抑えているのです
あなたがブランドバッグよりも「美味しい空気を吸いながらの散歩」や「友人との深い会話」に価値を感じるようになったのは、脳が「より効率的で持続可能な幸福」を選択するようになったからです
これは生物としての生存戦略としても非常に理にかなった変化なのです
幸福の3原則の「お金」「健康」「友達」のうちの健康を支えるベースとなる「体」作りに欠かせないのがプロテインです
プロテインも、単なる栄養補給ではなく、人生を謳歌するための「ガソリン」といっても過言ではないです
【紹介商品:高品質プロテイン 】
「幸福を感じるセンサーを研ぎ澄ますには、まず体が整っていること
私が愛用しているこのプロテインは、余計なモノを削ぎ落とした、まさに『成熟した大人』のためのサプリメントです
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「欲がない」のではなく「欲しいものが変わった」だけ

出典「ワンピース」尾田栄一郎
最後に理解しておくべきなのは、あなたのエネルギー(欲)が消えたわけではないということです
「物欲がない」と自認している人の多くは、実は「別の強い欲求」を持ってて、それは目に見えない「精神的な充足」への欲求なのです(筆者のことね)
マズローの欲求階層説に従えば、衣食住や社会的地位(承認欲求)が満たされると、人は最終的に「自己実現」を目指します

- 昔の欲:他人に認められたい、所有して安心したい
- 今の欲:自分らしくありたい、静かに過ごしたい、真理を知りたい
- 内的動機付けへの回帰: 誰かのため、見栄のためではなく、「自分の心が本当に求めているもの」に対して敏感になっただけです
- 新しい「欲」の対象:
- 心の安定、深い人間関係
- やりがいのある仕事、自己満足の創作活動
- 静寂な環境、健康な体
これらは形がないため、一見すると「欲がなくなった」ように見えますが、実はより本質的で洗練された欲望へと進化しているのです
あなたが今、本当に欲しているのは最新のiPhoneではなく、「誰にも邪魔されない思考の時間」や「心から信頼できるパートナーとの絆」ではありませんか?
そうであるなら、その対象が変わっただけで、あなたの生命力(欲)が枯渇したわけではないのでご安心ください^^
まとめ:欲を選べる自分を肯定しよう
物欲が減ったことを「老化」や「無気力」と捉えて不安になる必要はありません
むしろ、それは「自分にとって本当に大切なものは何か」を問い直し、人生の質を高めるためのサイン」です
何でも欲しがっていた子供のようなステージを終え、自分に必要なものだけを選び取れる「成熟した大人」になった証拠なのです
もし今、何が欲しいかわからないと感じているなら、それは自分の心の声に耳を澄ませる絶好のチャンスです
「欲を失った自分」ではなく、「欲を賢く選べるようになった自分」を、ぜひ誇りに思ってください
その先に、モノに振り回されない「本当の豊かさ」が待っています
最後に「あなたの物欲成熟度チェック」
- □ 買い物に行く回数より、家でゆっくりする時間が増えた
- □ モノを買う時「処分する時の手間」をまず考える
- □ SNSの「いいね」のために服を買うことがなくなった
- □ 流行語よりも、古典的な名作や教養に惹かれる
(3つ以上当てはまれば、あなたの心は「成熟期」に入っています!)
That’s all I want to say today
I love you for reading till the end
それじゃ・・・

書いてる人

著者近影
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
無理かどうかは、自分で決めればいい。他人がどう言おうが、占いがどう出ようが、自分が経験しないと、やってみないと、わからないことが多い・・・













