解剖学的正しいペンの持ち方とマウスの持ち方
肩が痛い
首が痛い
そんな人はその痛い部分ばっかりゴリゴリほぐしたりしています
それはかなりの悪手です

じゃあどこをほぐしたらいいんだよ??って思うでしょ?
結論からいうと「手の先から腕です」
なんで肩や首なのにそんなところ?
そう思うでしょ?
そう思った人は続きをみて一刻も早くその肩や首の痛みを解決しましょう
痛くないよっていう人は『僕とロボコ』を読んで笑いましょう
そんなわけで・・・それじゃ今回も「さぁいこーか」

目次
手と肩の関係

この図は肩の痛みはてから腕にかけての動きが関係しているよっていう図です
みなさんは肩が痛いからといって肩ばっかりマッサージしたりストレッチしたりしていませんか?
それダメっす
人間の体というのは縮む方の筋肉が強いといわれています
なので体を伸ばしている状態よりも体を丸めている状態のほうが楽だという人がほとんどでしょう
手や脚の筋肉も同じで、ピンッと伸ばしているよりも軽く曲げているほうが楽なのです
しかし、軽く曲げている状態というのは楽な反面動く時には少し不都合なことが起こります
体を動かしているときは丸まって曲げている状態よりも伸ばし気味にしているほうが動きやすいという性質があります
例として、体を丸めたままバンザイをしてみましょう
どうですか?
体を伸ばしてバンザイをするほうが楽ではないですか?
だからといってキンキンに筋肉が緊張するくらい伸ばす必要はありません
過度に緊張しない程度に伸ばすということが大事です
そんな人間の体はとても上手くできています
正しいペンの持ち方とマウスの持ち方

日常生活で、特に肩こりになりやすいのはものを手に持って使う動作です
例えば、ペンで字を書いたり、パソコンのマウスを使うという動作です

職場などを見渡してみるとわかると思います
ペンやマウスの持ち方というものは人によってそれぞれあります
中には、頻繁に肩や手を回したりして辛そうにしている人もいるでしょう
上の図にもあるように、よく手首を上に反らした状態でマウスを操作している人がいると思います
さっきも言いましたが、手首を上に反らしていると肩甲骨を圧迫して肩周りに負担がかかってしまいます
また、肩甲骨の位置にも注意が必要です
両腕のどちらかが上がった状態は、肩周りの筋肉が肩を持ち上げています
この時、肩周りの筋肉は常に緊張した状態になっていて、どんどん疲労が溜まってしまいます
肩こりになりたくなかったら、肩をリラックスさせて両肩の位置を揃えて、手首が反らないようにする必要があります
そうすることで、ものを書いたりモニターを見たりする時に目線も安定します
こんなことを意識するだけで肩が楽になると思いますので、ぜひお試しください
姿勢を変えたりするだけで変わらない人はいい道具もたくさんあるのでこちらなんかを使ってみることをお勧めします
肩が痛い、首が痛いなんていう人はこちらのストレッチもお勧めなのでやってみましょう
まとめ
肩や首が痛い人はそこだけが問題なのではなく手先から腕などが原因だったりする
日々行うペンで字を書いたり、パソコンのマウスを使う作業で手の位置や肩の位置に気をつけることで肩や首の不調を予防することができる
姿勢だけでカバーできない人は楽に作業できる文明の力を使うという方法も視野にいれましょう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
今回の記事は単に自分が描いたイラストを自慢したいだけの回だということはここだけの秘密である(解説イラストのよく描けたところは手)
書いてる人 
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
「他人と比較を絶対にしない」とルール作りをして生きると人生は一気に楽になる。比べていいのは過去の自分・・・