ロシアの格闘技「システマ」を体験してきた②
さて
今回は以前体験したロシアの格闘技である「システマ」の続きです
まだ歯磨き粉や歯ブラシだと思っている人がいるようですが今回の記事を見てしっかりとシステマを理解してもらいましょうかね
今回はシステマ東京の北川先生が岡山に来られるというので速攻で参加したのです
開催は令和4年12月4日岡山市民会館でした
近いし北川先生くるし行かない理由がないじゃないか・・・
そんなこんなで期待に胸膨らませ「システマ」を学びに行ってきたのです
そんな体験を今回も語っていきたいと思いますんで最後までゆっくりしていってね^^
前回のシステマの体験記はこちら^^
目次
今回来られた北川先生とは?
北川貴英先生の経歴
モスクワ・ トロント両本部公認システマインストラクター。 学生時代より空手を始め、後に武術家・甲野善紀の稽古会に参加。 並行して各種武道や身体論を学ぶ中でシステマに出会い、傾倒する。 2008年にモスクワにてシステマ創始者ミカエル・リャブコより日本人では2人目となる公認インストラクターに認定される。
システマの考え方はとても面白い
敵を倒すことよりも生存することに主眼を置いているので、戦闘が発生してしまった場合はまず戦いを終わらせることを優先させる
互いのダメージを最小限にして戦闘を終わらせれば、恨みも残らず平和的な解決ができる
それが、システマの考え
やっぱり闘わない方がいいよね
セミナーの最後には「健康」についても力説されてましたが、これについては筆者も兼ねてから言い続けていたこととかぶっていたので嬉しかった(笑)
システマの原則
Keep breathing (呼吸し続ける)
Stay relaxed (リラックスを保つ)
Keep straight posture (姿勢を真っ直ぐ保つ)
Keep moving (移動し続ける)
システマでは個別の技よりも、身体の使い方の原理を習得することに重点が置かれていて、特に以上の4つが、システマ的な身体の使い方の基本原則であるとされるようです
あとは自由!!
日本の武術によく見られる「型」とかいうのものがないようです
型がないからいろんな格闘技やスポーツに自由にトッピングもできる
本日やったこと
いろんな武器があるよん
軍隊格闘術ですからもちろん銃もある
ナイフは戦場には必須アイテム
北川先生は後で楽しそうにナイフで殺す方法を教えてくれました
・ナイフを持っているやつは出した時点では威嚇としか使わない(殺すつもりならわざわざ出して相手に情報を与えない)
・殺そうとする人は基本的に体に隠して持っていて自然に近づいてくる
・対ナイフでは体は小さいほうが的が小さく軽く動けるから有利
・ナイフなどを捌くときは、手を左右で使い分けて分割して捌きましょう
・ナイフと対決する時は相手を緊張させないようにして近づく
・手が肘より下にあるととっさに対応できないので、ナチュラルに腕は上げておく(腕組みする、顔をかくなどする)
最後システマとは・・・ということを語ってくれた貴重なホワイトボード
- システマとはサバイブ(生き延びる)こと
- 生き延びるためには呼吸を止めない
- 周りの人を蹴落としたり傷つけて生き延びる必要はなく、自分が常に心身ともに健康であれば周りは勝手に不健康になって消えていく
- いらない事をどんどん取っていってシンプルに生きよう
そんなこと言ってた気がします(個人の感想です)
なんとなく亀仙人が言ってたことに近い気がしたのは私だけでしょうか?
一番驚いたのが、先生の体の柔らかさです
筆者もたくさんの患者さんのカラダを触ってきたが、まるで違った
モハメド・アリやマリリンモンローと同じ筋肉の柔らかさでした
体のセルフケアはいつも自分で皮膚を引っ張って癒着を剥がしているのだそうです
流石システマは健康を目指しているだけのことはある・・・
やってる人自体が健康じゃないと説得力ないからね
ちなみに北川先生も筆者と同じ水シャワーの実践者です^^
元気が欲しいときは水シャワーがおすすめ。両手両足を冷水で濡らすだけでもOKです。慣れたら徐々に全身で浴びましょう。心臓から遠いところから近いところへと進むのがポイントです。ますます強くなってしまいますよ。
— 北川貴英 システマ東京 SYSTEMA TOKYO (@systemaTYO) December 4, 2022
まとめ
今回は島根県、高知県や広島県などけっこう遠くからも勉強に来てる人がいてとても楽しかったですよ
強いパンチを打ちたかったらこれを読め!!
ちなみにセミナー終了後イス軸法の「西山創先生」が来られてYouTube撮影が始まりました^^
面白そうだったので見学させてもらうことにしてたらしっかりとYouTubeに出演させてもらって大活躍の筆者でした^^
筆者出演のYouTube
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでれたあなたが大好きです
書いてる人
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
人間関係を作ることが上手な人は、謝る、許す、認める、褒めるが自然にできる・・・
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