長期の休みで蓄積した内臓脂肪の減らし方
そろそろ1月も終わりに差し掛かってきました
そんな中、大きな忘れ物をしている人がいるということをここで告げさせてもらいます
お正月についてしまったその内臓脂肪
そいつと今月中におさらばしないと、しっかりと身についてしまってなかなか取れなくなってしまいますよ
そんなわけで今回は誰にでもできる内臓脂肪とおさらばするための簡単ルールをまとめてみました
ゆるーく毎日続けてさっさとその腹についたやつとおさらばしないと大変なことになりますよ
・内臓脂肪と楽におさらばできる方法がわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
目次
食事の時間は12時間以内にする
日常生活を送る上で体というものは地球のリズムに従って動いています
朝起きて夜眠るというのは、もともと備わっている体内時計が正しく作動しているからです
この体内時計を無視した食事をすると太りやすくなってしまうので、生物本来の体内時計に従って、太りにくく、健康な体を保っていこうという考えです
ではどういうふうに食事を摂ったらいいのか??
結論からいうと、7時間から12時間以内に3食を食べ終えるように設定する
朝食を食べてから7時間以内に1日の食事を終えるのが理想的だという説があります
この理論からすると、朝食から夕食までの時間が長いと体内時計が乱れ、食べすぎてしまうのです
正月休みなどの長期の休みに入ると、朝食を食べてから最後の食事まで何時間経ったかを考えてみましょう
おそらく夜更かししてしまってかなり夜中まで何かしら食べていたのではないでしょうか?
そうなると体内時計は狂ってしまうので・・・
というか普通にダラダラ食べてたらそりゃ太る・・・
納得の理由です
朝食から7〜12時間以内に3食を食べ終えてしまって、寝るだけしかない夜は食べないことをお勧めする
間食は200キロカロリー以内にしてみる?
間食の有効性は以前の記事でも紹介しました
間食は積極的に食べて良いのです
ただし・・・
1日のカロリーオーバーに繋がらない上限で、200キロカロリー未満というルールが条件です
食事は1日3回として、200キロカロリーの間食を1日1回と決めましょう
そうすることで食事のリズムが整い、なんとなく間食してしまうことを予防できます
間食のタイミングは人それぞれですが、肉になりにくい時間帯があるのでその時間に食べることをお勧めします
体脂肪になりにくい時間帯は夕方の時間帯です
ちなみに200キロカロリー以内の間食はこちら
- カスタードプリン1個 189kcal
- 大福1個 165kcal
- カステラ1切れ 160kcal
- さつまいも半分 160kcal
- せんべい2枚 170kcal
- チョコレート半分 200kcal
ちなみにプロテイン1杯(25g)は100kcalくらいです
炭水化物は最後に食べよう
世の中に広く推奨されているのは、ベジファースト(いわゆる野菜を先に食べる)という食事の仕方でした
いきなりメインに手をつけずに、サラダなどの野菜を先に食べて栄養の吸収をゆっくりにさせようという方法です
しかし、最近の研究では、重要なのは野菜を先に摂ることではなく、主食の炭水化物を最後に食べることのようです
消化管に栄養素が送られてくると血糖値を下げるインスリンの作用を促すホルモンが小腸から分泌されます
結果的に、その後に炭水化物を食べても血糖値が上がりにくいということです
内臓脂肪として蓄えられやすいのは脂質ではなく糖質です
食後に血糖値が上がりすぎなければその可能性は低くなるというわけです
食事を始めてから主食を食べるまでに最低20分空けることがポイントです
こんな方法もあるのでお試しを
あえて大きく硬い食べにくい物を選ぶ
食事のカロリーばっかり気にしていると気が滅入ってしまいます
その代わりに食材の硬さや大きさに注目してみるのはどうだろう?
パンを食べるなら何回も噛まないといけないカッチカチのフランスパンを食べる
ハンバーグみたいに柔らかい肉よりも動物の肉塊をそのまま食べる
間食はケーキや饅頭みたいにとろける物ではなく、歯が折れるんじゃないかと思うほどのせんべいを食べる
以上のようにあえて硬くて大きい物を選んで食べると噛む回数が増えて時間がかかって良い
よく噛むことで脳の咀嚼中枢が刺激されて、ヒスタミンという物質が分泌されるのです
よく聞くと思いますが、このヒスタミンが満腹中枢を刺激して食べ過ぎを予防します
さらに大量のヒスタミンは交感神経を刺激して内臓脂肪の燃焼に役立つこともわかっていて、噛むといいことばっかり起こります
朝食を食べよう
体内リズムを整えるのに必要な条件とは?
・朝日を浴びる
・朝食を食べる
光の刺激で脳の体内時計が目覚める
そして朝食によって末梢の体内時計がそれに同調します
連休などで朝起きても朝ごはんを食べる気がしないのは、前日の晩遅くまでダラダラ何かを食べていたからです
こんなんじゃダメなのはわかってるはずです
朝食を食べないということは、午前中の代謝も上がりません
そうなると内臓脂肪は減りません
今すぐ朝食の準備をしましょう
朝食はサクッとよく噛まなきゃいけないカッチカチのパンとサラダチキン、ヨーグルト(無糖)、冷凍ブロッコリーなんかが良い
夜更かししないで早く寝ましょう
睡眠不足ははっきり言っていいことがない
夜更かしすると小腹が空いたといいながら食べなくていい物をついつい食べてしまいます
おまけに、食欲を抑えるレプチンというホルモンが減少して食欲を高めるグレリンというホルモンが増えます
こいつが増えると甘いものや炭水化物を欲する傾向にあります
そんなひとは、さっさと寝てしまうようにしましょう
夜にしないといけないことがある人は翌朝にそれらの作業を回しましょう
朝はわりとしっかり食べてもなんとかなるものです
夜寝る前に食べてしまうと、寝ている間も内臓は消化吸収するために動いているので、なかなか疲れが取れないという現象も起こります
まとめ
長期の連休で蓄積された内臓脂肪をやっつけるためには・・・
食事を食べる時間は7〜12時間以内でおさめよう
間食は1日200キロカロリー以内にしよう
炭水化物は食事をして20分後に手をつけよう
硬く具の大きな物を食べて食材をよく噛むようにする
朝食を摂って体内時計をリセットしよう
さっさと寝るようにする
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。とうとううちの近所もマンボウ適用になった・・・
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