ガッチガチやぞ!肩の痛み対策
女性の半数以上が経験があるであろう肩の痛み
国民生活基礎調査によると、女性が訴える自覚症状の第一位が肩の痛みという結果が出ています
現実に、頭を支える筋肉が男性に比べて少ない、バストの重みを支えて肩に負担がかかること、冷え性の人が多く、血流が悪いことで女性の肩の悩みは多いのです
肩が痛いからと言って全てが肩こりなどの血流障害であるということもなく、肩関節周囲炎(俗にいう四十肩や五十肩)という場合もあります
肩こりは筋肉の疲労や血行不良によるものであるが、四十肩や五十肩は関節に問題が起きている状態です
つまり同じ「肩が痛い」という状態でも全くの別物ということです
・肩こりの場合の対処法がわかる
・四十肩や五十肩の対処法がわかる
今日はそんな肩の痛みについて簡単に解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
目次
痛いけどわりと動かせる、頭痛や吐き気がある
この場合は、肩周りの筋肉が疲労した状態である「肩こり」の場合が多い
首から肩にかけての「僧帽筋(そうぼうきん)」を中心としてコリ固まった状態のこと
同じ姿勢を続けることや、眼精疲労、運動不足、ストレスなどが考えられる
頚椎(けいつい)の椎間板ヘルニアなどの可能性もあるので、肩から腕にかけて痺れたり痛みが出る時は、整形外科で画像診断を受ける必要がある場合もある
筆者的には、ほぼほぼ不良姿勢が問題だと思うので、その原因となっている筋肉を緩めたり、血流を促進して様子を見ます
ストレートネックも肩こりの原因になります
頭を支えている首の頸椎は、本来はカーブを描いていますが、スマホの見過ぎなど前傾姿勢を続けることでまっすぐになってしまい、これがストレートネックという状態です
首回りの筋肉や神経の負担となり、肩こりだけでなくさまざまな不調の原因になります
ストレートネックケアの方法はこちら
肩の血行不良のセルフケア
さて肩の血行不良のセルフケアはストレッチや入浴、運動で解消しましょう
簡単なストレッチをここで2つ紹介
直接肩や首をガンガン刺激するのはかなり悪手です
どちらかというと肩や首に負担をかけているその周囲の筋肉をほぐすことをお勧めします
その他にはセルフでお灸をするという方法もあります
最近ではあまり熱くないお灸やアロマの香りのするお灸もあります
お試しください^^
火を使わず、貼るだけで温熱効果が得られる安全なセルフ灸です
怖い人はこちらからやってみるのもあり
痛くて腕が上がらない・・・
肩の関節が炎症を起こす「四十肩・五十肩」と呼ばれるものの可能性あり
正式には、肩関節周囲炎といって、肩の関節をスムーズに動かすための「滑膜(かつまく)」や筋肉、上腕の筋肉と骨をつなぐ腱板(けんばん)などの性質が年齢とともに変化して起こります
急性期・慢性期・回復期で対処法が違ってくるので注意が必要です
急性期のセルフケア
肩関節周囲炎になりたての頃の急性期では安静にしましょう
なぜならかなり痛みがきついからです
症状が現れてから、約2週間は強い痛みがあります
まずは整形外科などに行って、肩関節周囲炎であることを画像診断で診断してもらいましょう
肩の腱板損傷や石灰沈着性腱板炎などの場合はなんらかの処置が必要になりますので・・・
その後は整骨院などでケアをしてもらったり、指導を受けましょう^^
慢性期のセルフケア
約半年間くらい鈍い痛みが続き、その間に肩を動かせる範囲が狭くなってきます
普段通り動かすのも大事ですが、縦と横以外の動きを肩にも取り入れていって少しずつ運動を開始します
回復期のセルフケア
回復期でもまだまだ痛い状態が続きます
ここからさらに肩以外の場所も動かしていって肩の可動域を広げていきます
ここまで述べてきたように、四十肩や五十肩はかなり長い時間がかかります
だいたい1年くらいをみても良いとお思います
焦らずゆっくりと動かしていくようにしましょう
急性気にどうしても痛みが我慢できない状態の人もたまにいます
そんなひとは、病院で痛み止めの注射なんかを打ってもらう人もいます
痛みの感じ方は人それぞれなので、辛抱たまらん人は医師に相談しても良いと思いますのでご検討を・・・
まとめ
女性の体の悩みランキング1位が肩の悩み
肩の痛みと一口にいっても対処方法はさまざま
結構不良が原因なら積極的に動かしたり入浴したりして血流を改善しましょう
炎症や損傷が原因なら、それぞれ適切な対処方法を行いましょう
気になる人はお問い合わせフォームから質問してね
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人
広島県の福山筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。世の中は休み、その時俺は練習している^^
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