このダイエット法は痩せるのか?を考える

世の中にはいろんなダイエット法があります

そしてそのダイエット方法はキラキラした人がテレビなんかでおすすめしたりしています

そしてそれを実行

しかし続かず・・・

そんなダイエット方法が彗星の如く現れ消えていきました

今日はそんなダイエット方法を懐かしみながら、かつ検証していきたいと思います

今回の記事でわかること

・食事記録法ダイエットについてわかる

・〇〇食べるだけダイエットについてわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

目次

  1. 食事記録法ダイエットで痩せるのか?
  2. 〇〇を食べるだけで痩せるのか?
  3. まとめ

食事記録法ダイエットで痩せるのか?

書く 記録
書き書き・・・

食事記録法ダイエットとは、「自分が摂取する食事を全て記録することで痩せられる」というものです

これはもともと「フードダイアリー法」という方法で欧米で提唱された方法のようです

日本ではこの本が有名ですね

この本読みました?

この方法は効果があると思います

ダイエットをしてる患者さんあるあるなんですが、「食べてないのに全然痩せない・・・」というか違います

食べていないはずはないのですが、そこはキツく聞き返さず

私「昨日は何を食べたのですか?」

患者「ご飯と味噌汁とおかずしか食べていない」

私「ご飯はどれくらい?」

患者「茶碗一杯(手で表している表現は寿司二貫分)」

私「おかずは何を食べましたか?」

患者「野菜とあとゴニョゴニョ・・・」

なるほど・・・

私は患者さんが言っていることや人一倍気をつけているということは本当であると思います

しかし、人間の記憶というものは実にあやふやなものです

そこで食事の記録をお願いすると、腰の痛みが快方へ向かったり、体重が減少したりします

その理由は、この方法をとると、自分が無意識に食べていた量をはっきりと自覚することができるからです

意識を高く保っている間は食事の量や種類、食べる順番などに全集中できます

しかし、たくさんの美味しい料理を目の前にしたり、出先でテンションがあがったり、どうしても断れない食事会などがあったときは意識は抜けています

そして我慢には限界があります

意識がある時はなんとか大丈夫でも、気が抜けたらやっぱりダメです

そんな時に発動するのが「無意識の食事」です

典型的な例は、「ながら食い」です

テレビを見ながら、本を読みながら、電話をしながら、何か他のことをしながらお菓子やご飯を食べていることが多いのです

意識が別のところに向かっているので、体は脳の制御を受けずに自動的に食べ物を口に運んでしまうのです

以上の「無意識の食事」をいつどんな形でとっているかは、食事の記録をつけてもらうことで初めて自覚することができます

そうすると、自分がどんな時にいらないものを食べているかに気付くことができます

また、そういった「無意識の食事」を自覚して、食べないように気をつければ普通の食事を少し増やしても大丈夫なことに気がつきます

つまり、「無意識の食事」を減らすことで、普段の食事を増やせるので食欲を我慢しすぎるのを防げるのです

ここで結論です

食事記録法ダイエットは短期的には効果があります

しかし、残念ながら持続するのが困難です

この方法は、いわば意識改革のような側面のあるダイエット法なのです

最初の頃こそ「こんなに食べていたのか!!」と驚いて食事量を減らすモチベーションにつながりますが、人は慣れてしまう生き物ですし、食欲というのは知っての通り強すぎる欲望なので、我慢を続けるのは難しいです

実際この本の著者はレコーディングダイエット法を実践し、1年間で50キロ近く減量することに成功しています

痩せしろがあるとはいえ、年齢的にも痩せにくくこれだけ減量することは、いくらレコーディングダイエット法に効果があると言っても相当大変です(案件かもしれませんがね・・・)

しかし、そんな人でさえリバウンドしています

それほどの強者でもリバウンドしてしまうのですから、この方法を凡人が継続させるのはかなり難しいことは言うまでもありません

しかし、この食事記録法というのは、これからダイエットを始めようとする人にとっては自分の食事量の棚卸しになるので良い効果があるのは間違いありません

ただし、書くのもめんどくさいし継続が難しいとだけ言っておきます

〇〇を食べるだけで痩せるのか?

納豆 ダイエット あるある大事典
納豆ダイエットは昔ある番組でヤラセが発覚したね・・・

「朝バナナダイエット」「きゅうりだけを食べるダイエット」など、今までにもさまざまな食材において「これを食べるだけで痩せる」ダイエットが現れて消えていきました・・・

そして、これらはそれっぽくオシャレにインフルエンサーが紹介していますが、学問的な裏付けのないものがほとんどです

だから「これを食べれば痩せる」と思ってしまうのも無理はありません

これらのダイエット方の解説に書かれている、食べ物の解説を見ると、それぞれの食材に含まれている物質が送信につながるとされる理屈があることはあります

きゅうり食べるだけダイエット・・・きゅうりに含まれているホスホリパーゼという酵素の働きで痩せる

納豆食べるだけダイエット・・・納豆のイソフラボンが脂肪蓄積を抑制し、納豆菌が腸内環境を痩せ菌に整えてくれる

りんご食べるだけダイエット・・・りんごに含まれるペクチンが食欲を抑制してくれる

ラー油ダイエット・・・ラー油に含まれるカプサイシンが代謝をアップさせる

以上のように挙げ出したらきりがありません

こう言った方法で痩せるのはせいぜい1キロくらいの減量効果です(筋肉が落ちたらかなり体重は落ちるが、これはダメなやり方)

また、これらの「〇〇を食べると痩せる!」というムーブメントが1年以上続かないというのを見ると、効果が薄いことがよくわかります

ほんとに痩せるならずっと食べ続けてますからね

たまたまこれらの方法を試して痩せる人もいるでしょう

しかし永続的に痩せるわけではなく、栄養状態がたまたま整っただけであったりということもあります

そしてやっぱり、痩せても数キロでまたリバウンドします

これらのダイエット方法は決してメインに置くのではなく補助的に行うのが良いでしょう

それぞれの食材だけに注目すれば、確かに脂肪を燃焼させる効果があるのかもしれませんが、運動も全くせずに好きなものを好きなだけ食べる状態が10年以上続いているのに、急に「痩せるはずの食材」を食べたところで痩せるはずないでしょう

なのでどうしても「〇〇を食べるだけで痩せるダイエット」をしたいなら運動やきちんとした食生活の補助として使うのが良いでしょう

バナナはいいよ♪

まとめ

食事記録ダイエット法(レコーディングダイエット法)には自分の食生活を振り返り、見直すのには良い方法である

しかし、人間の食欲は抑えきれないので、慣れてくるとまた太る

〇〇を食べるだけダイエットは補助として使うのが良い

ブームから1年経った現在そのダイエット方が色褪せていないならそれは本物

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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書いてる人            

広島県の福山筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。最近ワンピースの考察ばかり見ている・・・^^

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