呼吸で回復力を高めよう
呼吸といったら「鬼滅の刃の呼吸法」「ジョジョの奇妙な冒険の波紋」で有名ですよねぇ
数年前までみんなあんなに「〜の呼吸」って言ってたのにみんな呼吸のこと忘れちゃったの・・・??
そんな呼吸について今回は「体を回復させる」という点に着目して解説していこうと思うので最後までゆっくりしていってね^^
それじゃ今回も「いくぞ!」
目次
呼吸の基礎知識
まず、成人の呼吸数をみなさんは知っているでしょうか?
大体1分間に16〜18回程度です
そう考えると、1時間に約960回・・・
1日で約2万3000回くらいの呼吸をしていることになります・・・(計算合ってるよね??)
こんなにも回数を繰り返している呼吸ですが、これが変な呼吸をしている場合だと、カラダに及ぼす影響はエグいくらい出てくると思いませんか??
だって、2万回ですよ?
ネテロ会長の感謝の正拳突きの倍だよ??
そんなネテロ会長よりもすごい回数を行っている呼吸ですが、みなさんは普段自分がどのように息をしているか?を考えたことがありますか?
今の季節だと、鼻が詰まったり花粉症だったりといろんな問題を抱えている現代人は多いです
また、呼吸は人間の体のいろんな機能と連動しているので、呼吸を最適化することでいろんなメリットがあります
呼吸を整えるメリット
- 自律神経のバランスを整える
- 睡眠の質の改善
- 消化機能や排泄の促進を助ける
- 腰痛肩こりなどの慢性痛や疾患の改善
- スポーツ競技のパフォーマンス向上
などがあります
このことから今すぐ無料でできる呼吸の改善はかなりコスパのいいトレーニングだと言えるのではないでしょうか??
これらのセミナーでも呼吸の重要性を言ってたな・・・
鼻呼吸?口呼吸?
人間の呼吸は「鼻から吸って鼻から吐く」という鼻呼吸が主体です(活動時は92%、睡眠時は96%くらい)
人の話を聞きながらポカンと口が開いていたり、夜いびきをかいていたり、起床時に口が渇ききっている状態だと口呼吸になってしまっている可能性が高いです
鼻呼吸は脳の活性と血液を循環を促進し、エネルギー効率がめっちゃ高いのが特徴的です
一方の口呼吸はデメリットが多いです
- 噛み合わせの悪化や姿勢の悪化
- 睡眠の質の低下
- 慢性疲労が残る
- 記憶力の低下
- 学習障害
- アレルギーや喘息のリスク増大・・・etc
これらを総称して「口呼吸症候群」なんていう名前がついています
だからって口で呼吸したらダメってわけじゃないです
ここでいっているのは安静時の呼吸に限ってというお話です
鼻中隔弯曲症や慢性鼻炎などで鼻呼吸がそもそもできない人は専門のお医者の指示を仰ぐ必要があります
ちなみにこちらは口呼吸の人の特徴
まずは手放せ
手放せ・・・
まぁたマインド的なこといってるよ・・・と思ったそこのあなた!
まぁお待ちなさい
ここでの手放せというのは今までいってきたやつとはまた別のお話です
これはこれでいいこと書いているので一見の価値あり^^
今回は「呼吸」ですからまた違った視点でお話をします
呼吸しようとした時ほとんどの人がそもそも
「息を上手にはけていない」
「吐かれずに溜まっている空気のせいで十分息が吸えない」
「吸おうと意識するあまり首や肩の筋肉が緊張しまくる」
という問題がしばしば起こっています
横隔膜を最大限に使った呼吸をするコツは「吸うのが先ではなく、しっかり空気を吐くのが先」ということです
息をしっかり吐くだけ・・・
簡単ですよね^^
それじゃ横隔膜呼吸トレーニングを始めましょう
まず図のように両膝を曲げて仰向けに寝ます
- 両手を腹部やや横にあてた状態でゆっくりと呼吸をしてみましょう
- 鼻からゆっくりと息を吸ったらストローを口にくわえるようにしてすぼめた口からふぅーっと息を吐きます
- 吸う時はいつも吸っている6割くらいにしておいて、逆に吐く時はいつもの倍くらい(音がするくらい)しっかり吐きましょう
- 吸うのは3秒
- 吐くのは7秒以上かけてしっかりと
- 慣れてきたら吐ききった後に4秒程度息を止めてみましょう
- 苦しくなって「空気を吸いたい」という衝動に逆らって1分間に5回くらいゆっくりしましょう
- 息を吐きながら肋骨が落ちてすぼみ、両手の下の腹筋に力が入ってくるのを感じたら、その腹筋の動きを維持したまま息を吸ってみましょう
- 首や肩はリラックスで、胸部と腹部が同じタイミングで広がってきたら横隔膜が上手に使えてるサインです
横隔膜呼吸は副交感神経の活性を促進し、カラダを戦闘モードからリラックスモードへと切り替えます
リラックスしまくって、消化を助け、エネルギーを蓄え、傷ついた組織の修復に最適な状態が作られます
この呼吸のエクササイズはもちろん無料です^^
そして、トレーニングの〆や、寝る前に布団の中でやるのがおすすめです
トレーニングと呼吸はめちゃ関係ある
みなさんはトレーニングをしている時はどんな呼吸をしていますでしょうか?
息を止めて踏ん張っていませんか?
息を止めたらダメなのはみなさんすでにご存知だと思います
トレーニングをしていて、徐々の身体に負荷がかかってくると、反り腰になって肋骨が前方に突出する「リブフレア」になる人が結構います
しかし、この姿勢では、横隔膜が呼吸筋として活動しにくい状態になるだけじゃなく、首や肩に力が入りやすくなってしまうだけじゃなく腹筋が上手く使えず腹圧が抜けやすくなるなどの弊害があるのです
適切に脱力しつつ、効果的に筋肉を使って重いものを持ち上げる時には意識して息を吐いて肩と肋骨を下げて、腹筋に力が入った状態を保つようにしましょう
お腹に力を入れる練習としておすすめな運動
リブフレアの改善方法はこちら
生まれて死ぬまでやってることの一つである呼吸について今回は語ってみました
普段無意識で行っている呼吸を今回の記事をきっかけに意識してみるのも人生をより良くするきっかけになると思うのでやるかやらないかはあなた次第ですよ^^
まとめ
人間は1日に2万回以上の呼吸を行っている
この呼吸がうまくできていないと体はさまざまな不調を訴えてくる
逆に呼吸の改善を行うといろんなメリットがある
口呼吸はデメリットが多いです
- 噛み合わせの悪化や姿勢の悪化
- 睡眠の質の低下
- 慢性疲労が残る
- 記憶力の低下
- 学習障害
- アレルギーや喘息のリスク増大
これらを総称して「口呼吸症候群」なんていう名前がついている
息を吸いたきゃしっかり吐こう
トレーニングをしている時に反り腰になりリブフレアになると横隔膜が働きにくくなり首や肩に無駄な力が入りやすくなる
結果、腹圧が抜けて腰を痛めたり効果的にトレーニングを行うことができなくなる
効果的に筋肉を使うときは、適切に脱力しつつ意識して息を吐いて肩と肋骨を下げて、腹筋に力が入った状態を保つようにする
That’s all I want to say today
I love you for reading till the end
書いてる人
著者近影
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
不平不満よりも改善案・・・