世界一わかりやすい太もものスキマの作り方②
以前書いた記事を覚えている人はいるでしょうか?
今回は太もものスキマというよりは骨盤の横の出っ張り
「大転子」という骨の出っ張りをなんとかしようという趣旨の記事になっています
女性を施術していると結構な数でこの「大転子」部分が出ている人がいます
まぁ、運動不足なのはもちろんなのですがそのほかにもいろいろな要因があります
今日はそんな「大転子」の出っぱりをなんとかしたいという人におすすめの記事になっていますので最後まで軽い気持ちで見てもらったらと思います
それじゃ今回も「いくぞ!」

目次
大転子が飛び出て太く見える人はどうすればいい?

女性に多く見られるのが「大転子」と呼ばれる部分が飛び出ている上体です

大転子は脚の横にある突起です

骨盤にゆがみがあると、股関節や、股関節とつながる足の骨の位置もいいポジションを保てなくなります
そうするとこの「大転子」が目立ってしまいます
ついでに、骨盤が安定していないと股関節の動きも悪くなり、大転子周辺に脂肪もつきやすくなりますので注意が必要です
結局原因は脚以外にあるということになります
お腹周りを鍛えて骨盤を正しい位置に収める運動と、股関節周りの動きを良くするお尻のストレッチでボッコリ出てくる大転子問題は解決します
※大前提で適切な食事や適度な運動をしないとダメだよ^^
後でも紹介するのですが、股関節はしっかりと動かないといけない関節なので動きを良くします
腰の部分は安定させないといけないので筋トレをして強くします

美脚を目指す人だけじゃなく、健康面に関しても闇雲に筋トレをするのではなく動きをよくしないといけない部分というのはしっかり動かしていかないといけないのです
よくやりがちなのが、押し込むようなストレッチやマッサージですかね
これは意味なくはないですが、あまり効果が出ない・・・
大転子を引っ込めるための運動その1

まず先ほどもいったように腹筋を強化して、骨盤を正しいポジションにしてみましょう
①横になって上体を起こします
体を横にしていきます
脚は揃えて、膝を曲げる
肘を床につけて上体を起こし、腕は足の横に揃えておく
②太ももを浮かせます
肘で床を押して、床についている太ももを浮かせます
脇腹を持ち上げて、頭〜ひざのラインが一直線になるようにする
顔、胸、お腹は正面に向けておく
③片側の腕を上に伸ばします
脚についていた腕を脚から離し、天井に向かって伸ばす
手のひらは正面を向けて肩と耳を離し腕のラインが一直線になるようにする
④伸ばした腕を下ろします
肘を伸ばしたまま腕を下ろし、天井に伸ばしていた手を床につける
顔も床に向けて再び最初から繰り返す
10回×3セットくらいをゆっくりしてみましょう
※③の時に顔を床に向けずに正面を見ましょう
腕はできるだけ天井に向かって伸ばしましょう

大転子を引っ込める運動その2

お尻を伸ばして股関節を動かしやすくしていきましょう
手順は以下の通り
①膝をついて座って両手を前につく
両膝をついて座る。
お尻を持ち上げて状態を前に倒して、肩の下に手をつきます
②片側の膝を倒し、反対側の脚は後ろにする
両手を床についたまま片方の脚を後ろに伸ばします
前に出している膝と足の甲は床につきます
③手を前に移動させ上体を倒す
両手を前方に移動させて上体を倒します
顔も床に向けてだいたい10秒くらいキープしましょう
左右各20回×2セットくらいやっていくといいでしょう
※前側の足の裏は横に向けましょう
前側の脚の足の裏が後方に向いてしまうのはNG
前側の足の膝下のラインを肩〜肩のラインと並行にし、足裏をしっかり外側に向けます
まとめ
大転子の出っ張りは骨盤のゆがみが原因で、股関節や股関節とつながる脚の骨が正しいポジションをキープできないのが原因
これにより股関節の動きが悪くなると大転子周辺に脂肪がつきやすくなる
解決方法は「お腹を鍛えて骨盤を正しい位置にもどし、股関節を動きやすくするストレッチを行う」
もちろん適度な食事と適度な運動が大前提
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人 
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
己が理解できなかったことを肯定する努力してみると大きく成長できるようになり、視野も変わって、人生が大きく変わっていくもの・・・