油について考える〜とるべき油、とらない方が良い油がわかる
油ときくと摂ってはいけないものである印象が強いのではないでしょうか?
油にも良いやつと悪いやつがいるのです
ココナッツオイル、亜麻仁油、オリーブオイルなどいろいろな油が話題になっていますが、一体どの油をとったらいいのかわからないのではないでしょうか?
いい物をとるより悪いものをとらない方が身体にとっては負担が少ないので今回の記事を参考にしてみてください
・とるべき油、とらない方が良い油がわかる
・油の働きがわかる
以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
目次
良い油・悪い油
世は正に大油時代
かつては悪者とされていた、バターやラードなどの動物性脂肪よりも、サラダ油などに含まれるリノール酸の方が身体に炎症を起こすなど、体に悪影響を及ぼすことが明らかになってきています
そこのあなた!!
体調を悪化させる油を摂りすぎてないですか?
それでは油について整理していきます
食物性油と動物性油はどちらが健康にいい油か?
そう聞かれたらなんとなく雰囲気で植物性油な気がしませんか?
1950年代以降大豆油などサラダ油の大量生産の技術が進み「リノール酸」は体にいいという印象が広められました
それから、マーガリンが普及して、サラダ油がお中元として人気が出ました
しかし、最新の研究ではサラダ油に代表されるリノール酸は体内で代謝されてアラキドン酸になると炎症を起こし、肝炎、腎炎、関節炎、動脈硬化などを起こすといわれています
難しいので簡単にこちらに避けるものととるべきものをあげておきます^^
避けるべき脂肪(トランス脂肪酸を含むもの)
ショートニング、マーガリン、サラダ油、これらを使用している菓子類、コーヒーフレッシュ
少量にすべき脂肪
リノール酸
適度に摂取してよい脂肪
動物性脂肪(豚肉、牛脂、バター)
食べていい脂肪
魚油、ココナッツオイル、オリーブオイル、アボカドオイル。ごま油など
※マメ知識
ココナッツオイルは脳細胞にいい話
ココナッツオイルは燃えやすく、脂肪として蓄積されにくい脂
国内でも有数の認知症外来のある相模原中央病院で「ココナッツオイルは認知症治療に有効」という事が確認されています
市販のココナッツオイルは高温で処理したものは「有害なトランス脂肪酸」が混入してしまうので、低温抽出か非加熱抽出でエクストラヴァージンココナッツオイルと表示されているものを選ぶほうが良いでしょう
ココナッツオイルは過熱しても酸化しにくいため、調理に使うことができます^^
加工食品に含まれる「食物油脂」に気をつけろ
「トランス脂肪酸」は避けたい油です
トランス脂肪酸は自然界に1~2%はあるとされる、ごく少量存在する油で、通常の脂肪酸とは構造が異なるのが特徴です
この人工的なトランス脂肪酸は体内に入っても有効に利用されないどころか、細胞膜の変形などの原因になり発がん性もある事が指摘されています
有名な話で、海外ではトランス脂肪酸に対する規制は厳しく、規定以上のトランス脂肪酸を含む食品は販売できなくなっています
しかし日本では規制も表示義務もなく完全にフリーな状態なのでやばいです
トランス脂肪酸は、精製植物油(てんぷら油、サラダ油)、マーガリン、ショートニング、市販の食パンや菓子パンやお菓子、チョコレートやアイスクリームにも含まれていることが多いので注意が必要です
植物油脂フリーのこちらを選ぼう!!
植物油脂が入っているのはやめましょ(*^^*)
ファストフードのポテトや惣菜のコロッケなどもあきまへん
できればこういったものは避けた方が良いですね
良いものを体に入れるよりも悪いものを体に入れない方が簡単でお金もかからないのでそういった工夫が必要です
トランス脂肪酸とトランスフォーマーは関係ありません・・・
まとめ
油にこだわるのがしんどい人は市販の手軽に食べれるものを避けていく方が簡単です(フライドポテトや菓子パンなど)
日本の食品業界の闇は深いので無関心な人ほど病気や訳の分からない体調不良に悩まされてお金と時間を浪費させるシステムになっています
トランス脂肪酸は中毒性も高いのでとらないにこしたことはないですね
ちなみに私は油はエクストラヴァージンオリーブオイルをつかっています^^
今日言いたいことはそれくらい
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書いてる人
広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している国家資格を持つ柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。フライドポテトは年に数回しか食べない・・・フォロー拡散して頂けると作者が喜びます^^