アスリートにする子供の教育を考える

子供をトップアスリートしようとして、最近では幼稚園や乳児向けのスポーツクラブや運動教室などが人気という話を聞きます
子供をアスリートにしたいと思ったとき、何歳くらいから運動を始めたらいいのでしょうか?
早ければ早い方が良いのか?
・子供のスポーツ教育についてわかる
以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
今回の記事の動画解説はこちら
目次
体の成長について

人間の骨は大体2~3歳くらいで出てきて、成長を続けて17歳~20歳くらいで完成してくるといわれています
裸足は子供の体にいい!!
そう考える人も多いと思います
しかしこれは逆で、フローリングなどの硬くて平らな床で裸足で過ごさせることはあまり足にいいとは言えません
硬くて平たい床をペタペタ歩くことは、足も平になってしまいます
成長を決定づける幼児期にそんな場所で過ごさせると土踏まずが発達せずに偏平足を作ってしまいます
では、子供を裸足で過ごさせるとしたらどんなところがいいのでしょうか?
それは、平ではなくでこぼこした場所や砂浜など足の裏に様々な刺激が加わるところがいいです
そうすることで足の裏をどかどか使う歩き方でなく、指まで使った歩き方が身につきます
これは、幼児期だけではなく、足の骨が未完成の10代も同じです
スポーツをする人が固い室内の床の上を歩くなら「裸足ではなく靴や足を固定できるサンダル」を履くことを勧めます
人間、生まれつきの偏平足はいません
4歳くらいまでは土踏まずがなく一見偏平足に見えますが、正しい環境で育てば自然に土踏まずが形成されていきます
怪我が多い足を作ってしまうのは周囲の環境であることが多いようです
小さい頃は何をさせるのか?

小さい頃から巨人の星のようにガンガントレーニングをさせているのを目にします
幼稚園や小学校低学年時代から大人のようなプレーを教えられ、足や股関節の変形をともなっている人が大半です
体がまだできていない時期にハードトレーニングをさせ過ぎるとこれから成長する部分が固まって育たなくなってしまいます
サッカーや野球など、日本の少年スポーツは小さいころからスパイクを履いてユニフォームをそろえて大人同様に競技をさせ過ぎではないでしょうか?
この年代は遊ばせて育てる方が良いと思います
昔の話をすると年よりくさいですが、昔はスポーツクラブなどはあまりありませんでした
なので、デコボコな山道を歩いたり、木に登ったりというのが日々の運動でした
体ができるまでの時期はそうやって様々な動きを取り入れて運動させる方が後につながっていきます
こういったときに海外を引き合いに出しますが、ケインコスギは海外の学校にいた時に、一つの競技をずっとやらされることはなかったと聞いています
アメフトをしたり、サーフィンをしたり、かくとうぎをしたり、バスケをしたりと幅広く競技をすることによって様々なモノの見方や筋肉の使い方を覚えていく事ができます
とくに、同じ競技を続けていかないので一つの部位に負担がいかないため「使いすぎによるケガ」が少なくなるというのが最大のメリットです
小さい頃に集中して鍛えるとしたら一番いいのは「反射動作」です
反射動作の例を挙げると、卓球やテニスのレシーブの練習、サッカーのゴールキーパーの練習など反射動作に反応が求められる動作です
ざっくり言うと「読みに頼らない単純な反応動作」ですかね^^;
亀田三兄弟のピン球をよけたりするのはいいトレーニングになると思います
この反射動作を含めて、子供にスポーツの動作を教えるときに大事なことは、口頭で説明するだけでなく動かす部分を触って教えてあげることです
触れて刺激してあげるとその部分に意識がいき体の動かし方がわかりやすくなります
子供に見本を見せて同じようにやってみろと言ってもどこを見るのか観察のポイントを理解できないのがほとんどです
滅茶苦茶優秀な賢い子供を除いてどんなに丁寧に口で説明しても伝わらないのがほとんどです
なので、動かす場所に手を添えて「こうやるんや!」とやってあげることが重要です
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まとめ

スポーツにおいて怪我をしないようにすることは重要です
怪我をしてしまうと、練習できなくなる、パフォーマンスの低下、やる気の低下などいろんな弊害が出てきます
お金も時間もかかりますしね
最近はゲームばかりしてしまって体を動かす機会が減っているので日々の動きの中で体の使い方を意識してスポーツ競技に役に立てて行ってほしいです
今日言いたいことはそれくらい
That’s all I want to say today
I love you for reading till the end
それじゃ・・・

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書いてる人

著者近影
広島県の福山で筆者は国家資格である天才柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める天才美食家。
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