内臓脂肪をやっつけるために内臓脂肪について知ろう

パンチ
内臓脂肪に怒りのメガトンパンチ

「内臓脂肪をやっつけたい」

「とにかく運動して食事を減らせばいいんだろ?」

そんな乱暴に考えていたら、簡単にとれるはずの内臓脂肪もなかなか取れませんよ?

今日はそんな内臓脂肪にスポットを当てて、内臓脂肪をやっつける前に知るべきことを記事にしました

今回の記事でわかること

・ぽっこりお腹の原因がわかる

・ホルモンと脂肪の関係がわかる

・内臓脂肪のつく原因がわかる

・肥満とタンパク質の関係がわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

目次

  1. ぽっこりお腹の正体を暴く
  2. 女性ホルモンと筋肉量の減少で内臓脂肪がめっちゃつく
  3. 内臓脂肪がつくのは脂質の摂りすぎが原因ではない
  4. 内臓脂肪がたまるまでの道のり
  5. なぜ、糖ではなく脂肪となって体内にためるのか?
  6. 肥満はタンパク質不足が原因かも
  7. まとめ

ぽっこりお腹の正体を暴く

謎 クエスチョン
小松未歩といったら「謎・・・」

ポッコリ突き出したお腹や年々増えていくウエストサイズ・・・

お腹周りの脂肪に悩まされている人は少なくはない

このぽっこりお腹の原因は、「内臓脂肪」と呼ばれている脂肪の蓄積です

内臓脂肪はその名のとおり、内臓周囲、腸などの消化管を固定している膜にたまる脂肪です

たまりすぎた状態は「内臓脂肪型肥満」といわれ、その姿がリンゴに似ていることから「リンゴ型肥満」とも呼ばれています

体につく脂肪には三種類あります

・内臓脂肪・・・(つまめない)内臓周囲、腸などの消化管を固定している膜にたまる脂肪

・皮下脂肪・・・(つまめる)皮膚のすぐ下につく脂肪で、腰から太ももにかけて蓄積しやすい

体温の維持やエネルギーの蓄積、外部の圧力から身を守るなどの役割があります

過剰に溜まった状態は、「皮下脂肪型肥満」、または「洋梨型肥満」と呼ばれています

・異所性脂肪・・・体のたまるべきでない場所、筋肉や臓器についた脂肪のことを言います

厚生労働省は腹囲をメタボリックシンドロームの診断基準の一つにしていますが、これは内臓脂肪が健康を害する物質を放出する事がわかっているからです

ぽっこりお腹は生活習慣病を引き起こす危険信号とも言えます

あとは、薄毛の始まりですな

肥満と薄毛は一蓮托生ですから

女性ホルモンと筋肉量の減少で内臓脂肪がめっちゃつく

筋肉 女性
筋肉があればなんとかなるのだよ

内臓脂肪の特徴の一つとして、加齢とともにつきやすくなる事があります

特に女性は45歳〜55歳前後で閉経すると、それ以前の2倍の速さで内臓脂肪が蓄積していくといわれます

女性ホルモンは妊娠・出産に関わる骨盤内の臓器を守るため、腰周りを中心に皮下脂肪をためるように働きます

しかし、閉経後は分泌量が減少します

皮下脂肪がたまりにくくなり、その分内臓脂肪がたまりやすくなるのです

男性であっても「中年太り」という言葉があるように、加齢とともに内臓脂肪がつきやすくなります

その原因は筋肉が落ちて基礎代謝が落ちるからです

基礎代謝とは、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、体温を保ったり・・・・といったように生命を維持するために消費するエネルギー量のことです

そのエネルギーは主に筋肉が脂肪などを燃焼することで作られます

しかし、加齢に伴い筋肉量が減っていくために脂肪がエネルギーに変えられず蓄積しやすくなるのです

女子は、過度なカロリー制限や糖質制限をするなどのダイエットによって筋肉量が落ち、基礎代謝量が減って内臓脂肪が増えるというケースもよくあります

また40歳前後になると、体重は標準値でも内臓に脂肪をため込んで体脂肪率が高い「隠れ肥満」の人も多いです

内臓脂肪がつくのは脂質の摂りすぎが原因ではない

脂肪 肉
そんなに脂質は食べれない

「体脂肪がたまる食事」と聞くと、みなさんはどんな食事を思い浮かべるでしょうか?

霜降り肉や脂身の多いステーキなんかを想像する人も多いのではないでしょうか?

そりゃぁ・・・脂質のとり過ぎは体に脂肪がたまる原因になりますが、脂質をとりすぎるのはかなり辛いのでなかなかとりすぎる事ができないのが現状です

それよりも問題なのが「糖質」のとりすぎです

脂質の原料は脂質と糖質で、実は糖質の方が脂肪になりやすいのです

ご飯やパン、パスタなど糖質がたっぷり含まれた食事を食べると、血液中の糖(血糖)の量である血糖値が上がります

するとインスリンというホルモンが膵臓から分泌され、血糖を筋肉細胞に取り込んで血糖値を下げようとします

とりこまれた血糖はエネルギー源となった後グリコーゲンとして蓄えられますが、使いきれなかった血糖は脂肪細胞に取り込まれて中性脂肪(体内でエネルギーとして使われる脂肪)に合成されてしまいます

これが増えすぎると内臓脂肪や皮下脂肪などとなって蓄えられるのです

また、体内にとり込まれた糖質と脂質は、肝臓に送られ中性脂肪が合成されます

中性脂肪は血液中を流れて各器官に運ばれ、エネルギーとして消費されるのですが、使いきれなかった中性脂肪も蓄えられます

つまりは・・・糖質や脂質(特に糖質)をとりすぎた状態で、体を動かさずにエネルギーをあまり消費しない生活を続けていると、脂肪がどんどん蓄積されていくというわけ

早い話が、筋トレしろって事

内臓脂肪がたまるまでの道のり

道 道路
曲がりくねった道の先に・・・

食事をとると、エネルギー源となる中性脂肪が作られ身体中に運ばれます

ただ、糖質・脂質の摂りすぎや運動不足などによって、中性脂肪がエネルギーとして消費しきれないと、脂肪となって体内に蓄えられることになります

脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪、異所性脂肪の三種類があるといいました

一番最初に蓄えられるのは、皮膚のすぐ下にある皮下脂肪です

皮下脂肪は全身につきますが、特に女性の下半身(下腹部、太もも、お尻など)につきやすいのが特徴です

皮下脂肪として蓄えきれなかった中性脂肪は、内臓の周りなどにつく内臓脂肪として蓄えられます

特徴は、お腹がぽっこりと出るようになることと指でつまめないこと

皮下脂肪は指でつまむ事ができます

さらに、内臓脂肪にも蓄えきれず余った中性脂肪は、異所性脂肪として蓄えられることになります

異所性脂肪とは、肝臓や膵臓、筋肉など本来たまるべきでない場所に溜まってしまうもので、第3の脂肪とも呼ばれています

特徴は、外見では痩せて見える人にも溜まっている場合が多いことです

特に自覚症状もないうえ、異所性脂肪が溜まった臓器や筋肉は、本来の機能が低下してしまいます

2型糖尿病などの病気を悪化させるリスクが高まるため注意が必要です

脂肪が体に溜まる順番は・・・

皮下脂肪→内臓脂肪→異所性脂肪

なぜ、糖ではなく脂肪となって体内にためるのか?

太っちょ 江頭2時50分
お前に一言物申す!!

体内で蓄えておくエネルギーをわざわざ糖から脂肪に変えるのは、同じ量の場合、脂肪の方が約2倍のエネルギーを格納できるからです

また、糖を備蓄するには脂肪の約3倍の水分が必要となり、脂肪で備蓄するよりも重くなってしまいます

ブドウ糖1g(4kcal)<脂肪1g(9kcal)

肥満はタンパク質不足が原因かも

肉 食べたい
肉食べたい・・・

筋肉はエネルギーを多く消費する器官です

呼吸をする、心臓を動かすなど、生命の維持に必要となるエネルギー料のうち、筋肉が3〜4割を消費するとされています

筋肉に脂肪をエネルギーに変えて消費する機能もあるため、筋肉量が増えれば痩せやすく太りにくい体質になります

筋肉を増やすためには、筋トレなどの運動にプラスして、筋肉のもととなるタンパク質を十分に摂取する必要があります

タンパク質が十分に足りているかは「アルブミン」の数値が目安になります

アルブミンの量が十分にあれば筋肉の量を維持する事ができます

また、アルブミン値が高いほど健康で、長生きであることもわかっています

アルブミン値を見れば、タンパク質の摂取量が足りているかに加え、健康状態もわかります

アルブミン値 
私のアルブミン値は4.2・・・タンパク質が足りない・・・( ; ; )

内科や消化器内科、糖尿病内科などにある医療機関、人間ドッグの血液検査で調べる事ができるので、気になる人は受けてみよう

献血したらわかるので献血するのもアリ^^

まとめ

内臓脂肪がつくと病気になりやすい

その他、病気や薄毛の原因にもなりうる

中年期に差し掛かると、加齢に伴い筋肉量が減っていくために脂肪がエネルギーに変えられず蓄積しやすくなる

脂質の原料は脂質と糖質で、実は糖質の方が脂肪になりやすい

糖質や脂質(特に糖質)をとりすぎた状態で、体を動かさずにエネルギーをあまり消費しない生活を続けていると、脂肪がどんどん蓄積されていく

なので筋トレせよ

脂肪が体に溜まる順番は・・・皮下脂肪→内臓脂肪→異所性脂肪

アルブミン値を増やすために、タンパク質を摂取せよ

アルブミン値は血液検査でわかる

献血に行こう

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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書いてる人            

広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。私のアルブミン値は4.2・・・タンパク質が足りない・・・( ; ; )

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