それダメ!なかなか筋肉がつかない人の特徴4選
筋トレシーズン到来
春先になって夏が近づいてくるとジムはなんだか賑わっってきます
そんな中、夏が過ぎると人がどんどん減っていくのも事実
そういった人は筋トレを一生懸命やっているのにもかかわらず
・なかなか筋肉がつかない
・なかなか痩せない
・思った通りの体型にならない
そんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
今回はそんな悩みを解消するための記事になっています
気になった方は今回の記事を参考にしていただき、早く、楽に思い通りの体型を手に入れていただきたいと思います
目次
毎日筋トレする

近年の筋トレブームで、スポーツジムを利用する人が増えて誰でも気軽にトレーニングを行える環境が整ってきました
最近ではうちの近所にまた24時間営業のジムが出来そうです
春先になって夏も近づいてくると一気にジムは人が多くなっていきます
「通勤途中でジムに立ち寄る」なんて人も結構いると思います
しかし、ここで注意が必要です
毎日筋トレすると効果はあまりあがりません
それではここから理由を説明していきます
筋トレで筋肉に負荷をかけると、筋繊維に傷ができます
傷ついたことを感知した脳は筋肉の修復を命令します
この働きが効率的に行われて筋肥大へと繋がります
一般的に、筋肉の合成が高まるピークが24〜48時間、筋肉内のエネルギー源である筋グリコーゲンが回復するに48〜72時間、さらに靭帯や腱などの損傷を考えると毎日やるのはお勧めできません
本当に追い込めていたら、週1回〜2回と言うことになります
毎日のジム通いが習慣になっている人はなんだか物足りなさを感じてしまうでしょう
筋トレをしたあとはしっかり筋肉を休ませてあげましょう
この回復期に筋トレをすると、筋肉疲労が進むばかりで筋肉が成長しない上に、靭帯損傷や肉離れなどの怪我にも繋がります
だいたい一つの筋肉が最大パワーを発揮できるのは48〜72時間二一回くらいです
毎日ダラダラ筋トレをしていてはトレーニングではなく作業です
それでは筋肉が無駄に疲労してしまって良いトレーニングはできません
あちこちいろんな部位を筋トレする

夏が近づいてくるとみんな焦ってしまいます
早く結果を出したいためにいろんな部位を鍛えてしまうのは逆効果になります
筋肉が大きくなったら体積が増えます
そうすると、血液の量が多く必要になります
同時にいろんな部位を鍛えると、血液が足りなくなるので筋肥大も中途半端になります
もし、すべての筋肉が同時に大きくなったとしたら、心臓は過度の負担を受けてしまい命の危険を感じるので、筋肉の成長に制限をかけてしまうのです
そのため、めちゃくちゃいろんな部分を筋トレしても、思ったほど効果が上がらずやる気がなくなってしまうのです
鍛えたい部位は1つに絞ってしっかりと追い込みましょう
骨格と違って、筋肉は自在に大きさや形を変えることができるため、頭の大きさが気になる人は方周りを鍛えて肩幅を大きくする、脚を長く見せたいならば膝の上の筋肉を落としてお尻の上部を鍛える、といったテクニックも使えます
どこから鍛えていいのかわからない人は、胸の「大胸筋」から鍛えるのが良いでしょう

わりときつくないしパンプアップが実感しやすいためです
ちなみに大胸筋は秘孔ではありません
胸に厚みが出ると、それだけでボディラインのメリハリがアップして男らしさやたくましさや愛おしさが倍増します
大胸筋を鍛えると同時に、肩の三角筋、二の腕の上腕三頭筋も同時に鍛えられるので一石三鳥です

長時間頑張って筋トレする

修行という言葉が大好きな人は、筋トレをしていても長時間行う人が多いように感じます
中には「この人このジムに住んでいるんじゃないのか??」
というくらい長い時間ジムに滞在している人もいます
そんな人は結果を出すことよりも、トレーニング自体が喜びになってしまっていて目的を見失ってしまっていませんか?
一生懸命トレーニングをして筋トレを始めて1年以上も経つのに、全く体型が変わらないという人は多いです
その原因は「長時間のトレーニング」が原因です
筋肉の性質として二つの種類があります
瞬発力の「速筋」
持久力の「遅筋」
体型を変えたり、メリハリボディが欲しい人は、筋繊維が太くなりやすい「速筋」を鍛えるのが有効であるといわれています
この速筋は、短時間に強い負荷をかけた時だけ成長する性質があります
よって、無酸素運動でしか鍛えることができません
短距離走などの瞬発力を必要とするスポーツに役立つほか、鍛えれば鍛えるほど基礎代謝が上がるため、ダイエットにも効果抜群です
一方の「遅筋」は、主に有酸素運動時に使われる筋肉です
速筋に比べて収縮するのに時間がかかるため、発揮できる力は小さいですが、疲労しにくいという特徴があります
遅筋は繊維が細く、基本的には速筋のように太く成長しづらいといえますが、鍛え方次第では頑張って太くすることもできます
よくジムでランニングマシーンだけやって帰る人がいますが、あなたがボディメイクやダイエットを目的にしているならそれは完全なる間違いです
やればやるほどエネルギー代謝の良い「速筋」が衰えていき、脂肪をためやすい「省エネ」な体になってしまいます
すなわち、太りやすく痩せにくい体になるということです
持ち上げるスピードが遅い

「筋トレはフォームが命」
とはいうものの、ゆっくりチンタラやっていたら筋肉はつきません
フォームは筋トレを行う上で重要視すべきことの一つではあります
間違ったフォームで筋トレをすると、鍛えたい筋肉をきちんと使えないうえに、怪我をしたりするため、初心者は正しいフォームを習得することから始めるのが吉です
だからと言って、ゆっくり慎重に行うのは話が別です
速筋を鍛えるための無酸素運動は、1回の動作の中で狙っている筋肉に対してどれだけ負荷をかけられるかで、効果に大きな差が出ます
以上のことから、無酸素運動である筋トレはスピード命です
物理の法則では、運動エネルギーは速度の2乗に比例するので、速度が倍になると運動エネルギーは4倍になります
例、5キロのダンベルを使った筋トレでは、ゆっくりあげた場合は最大で5キロの負荷で変わらない
倍の速度で行うと、5キロ×4=20キロの負荷をかけれます
ゆっくり筋トレをすると、緊張状態を保っている時間が長いのできつく感じますが、実際では逆効果であることを覚えておきましょう
まとめ
毎日の筋トレは、「トレーニング」ではなく「作業」になりがち
一回の筋トレであちこち欲張って鍛えるのは逆効果
長時間の筋トレは、やればやるほどエネルギー代謝の良い「速筋」が衰えていき、脂肪をためやすい「省エネ」な体に、すなわち、太りやすく痩せにくい体になる
筋トレはスピードが命(フォームも大事)
今日言いたことはそれくらい


筆者のプロフィール

筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。ジムの中がなんだか賑わってくるシーズン到来です^^
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