最適なマッサージを考える
マッサージって気持ち良いですよね^^
筆者としては「HUNTER×HUNTER」であった「まじかるエステ」という技が最近一番欲しい念能力です


ホント疲れがとれないのでこの技をして欲しい今日この頃です
そんな「マッサージ」に焦点を当てて今回は素朴な疑問についてざっくり解凍していこうかと思います
それじゃ今回も「いくぞ!」

こちらの記事にも書いてるけど、マッサージは奇跡の万能薬ホルモンも出ますからね
目次
マッサージの強さ問題

筆者が施術を行う際に気を付けていることがあります
めっちゃ身体が固い人をガンガン刺激しないのです
理由としては、固い体を強刺激でマッサージすることで筋肉や筋膜が傷つき、翌日筋肉痛ににた症状が出やすいからです
俗にいう「揉み返し」というやつですね
楽になりに来て翌日になって痛くなってしまっては、なんだか損した気分になりませんか?
揉み返しになっている状態は、筋膜が部分的に破れている状態です
筋膜は痛みを感じやすいという性質があります
骨折をした時に痛みが出てくるのは、骨を覆う骨膜という筋膜が破れて刺激されてしまうからです
刺激が癖になると、より強い刺激を欲してしまいます
若かりしころ筆者の診た患者で、より強い刺激を求めるがあまりとうとう拳で殴らないと気持ちよさを感じなくなってしまうお婆さんがいました・・・(ある意味最強)
マッサージの刺激はいた気持ちいいというのもいいですが、普通に気持ちいくらいに留めるのがいいというのが現代の科学の弾き出した結果です

マッサージの頻度問題

先ほどいったように、気持ちいい程度の強度のマッサージなら毎日やってよろしい
しかし、それが義務になってしまうとかえってストレスになってしまいます
そんなかけなくてもいいストレスというものはコリや痛みを悪化させます
マッサージしたいなぁ♪
くらいの感覚でいくと心もカラダも楽になるのでくれぐれも「マッサージしないといけない」と思って日々過ごすのはやめましょう
マッサージのタイミング問題

セルフマッサージをするタイミングはいつでしょう?
今でしょ!!
そんなわけでマッサージはいつやってもいいです^^
でも・・・
避けた方がいいタイミングがあります
それは「食後」
食後というのはカラダが消化吸収に集中しているので血液が筋肉にいっていません
なので、食後2時間ほどは避ける方が無難です
あとは、体温が低くカラダが硬い寝起きもマッサージには向いていません
マッサージするなら入浴後がカラダが柔らかく温まっていていいタイミングです
マッサージを行うと、血行がよくなり老廃物の排泄もスムーズになるので前後にコップ1杯程度の水分補給を行うが吉
もちろん酒を飲んでのマッサージもダメです

マッサージを受ける時の心得

マッサージをする方もテクニックが必要だが、マッサージを受ける方にもある程度のテクニックが必要となる
理由は、カラダが過度に緊張している状態ではこりも痛みも解消しにくいからです
マッサージを受ける方はいかに脱力するかが鍵となる
しかし、普段リラックスするということを意識していない現代人は力を抜くということがとても苦手です
達人のセミナーでも力を抜くのが苦手な人が結構いた
そこで力を抜くコツを伝授しましょうか・・・
そんな力を抜けない人は逆に力を入れてみるという手法です
肩の力を抜く方法を例にとってみましょうか
肩の力を抜きたいのなら、肩をすくめるように力を入れてその後ストンと肩を落とすと力が抜ける感覚が得られるでしょう
さらに吐く息も長くしてみましょう
すると、副交感神経が優位になり、血管も緩みやすく脱力タイムス突入です
ペアでやる時の注意点

マッサージを受ける方もやる方も双方で必要となるのは「コミュニケーション」です
マッサージは強すぎないか?
筋肉が張っているところはどこか?
どこが気持ちいいのか?
そんな密なコミュニケーションが必要不可欠です
施術する側は相手を傷つけないように爪を短くして手を温めてからやりましょう
肌に直接触れる場合はカサカサな手でやらないように日頃からハンドクリームなどで保湿を欠かさないようにしましょう
マッサージを習慣化するには?

筆者自身が施術するときにいつも患者さんにいっているのですが、1回施術しただけで良くはなりません
人間の体は日々使われています
ある程度習慣化して長く続けないと期待したような成果は得られません
そのために必要なのは、セルフマッサージにしてもプロにしてもらうにしてもいろんな手法を試して心地よさを実感することです
心地よさを実感していたり、回復の手応えがあれば自然とまたやろうという気持ちになります
マッサージをしてカラダがしんどくなるようならそれはマッサージ以外の休養方法を試してみましょう
マッサージも筋トレも同じで1回やっただけじゃそんなに意味がありませんので悪しからず
いつプロに頼ればいいか?

セルフでマッサージを1〜2週間続けても変化がないようならそこはプロの出番です
自分でマッサージをして痛くなってしまっているようならセルフでやるのはやめてください
早めにプロに見てもらうようにしましょう
安静時でも痛みや違和感があるようなら病院での診察を視野に入れます
大体の人がやってしまいがちなのが、コリや痛みが限界を突破してしまってから慌てて治療院を探すというケースです
ネットで検索しても良し悪しはなかなか分かりません
同じ悩みを持つ知人や同僚にいい治療院を聞いておいて信頼できる先生を見つけておきましょう
いざ治療院に行こうと思ったら予約が取れないこともあるので数人確保しておくと心の平穏を保てます^^

まとめ
マッサージの刺激はいた気持ちいいというのもいいですが、普通に気持ちいくらいに留めるのがいいというのが現代の科学の弾き出した結果
マッサージしないといけないというストレスを感じながら生きているとかえってコリや痛みを増幅してしまうので、軽い気持ちでマッサージを行うことを推奨する
マッサージのベストタイミングは入浴後などカラダが柔らかく温まっている状態
食後、寝起き、飲酒のタイミングでマッサージはダメ
マッサージ前後で血行促進や排泄をスムーズにするためにコップ1杯程度の水分補給を行おう
マッサージを受けるときは脱力して力を抜いて受けましょう
力が抜けない人は逆に力を入れてその後力を抜いてみると脱力しやすくなる
同時に吐く息を長くすると副交感神経も優位になり血管拡張によりよりカラダはゆるむ
ペアマッサージでの注意点は双方のコミュニケーションをしっかりとるというところ
施術する側は爪をしっかりと切り手を保湿して温かい手で施術しよう
マッサージも筋トレも同じで1回やっただけじゃそんなに意味がありませんので悪しからず
1〜2週間セルフでマッサージをして効果がなかったり症状が悪化しているようならプロに任せよう
痛みが限界突破してから探してもいい治療院が見つからなかったり予約が取れない可能性があるのである程度情報をシェアしておいて確保しておこう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人

著者近影
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
他人に完璧を求めるのなら、自分がまずは完璧なのか確認することが大切。完璧な人はいないので、許すことや認めて、支え合うことを忘れないように・・・