股関節を鍛えるメリット

以前にこんな記事を書きました

日本人はカラダの後ろの筋肉が弱いです

特にお尻の部分である臀筋です

臀筋は股関節とも言われていて、さまざまな動きの要となっています

そんなわけで今回はこの重要な関節である「股関節を鍛えることのメリット」について解説していきたいと思いますので最後までおつきあいください

目次

  1. 代謝が上がってダイエット効果
  2. 腰痛軽減
  3. 動ける体が手に入る
  4. 血流促進で健康増進
  5. 姿勢が良くなる
  6. まとめ

代謝が上がってダイエット効果

画像7

股関節を動かすのは、大体やお尻といった大きな筋肉です

運動不足だと、40歳以降は年1%の割合で筋肉が減っていきます

記事の中でも紹介していますが「老化は足腰から」と言われるように、下半身の筋肉は衰えやすいという特徴があります

下半身の筋肉は大きいからなかなか衰えなさそうな感じですが、その筋肉の維持にはかなりの負荷を加えないといけません

家に帰ってゴロゴロしている生活を続けている人は、下半身を刺激できるほどの重い負荷がかかることがほとんどないのですぐに衰えていきます

その結果・・・「肥満」への扉を着実に開けていく結果になるのです

閉じたドアと白い塗られた壁

筋肉は、何もしていない時でも消費する基礎代謝の約20%を占めます

筋肉が衰えると、その代謝がダウンするため、太りやすくなるというわけです

股関節を積極的に動かし、下半身の大きな筋肉を刺激すると、代謝の低下が避けられる

下半身の筋肉が増やせたら、代謝が上がり、太りにくい体質になるのに・・・

脚が太くなるのは嫌だ・・・と、そんなこと言っていたらお腹だけ出た彼岸島に出てくる妖怪みたいな体になってしまいますよ・・・

これね↓

彼岸島 鬼
出典「彼岸島」松本 光司

腰痛軽減

腰痛 マッサージ

腰痛と特に関係がある関節が、股関節です

腰を前に屈める時は、股関節と腰椎が屈曲して、骨盤が前傾します

お辞儀 日本人
股間を守る・・・

股関節の動きが悪いと、腰が過剰に曲がる状態となり、そのストレスが蓄積すると腰椎椎間板ヘルニアの引き金となる可能性があります

逆に腰を反る時にも股関節の伸びが悪い状態だと、腰椎が過剰に剃ってしまって腰椎分離症などの可能性が出てきます

股関節の動きを良くしたら、腰椎の負担が軽減してえ腰痛の予防となるのです

しのごの言わずに股関節は柔らかくしておくことが良さそうです

動ける体が手に入る

トレーニング女子 フィットネス

体幹トレーニングは、今では小学生でもやっているという状態ですっかり世の中に定着しています

いつでもどこでも誰とでも・・・

しかし、体幹だけ鍛えていても意味がありません

体幹とは、股関節や肩関節が動かなくてはなりません

体幹トレーニングをして体幹が硬くなっただけで満足していたらもったいないことです

体幹が弱くて不安定だと、手足は思い通りに動かすことはできません

体幹をしっかりと安定させてこそ、手足を自由自在に動かせるのです

股関節の働きを高めるトレーニングを行って、初めて体幹トレーニングは威力を発揮するのです

血流促進で健康増進

血流促進 健康 美女

リモートワークなどで、いつもよりも動くことがなくなったのになんだか前よりも疲れやすくなった・・・

そんな人は肉体的疲労よりも、精神的疲労の方が上回っています

そんな悩みがあるなら、股関節周りをもっと動かしましょう

運動量が減るということは、股関節が動いていない時間が長いということです

特に座っている時間が長いと、股関節が曲がったままになり、心臓から下に血液を送る血管が圧迫されるので、血流が当然のことながらせきとめられます

そうなると、血液で全身の細胞に酸素と栄養素を送って、疲労物質を除去する働きが悪くなるので、疲れやすくなってしまうのは当然です

さらに、心臓より下を流れる血液は、重力に逆らって心臓に戻ろうとします

それを助けるのが、ふくらはぎを中心とする下半身の筋肉ポンプの働きです

この働きについてはこちらの記事を参照

座りっぱなしなどで股関節が使えないと、このポンプ作用も低下します

立って股関節を動かし、血管を圧迫から解放して筋肉ポンプで疲労を回復させましょう

姿勢が良くなる

日本 姿勢 正座

正座をするときは、礼法に従うと、かかとの上に骨盤の座骨を乗せるのがルールです

すると骨盤は必ず前傾して、腰椎の前方カーブが少しつき、腰は軽くそります

その姿勢で体幹をきちんと固めて、股関節から状態を前に倒すのが、美しいお辞儀とされています

お辞儀は腰を曲げるのではなく、股関節をしっかり折って行いましょう

日本舞踊でも狂言でも、骨盤を床と並行に動かし、背骨を床と垂直に立てるのが決まりです

それを可能にするのが、骨盤と背骨の安定と股関節のしなやかな動きということです

股関節の機能を高めると、姿勢の良さや、達人の動きに近づくことができるかもしれません

まとめ

脚が太くなるから嫌だと言っている人は、彼岸島の妖怪みたいにお腹だけぽっこり出る体型になるから、下半身を鍛えましょう

股関節が固いと腰痛の原因になりうるので、しのごの言わずに柔らかく保とう

股関節の働きを高めるトレーニングを行って、初めて体幹トレーニングは威力を発揮する

長時間座りっぱなしの人は立ち上がって股関節を動かし、下半身の筋肉ポンプで血流促進

股関節の機能が上がると姿勢が整う

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

画像8
画像9

書いてる人            

広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。眠い日が続いております^^

YouTubeや他のSNSは下記のリンクから^^フォロー拡散して頂けると作者が喜びます^^

https://shiryuukai.com/2656/

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA