治療家が考えるオススメできない治療院とは

世の中いろんな治療方法や治療院があるもんです

治療を生業としている筆者自身でさえそんなにたくさんの治療院を見てきたわけじゃないですが、よその治療院に行った人から時々驚くようなことを聞かされることもあります

最近じゃネットの普及も手伝ってどんな治療をするのかあらかじめリサーチすることもできる世の中になってきました

だが、実際の治療なんてもんはやってもらわないとわからんものです

まさに百見は一触にしかず・・・

出典「刃牙道」板垣恵介まさに百見は一触にしかず・・・勇次郎 名言
出典「刃牙道」板垣恵介

今日はそんな治療院について治療家の立場からみた「自分なら行かないかぁ・・・」という治療院について解説していこうと思うので、最後まで主観マシマシマンガ多めでよろしくねぇ

それじゃ今回も「いくぞ!」

出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦 いくぞ!
出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦

目次

  1. 無資格者が施術をしている
  2. 不必要な治療をやたら勧めてくる
  3. 清潔感がない治療院
  4. 治療内容や治療費の説明が不十分
  5. 女性患者にやたら服を脱ぐことを強要する
  6. まとめ

無資格者が施術をしている

資格ないとダメだよ出典「北斗の拳」原哲夫 武論尊
資格ないとダメだよ
出典「北斗の拳」原哲夫 武論尊

治療院でやってんだから当然資格持ってるでしょ?

普通の人はそう思いますよね

最近じゃそんな事は滅多とないですが、一昔前は資格なくてもバンバン保険請求かけてやってたのが当たり前でした

しかし、この令和になってもそんな治療院が結構あるようです

学生などを使っている治療院はそれに当てはまる確率が高いです

リラクゼーションなどを謳っているところは特に専門学校に数年通って国家資格を持っていなくても簡単な講習を受けるだけでできたりします

なんなら、何にも資格なくてもできます

中には無免許でもとんでもなくすごいゴッドハンドみたいな人もいるようですが、そんなもんは本当にごく稀です

出典「イニシャルD」しげの秀一無免許でもすごい人はいるけど本当稀出典「イニシャルD」しげの秀一
無免許でもすごい人はいるけど本当稀
出典「イニシャルD」しげの秀一

治療院の中に資格の認定書みたいなのが飾ってあったりしますが国家資格の認定書以外は一定の水準を保証できかねます

民間の資格はほとんどお金儲けで作られているものなので意味をなしませんので、くれぐれもいろんな資格があるからといって安心ってわけじゃないことをお忘れなく

最低限の保証として国家資格を持っている人に治療してもらうことをお勧めします

不必要な治療をやたら勧めてくる

バールは治療に使わないよ出典「特攻の拓」佐木飛朗斗 所十三
バールは治療に使わないよ
出典「特攻の拓」佐木飛朗斗 所十三

必要か不必要かは治療家の先生が決めると思っていませんか?

それはちゃいます

まぁ、決めるは決めるんですが・・・そこは患者さんの立場や希望を聞いていい感じの落とし所でやっていくのがプロってもんです(内臓が出てるとか腕がちょん切れてるとかの明らかな重症な場合を除く)

あとは、たくさん治療したら早く結果が出る・・・とまでは行かないですがある程度回数ってやつが必要です

人間の体は機械じゃないし自然治癒力ってもんがあるので時間はかかります

あと、1回でなんとか治してやろうとするのもまた患者さんがよくいうやつです

こけて負傷したなどのたちまちの対症療法ならその場しのぎの痛みを紛らわすこともできますが、ほとんどの場合日々の悪い姿勢だったり、繰り返しの動作の積み重ねで負傷するのがほとんどだからね

そういった場合はやっぱりその痛みが出てくるのにかかったのと同じ時間が治療にかかります

結構聞かれたりするのが、「鍼をしたら早く治るのか?」「〇〇という機械を使うと早く治るのか?」という質問です

その答えは「やってみないとわからない」というのが本音です

一応セオリーってもんがありますが、そのセオリーも多くの人に対しておおむね70点取れるくらいのものであってその人に100%マッチしているとも言い難いのです

100%マッチするであろう治療をするなら割と高額な治療になるのですが、それもなかなか継続が難しいというものです(本来良い治療は高いものですし人間なのでそれもまたやってみないとわからないというのが本音)

治療を受ける際は難しいと思いますが、任せっきりにするんじゃなくて少し自分で調べてからいくとか、そこの口コミを見てみるっていうのもいいと思いますよ

ちなみに、整骨院での保険治療は最低限の治療って知ってました?

これは歯医者と同じシステムです

整骨院や歯医者でお金を儲けようと思ったら安い保健治療で大人数こなしまくるか、少し高価な実費治療をするかの2択です

整骨院や歯医者で治る治療や満足いく治療をしてもらおうと思ったらやっぱり保健治療だけだと限界があるというのは知っておいてもらいたい今日この頃・・・(だからって高額な治療を受けろってわけじゃないよ)

一番は自分でしっかり管理して、それでも管理や調整できない部分が出てしまいそうになったらプロに頼むっていうのが理想です(仕上げに使うイメージね)

例、

  • 普段筋トレやストレッチをしている人で少し痛みが出てきそうだから意見を聞く
  • 定期的なメンテナンス、現在の状態を確認してもらう目的
  • 歯医者なら普段からしっかりフロスもして歯を磨いているが、3ヶ月に一回検査とクリーニングしてもらうなど

本来痛くなってからいくのが医療機関ですが、痛くなってからいく人というのは痛みが取れても大体生活習慣を直さないので再び痛くなってやってきます

一番いいのが、誰も痛みがなくなって医療業界が儲からなくなっていくのがいいのですが・・・そうならないのが業界を腐敗させてしまう原因でしょうね・・・

個人的には医療行為でアホみたいに金儲けするのを良しとしていない考えの筆者ですというお話は長くなるのでまたいつか話そう・・・

病院はこれらとは逆で先進医療ではなく保健治療が最善治療だといわれているので、その辺を間違えると健康資産と蓄財をミスることになるので注意が必要です

がんとかそういったやつは先進医療なんていらんのよ・・・

 さてさて、整骨院でコルセットやテーピング、サポーターなんかを売っているところはよくあると思います

しかし、変な健康食品なんかを売っているところは少し注意が必要かもしれません

100歩譲ってプロテインなんかを売っているならまだいいですが・・・

「健康になる水」「パワーストーン」「綺麗になるサプリメント」「膝の痛みが取れるサプリメント」

とかになってくるともう警戒レベルマックスです

そんな時は真っ先にこのシグナル

出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

健康食品は人によって効果が変わってくるのでやっぱり医師の指示を仰ぎながらってのが一般的です

それに、ほとんどの健康食品は効果もあいまいで儲けのための商品なので必要ないというのが筆者の超個人的な見解です

健康食品に手を出す前に日々の食事を生活習慣を見直す方が先なのでお間違えなく^^

「とにかく毎日来てください」「この健康食品を買ってください」というような治療院の先生には要注意です

清潔感がない治療院

綺麗じゃないとダメ出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博
綺麗じゃないとダメ
出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

汚い治療院は論外です

こんなもの、治療院に限らずどこでも当たり前のことです

筆者が一番注目してみているのが、「トイレ」です

見えるところはどんだけ綺麗でもトイレが汚いところは少しヤベェなと思います

トイレの重要性はこちらの書籍にも書いてあるよ

簡単にいうと・・・

「人間の入れることと出すところを綺麗にしなかったらどうして綺麗な商品が生まれるのか」

ということで当時お金のなかった状態でトイレを真っ先に最新式のものに変えたそうな・・・

病気とか怖いし、人間汚いより綺麗な方がいいに決まってますからね(風水でも部屋を綺麗にするっていうのだけは納得いく)

治療内容や治療費の説明が不十分

もう少し説明してくれたら不安も解消するんだが・・・出典「ワンピース」尾田栄一郎
もう少し説明してくれたら不安も解消するんだが・・・
出典「ワンピース」尾田栄一郎

まず、医療機関って治療にいくらかかるのかっていうのがわかりにくいっていう特徴があります

ご飯食べるところだったり普通のところなら大体値段って提示してありますよね

治療するときに今日はこの治療をするのでこれだけお金がかかりますよってことをきちんと説明してくれないとダメです

続いて、治療内容です

今日はどんな治療をするのか?

もちろんこの時に患者さんの苦手な治療だったりする場合は別の方法を提案したりもします

それでも、どうしても必要な治療ならそこはしっかりとした説明をして治療内容に同意してもらってからの治療となります

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ・・・ポイズン・・・みたいな時代もあって、何もいわずに「じゃあ始めますか」って感じでいきなり治療するなんていうのはもう一昔前の治療院のお話です

治療内容と治療にかかる費用をきちんと明確にしてきちんと双方の同意があってはじめて治療が開始されます

そもそもご飯食べに行って値段見ずに注文するなんてしないでしょ?

世はすでに令和です

一方的な殿様営業の時代は昭和くらいでもうすでに幕を閉じています

女性患者にやたら服を脱ぐことを強要する

うんうん、靴は脱ごうね出典「スラムダンク」井上雄彦ゴリ 靴を脱げ
うんうん、靴は脱ごうね
出典「スラムダンク」井上雄彦

筆者が治療院でとてもびっくりするお話・・・

基本的に治療院では服を脱ぎません(靴は脱げ)

全裸にもなりません

鍼治療やどうしても患部が出しにくい場合はその部分だけ出すとか、もしくは専用の服に着替えてもらうなどしてもらいます

ましてや、男性の先生が女性患者に「脱いでください」っていうのはもはや、ヤベェ治療院です

早い話が、脱いで治療することなんてないってことくらい

産婦人科医の男の先生でもかなり気を使ってやってるって話だから、ましてや治療院で気を使わんなんてありえんお話です

ちなみに肌を直接手で触れることもほとんどありませんな

大体タオル一枚かませて治療します

当たり前のように脱ぐことを強要する治療院にはくれぐれもご注意を・・・(脱がなくても治療できますから)

まとめ

最低でも国家試験に合格している人にしてもらう方がいい

よくわからん民間の資格をたくさん並べられても実際はお金払って講習受けるだけでもらえたりするものが多いのでハズレが多いかも

「とにかく毎日来てください」「この健康食品を買ってください」というような治療院の先生には要注意です

医療機関なんだから汚いよりは綺麗な方がいいに決まってる(病気も怖いし)

特に筆者が個人的にみるのはトイレで、これはいろんな偉人も大事だといってるから特に重要だと思っている(だからって素手で掃除なんてしたら病気になるからダメだよ)

治療内容や治療費はちゃんと確認して先生と患者の双方が同意してから治療を開始しよう

服など脱がなくても治療はできる

That’s all I want to say today

I love you for reading till the end

それじゃ・・・

出典「ドラゴンボール」鳥山明 18号  またな どんだけドラゴンボール好きなんよ^^;
出典「ドラゴンボール」鳥山明

書いてる人

著者近影

著者近影

広島県の福山で筆者は国家資格である天才柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める天才美食家

やりたいことを思いっきりするためにはやりたくないことも思いっきりやらないといけない・・・

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