足首の捻挫を甘く見るな

足首を捻挫したら皆さんはどうしているでしょうか?
「大体の人がそのまま放置」
ではないでしょうか?
今回はそんな軽視しがちな、特に子供の足首の捻挫について解説していきたいと思います
・足首の捻挫の対処法がわかる
・足首の捻挫の怖さがわかる
以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
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目次
子供の足首が腫れてる、どうなってるの?

子供が足首を捻挫して外くるぶしの周りを腫らしている場合足首の状態はいったいどうなっているのでしょうか?
子供の場合は組織が柔軟で大人と違って靭帯が切れずに靭帯がついているところが骨ごとはがれます
外くるぶしが腫れているので、足関節が内返しに捻じっています
10歳以下の小児の足関節の周辺の骨は、多くの柔らかい軟骨で包まれています
おまけに、周辺の靭帯はある程度丈夫なので切れません
そのため、捻挫により靭帯がついている軟骨がはがれてしまうのです
子供の軟骨部分はレントゲンでは映らないので、骨折とはなかなか判断してもらえません
骨折が見つけられないので簡単なサポーターで済まされきちんとした固定が行われないことが多い気がします
サポーターはあくまでサポートするだけ、3週間くらいたってからかな
やはり初期段階はがっちり包帯固定かギブス
結果的にレントゲンで映らなかった軟骨片が、成長とともに骨になり大きく成長します
それ以降、足首は常に不安定な状態になり捻挫が癖になるという事です
その他に、足首が動くたびに痛みが出たりとかなり厄介なのが子供の足首の捻挫です
どんな治療をしたらいいの?

子供が足首を捻挫したら放置しておくのではなく腫れや痛みが引くまできっちり「包帯固定」「テーピング固定」「ギブスによる固定」を行うことが大切です
整形外科に行ってレントゲンを撮っても軽く流されることが多いので、多少大げさに見えるかも知れませんが固定しましょう
ギブスなどの固定は2週間から4週間行われます
痛みや腫れ自体は2,3日でとれるのですが骨や靭帯は治っていません
足は地面についてもいいのでしっかり固定をしたままをキープすることが重要です
その後、ギブスや、ガッツリ包帯固定を外したら足首の筋トレを行います
固定が取れた後もサポーターやテーピングは必須です
病院の先生がしっかり固定をしてくれない場合は整骨院に行ってしっかりとした固定をしてもらいましょう
整骨院の先生は包帯のエキスパートなのですから^^
各医療機関の用途はこちら
まとめ
今回は子供の足首の捻挫について簡単に解説しました
大人の捻挫と違って骨に影響があってもレントゲンに映らず後を引くので注意が特に必要
たかが捻挫だからと言って軽視せずに、しっかりとした固定を最低4週間はしてほしいと思います
今日言いたいことはそれくらい
That’s all I want to say today
I love you for reading till the end
それじゃ・・・

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書いてる人

著者近影
広島県の福山で筆者は国家資格である天才柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める天才美食家。
プライドの多くはつまらない意地なのでドンドン捨てて、生き抜くためだけのプライドを守るようにしましょう・・・
最近LINEスタンプを作ったのでよかったら見てみてください^^