膝の皿の下が痛い人はこれが原因??

前回膝の痛みについての解説記事を書きました

今回はその膝の痛みを解消するテクニックと解説を紹介しますよ

膝の痛みの原因は様々ですので色々な要因を疑ってそれぞれに合った方法で対処することが必要です

それでは今回も最後まで心して刮目しつつぜってぇみてくれよな!!

目次

  1. 膝の痛みの原因は?
  2. 膝蓋下脂肪体の炎症は長引くと繊維化により硬くなり痛み倍増
  3. 膝の痛みの原因が膝蓋下脂肪体にあるかどうかのチェック法
  4. 膝蓋下脂肪体を柔らかくするお皿揺らし
  5. まとめ

膝の痛みの原因は?

脚 膝
変形する前に対応しよう

膝が痛い人のほとんどは「膝が原型して起こる変形性膝関節症」で占められています

変形性膝関節症は、膝軟骨のすり減りによって関節が変形して起こる病気で有名です

さりとて、変形性膝関節症の膝の痛みは、膝軟骨がすり減って傷つき、摩擦によって出ているわけでもないのです

マジ??

マジです

実は膝軟骨には痛みを感じる神経が全く通っていないため、膝軟骨そのものが痛みを発しているというわけではありません

じゃあなんなん??

変形性膝関節症の膝の痛みの多くは、「膝関節を覆う関節包の内側(滑膜)の炎症が原因」で起こります

膝軟骨や半月板がすり減ったり傷ついたりすると、超小さいカスが発生し
、滑膜を刺激します

そうすると、滑膜から「炎症性サイトカイン」という物質が分泌されて炎症が起こり、痛みが出るのです

そのほかに、滑膜炎の他にも、膝痛に関与している組織があることがわかってきて、それが「膝蓋下脂肪体」です

膝蓋下脂肪体の説明は以下の通り

膝蓋下脂肪体

この組織には小さな血管が通っていて、多くの神経があって、この膝蓋下脂肪体が痛みを敏感に感じ取り膝痛を起こしているということが明らかになっています

膝蓋下脂肪体には、膝関節への負荷やストレスに対する修復細胞を貯蔵する機能があるとされています

膝関節が炎症を起こすと、膝蓋下脂肪体もその影響で体積が大きくなります

この腫れの影響により膝蓋下脂肪体の神経を介して、膝に痛みを感じるというわけです

膝蓋下脂肪体の炎症は長引くと
繊維化により硬くなり痛み倍増

おばあさん 痛い

先ほどもいいましたが、膝蓋下脂肪体は、神経が通っていない膝軟骨と異なり多くの神経が通っている組織です

膝関節が炎症を起こすと、膝蓋下脂肪体はこの影響で腫れて痛くなります

そして、膝関節の炎症がおさまれば、膝蓋下脂肪体の腫れも元に戻り痛みもひきます

しかし・・・

膝関節の炎症が1〜3年と長期的に続くことがある人もいますよね

その場合は、柔らかい膝蓋下脂肪体は繊維化して硬くなってしまうことがあります

そうなると・・・

繊維化した組織は靭帯(骨と骨をつなぐ丈夫な繊維組織)や筋肉と癒着していまい、クッション的な役目を果たせなくなり、膝の運動がうまくできずに痛くなってしまうのです

おまけにこれが繊維化すると痛みの神経が増えます

「血管新生」といって、神経繊維が血管に沿って伸びていき、血管が増えるため神経も一緒に増え、この「余計に増えた神経からの痛みの信号が脳に送られることで、膝の痛みが倍増して感じられる」のです

このような膝蓋下脂肪体による膝の痛みの治療法としては、「ブロック注射」が行われることが多いです

sittoru

膝の痛みの原因が
膝蓋下脂肪体にあるかどうかのチェック法

チェック 女性

膝蓋下脂肪体は本来とても柔らかい組織です

しかし、膝の炎症が長期化するとこれらは繊維化してしまい硬くなり、異常な神経繊維を増やして痛みを発するようになります

膝蓋下脂肪体が繊維化する原因

膝の障害・・・半月板損傷、変形性膝関節症、膝のオペなど

肥満・・・体重が増えることにより、膝にかかる負担が増える(当たり前)

歩きすぎや走りすぎ、オーバーワーク・・・過度な運動は膝の負担になるし、運動不足もダメ。ちょうどいいくらいがちょうどいい!

加齢・・・歳をとると膝蓋下脂肪体の繊維化の要因です

無理な姿勢・動作・・・不適切な姿勢や動作が過剰なストレスになる

打撲などの外傷・・・膝に強い衝撃を受けるなどした場合

膝蓋下脂肪体チェック法

膝蓋下脂肪体を柔らかくするお皿揺らし

膝蓋骨
膝を揺らせ!

繊維化が起こり、硬くなった膝蓋下脂肪体を柔らかくして、靭帯や筋肉の癒着をとるにはこちらの方法が有効です

膝のお皿揺らしは、膝蓋下脂肪体のを揺らして、膝のお皿の動きを良くする方法である

やり方も簡単なので、この方法で柔らかさと、流動性と、心強さを取り戻しましょう

ちなみに、お皿揺らしをするときに強い力をかけないように注意しましょう

そんなに力は必要ありません

まとめ

膝のお皿の下の痛みは膝蓋下脂肪体が原因の可能性が高い

膝蓋下脂肪体の炎症を放置しておくと柔らかい脂肪体が繊維化して硬くなり、血管新生が起こり神経繊維が新たに増えて余計に痛くなる

膝蓋下脂肪体が原因の膝痛みは「膝の障害」「肥満」「使いすぎ」「加齢」「無理な姿勢や動作」「打撲などの外傷」などの原因がある

チェック法は膝蓋腱を押して痛かったら結構な確率で膝蓋下脂肪体が繊維化しているといえる

解消方法はお皿を揺らす方法で筋肉や腱の癒着を剥がすこと

ゆっくり優しくやるのがポイントである

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

書いてる人            

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。

原理を知らなくてもネットもスマホも使っているなら、同じように、知らなくても興味があるなら挑戦をしてみる、行動してみることが大切・・・

YouTubeや他のSNSは下記のリンクから^^フォロー拡散して頂けると作者が喜びます^^

https://shiryuukai.com/3730/

sittoru
協賛企業様です^^

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA