症状別子供の悩み解決方法「うつ」
結構前に書いた記事でこんなのがあったと思います
覚えていますか??
筆者は結構忘れてる・・・
でも確かに書いていますね^^;
この「イライラ・キレやすい」という症状と今回の「うつ」は関係が深いといえます
・子供のうつの対策がわかる
・うつ改善の方法がわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますので心して刮目せよ
目次
必要な栄養素
ナイアシン・・・神経伝達物質の材料
→豚・牛レバー、たらこ、いわし、さば、落花生、玄米に多く含まれる
鉄・・・神経伝達物質の材料
→豚・鶏レバー、牛もも赤身肉、鰹、いわしに多く含まれる
ビタミンD・・・正常な神経の発達を促す
→鮭、干ししいたけ、マッシュルーム、卵に多く含まれる
主な脳内神経伝達物質には3つのタイプ他あります
- ①興奮系・・・やる気や元気をもたらす
- ②抑制系・・・脳の興奮を抑えて安らぎを司る
- ③調整系・・・気分を保つ働きがある
イライラといった症状は興奮系物質の過剰分泌や、抑制系物質の不足によるものであるのに対して、うつは調整系のセロトニン不足が原因とされています
セロトニンとは・・・睡眠に必要なメラトニンの材料であり、ナイアシンや鉄、ビタミンB6がなければ合成できない物質
うつ病の症状の1つに睡眠障害があるのも、セロトニンからメラトニンがうまく作れないことが関係しています
なので、子供の精神が不安定、落ち込み気味、といった感じならばそれらを含むレバーやカツオなどを積極的に取り入れることがおすすめです
また、ビタミンDが不足すると、うつ傾向になりやすくなります
自粛自粛で家にこもっていたり、ゲームばかりしていて太陽を浴びなかったりするとビタミンDが合成できず、ますます気分が下がってしまいます
少しでも外に出て日中は散歩でもして太陽の恵みを受けましょう
「うつ」 ではどんな栄養を摂れば良いのか?
子供のうつ的症状の場合に注意しないといけないことがあります
それは「低血糖」です
子供のうつにおいて一番の原因はこの「低血糖」といわれています
実家に帰って甥や姪の食生活を何気なく観察していると目につくのが・・・
- 毎日のように甘いお菓子を食べる
- 清涼飲料水(ジュース)やスポーツドリンクを飲んでいる
- 食事がファストフードだけ、ジャンクフードだけ
といった感じです
こうした食べ物や食べ方がよくないのはわかっていると思いますが、どうよくないのか?
結論は、「血糖値の急激な乱高下を招き、結果として自律神経を乱すことになる」です
そこからいろんな原因不明な症状が起こりますが、その中の1つが気持ちが不安定になる、落ち込みやすくなるなどのうつ症状なのです
改善する方法は、当然これらの食生活を改めることです
主な方法はこちら
- 甘いものやスナック菓子を控える(食べるなとはいわないが、家にストックしない)
- おやつはゆで卵やチーズ、無糖ヨーグルト、手作りおやつにする(あたりめもいいよ^^)
- 以上のことでも改善しない場合は、ご飯(玄米や胚芽米にする)やパン(全粒粉)といった炭水化物を見直す
- たまに食事をたんぱく質中心にして炭水化物をぬく
- 卵や肉などのたんぱく質を積極的に摂って低コレステロールを防ぐ
などなどです
簡単にいうと、規則正しくバランスの取れた食生活を送ろうということです
「お菓子やジュースを子供が勝手に飲んじゃう」なんていう親がいたら、それは親の責任です
家にジュースやお菓子を買い置きしなければ良いのです
さっさと親の意識を改善しましょう
ちなみに・・・
低コレステロールがうつ病を招くという話を聞いたことがありますでしょうか?
高コレステロールと聞くと「悪」のイメージが強いと思います
実は、低すぎるのも危険だという話があります
そもそもコレステロールは細胞膜やホルモンの大事な材料ですから、コレステロールが低すぎると、材料不足からさまざまな不定愁訴(原因がわからない症状)を招きます
低コレステロールが、脳内のセロトニン機能の低下を招くとさえいわれています
なので肉や卵や魚などのたんぱく質を積極的に摂取すると同時にコレステロールにも注目していくと良いでしょう
最近では、ラクトフェリンによるこう不安・抗ストレス作用に注目が集まっています
サプリメントによる摂取が必要ですが、うつはもちろん、統合失調症、自閉症、ひきこもり症候群などの改善に有効ではなかろうかと期待されています
まとめ
うつは脳の神経伝達物質の中の調整系のセロトニン不足が原因とされている
セロトニンは、睡眠に必要なメラトニンの材料で、ナイアシンや鉄、ビタミンB6がないと合成できない
これを改善するにはレバーやカツオなどを積極的に摂取する
ビタミンD不足もうつ傾向になりやすい
サプリメントや日光を浴びて対策しよう
子供のうつ症状で疑うのは「子供の低血糖」
毎日甘いお菓子を食べたりジュースばかり飲んだりしていると血糖値の乱高下が起こり、自律神経が乱れて、いろんな原因不明な症状が現れる
改善方法は甘いお菓子や飲み物を止める、たんぱく質中心でしっかり摂取しつつ食生活を見直す(家にお菓子をストックしないなど)
コレステロールは低すぎてもよくないので、卵や肉などを積極的に摂取していこう
ラクトフェリンはうつを始め、統合失調症、自閉症、ひきこもり症候群の改善に有効だといわれている
今日言いたいことはそれくれらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。朝早く起きるには夜早く寝る。精神的に安定したい人は①軽く運動をする②早寝早起き③タンパク質を中心に栄養摂取!サイゼリヤの居心地が抜群に良い・・・
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