歩く(ウォーキング)のメリットとは?
最近走るのを少しやめて歩くようにしている筆者です
一昔前まで、歩くなんて年寄りのすることだと思っていたのですが、最近少し考え方が変わったのである
空手の試合前だから走って身体を絞らなきゃ・・・
そんなことを思って走っていたのですが、どうも体のキレが良くない
おまけに疲れも残ってしまってなんだか調子が出ない
そんなことから、「これって体に負荷をかけすぎなのでは?」
という思いから歩くようにしてみた
結果・・・
めちゃめちゃ調子がいいのだ
筋トレをした後歩くとなんだか軟弱に見えてしまうが、実際歩くと調子がいい
歩くと膝や腰に負担がかからないからいいのだ・・・と自分で理解して今回歩くことについてのメリットをざっと挙げてみたので参考にしてみてほしいです
・初めは時間や歩数を気にせず気分のまま歩く
・ゆっくり歩き始め、徐々にスピードを上げる
・歩幅を少しずつ広げてみたり変化をつける
・姿勢を気をつけて歩く(肘を引いて肩甲骨を動かす)
・気分が乗らない日は無理しない
さてさてそれではみなさんをウォーキングの世界に誘いますかね
目次
活動的になってストレスに強くなる
ストレスだらけの世の中でなんだかよくわからない体調不良に悩まされてる・・・
そんなことってよくあると思います
ちょっとくらいの絶望も長い目で見りゃ極上のスパイスを味わえるとはよく言ったものだが、過度で慢性的なストレスはスパイスどころか毒になる
脳に深刻なダメージを与えて、やる気を削り不安を強めて思考を停止させます
そんな毒から我々を解き放ってくれるのが「ウォーキング」です
ウォーキングのような軽度でリズミカルな運動を続けると、脳内でセロトニンというホルモンが増加します
セロトニンはストレスや不安への耐性を調節してくれます
うつ病患者では、脳内でセロトニンレベルが低下しそれがストレスや不安に対して弱くなる原因の一つとなります
朝日を浴びながらウォーキングする朝散歩をするとセロトニンレベルを保つことができて程よいメンタルを身につけることができますよ
頭の働きが良くなる
ダーウィンは散歩をよくしていたらしい
朝起きて散歩
そして午前中に仕事をして昼食をとり、その後昼寝をして散歩をして本を読んでいたという・・・
他にもベートーベン、キルケゴール、チャイコフスキー、フロイト、アインシュタインなど、散歩を日課とした偉人は枚挙に暇がない
『孤独な散歩者の夢想』のルソーもまさに、散歩をしながら名著の構想を練った
歩きながら何かを考えるというのは先人たちからもわかるように、少なくとも頭にはいい効果をもたらしそうではないか?
歩くと当然全身の血行が良くなり、脳の血液循環が促される
すると思考を司る脳の働きが上がります
おまけに、歩くと筋肉からイリシンというホルモン様物質が分泌されます
イリシンは脳へ入って脳の記憶や学習に関わる海馬に作用し、BDNFという物質が分泌されます
この働きにより、脳の神経細胞が増えたり、神経細胞同士をリンクするシナプスと呼ばれる接点が増えたりして、記憶や学習能力が高まります
歩いて脳が活性化すれば、認知症予防にもつながります
この本の著者である厚切りジェイソン氏も普通に20〜30㎞圏内は徒歩で移動するそうです(お金が勿体無いから)
そこまで歩かなくてもいいから、1日3㎞以上の散歩は認知症予防に効果的だと判明していますので、少しは歩きましょう
若い人は認知症なんて遠い未来の話だと思うだろうが、認知症は20〜30年かけて発症するので、将来を考えると、やるか?超やるかの選択肢しかない
よく眠れる
眠れない人はしのごのいわずに歩きなさい
この本のタイトルを見たらもはや中身を見る必要がないくらいシンプルな話です
さらにこんな本もあります
もはや歩くという行為は日本人の必須科目にするべきだということがお分かりいただけるだろうか?
個人の感想だが、無料でできる散歩、ウォーキングをしない奴はもはやアホとしか言いようがない気がする・・・
最も効果的なのは、朝のウォーキングだそうな
朝に歩いて朝日を浴びると、脳内の体内時計がリセットされて先ほど出てきたセロトニンが分泌されます
人間は暗くなると眠くなるようにできています
朝、体内時計が始動してから14〜16時間ほど経ち、暗くなるとセロトニンではなくメラトニンというホルモンが作られます
メラトニンは眠りに必要な奴です
日中にウォーキングなどを行うと、眠りは整いやすくなります
暗くなったら眠るという仕組みはあまりにも当たり前のことです
しかしそれじゃ眠れないとなると、人の「疲れたら眠くなる」という性質使いましょう
日中しっかりと歩いて移動していれば、眠気が高まり、夜はぐっすり眠れることでしょう
腸内環境を整える
最近では腸内の環境の乱れは、生活週間から自閉症まであらゆるトラブルと関係していることがわかっています
腸内環境を整えるには、腸内細菌の餌となる食物繊維や乳酸菌といった有益な菌を取り入れることが重要です
腸内細菌と歩くことがなんの関係が??と思うでしょう?
ウォーキングは腸内環境の改善にも有効なのですよ
腸の動きは、交感神経と副交感神経からなる自律神経によって調節されています
過度な運動は自律神経の負担になるのですが、ウォーキングのような軽めの有酸素運動なら自律神経のバランスが整って、腸の動きが良くなることから、腸内環境も整いやすくなってくるのです
腸内は多様な腸内細菌がいる方が腸内環境が良くなり、心身にポジティブな影響を及ぼすことを知っていますか?
ウォーキングのような有酸素運動を続けると心肺機能が徐々に上がります
最大酸素摂取量が多いほど、腸内細菌の多様性も高くなり、腸内環境が良くなることも最近ではわかっています
なので歩きましょう^^
食後の血糖値上昇を抑える
血管の老化を知っていますか?
人は血管から老いるといわれています
その血管の老化を進める真犯人として注目されるのが、食後高血糖です
食事で急激に糖質が多い食事をぶっ込むと血糖値が上がりまくります
食後高血糖が起こると、血糖値を下げるインスリンが大量に分泌されます
結果的にインスリンが効きすぎて、その後血糖値が下がりすぎてしまうこともあります(反応性低血糖)
食後高血糖&反応性低血糖で血糖値が乱降下する状態はみなさんご存知「血糖値スパイク」と呼ばれます
血糖値スパイクの何がいけないかというと・・・
血糖値スパイクは糖化と酸化という危ない反応で血管を傷つけ老化を進めるのですよ
みなさん老化を進めたくないですよね??
老化したい人はどんどん急激な血糖値の上昇と下降を繰り返すがいい!!
この危険な血糖値スパイクを防ぐのが今回のテーマであるウォーキングなのですよ
しかも食後にするのが良いのです
体を動かして筋肉を動かすと、血糖を取り込む輸送体が細胞表面に移動します
血糖がエネルギー源として消費されるので血糖値が下がり、食後高血糖も血糖値スパイクもブロックできるのです
食後にすぐ激しい筋トレをしなさい!!!とは言いません
軽く歩くくらいはできるでしょう?
二郎系ラーメンや家系ラーメン、丼もののように糖質が豊富な食事をした後は軽く歩く癖をつけましょう
まとめ
歩くことでポジティブになりストレスに強くなる
歩くことで頭が良くなる
歩くことで良く眠れる(特に朝散歩がおすすめ)
歩くことで最大酸素摂取量が増えて腸内細菌の多様性も高くなり腸内環境が良くなる
食後すぐに歩くことで血糖値スパイクを予防できて血管の老化を予防できる
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
書いてる人
広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。散歩と空腹は最良の薬!
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