面白い人体の仕組みと働き「大脳」脳神経系

大脳はとっても大事だというのはみなさんご存知だと思います

ハンターハンターキメラアント編で、ピトーも大脳をぶっ潰されると死にますからね

出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博
出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

そんな生き物にとっては大事な大脳について解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

目次

  1. まずは大脳の全体像
  2. 大脳は人体の総合司令室
  3. 人間らしさはおでこで決まる
  4. 右脳と左脳
  5. まとめ

まずは大脳の全体像

大脳 解剖

脳は構造によって、大脳、小脳、間脳、脳幹に分けられます

脳はものを考えたり、感情を持つ場所であるとともに、体内のさまざまな器官を総合的にコントロールして生命を維持する重要な役割を果たしています

大脳は、人格や理性、言語、感覚、運動の調節、また、記憶の保持など高度な情報処理を行なっています

間脳は、大脳からの情報を下位中枢に伝える中継地点であり、自律神経を制御しています

小脳は、無意識の体の動きをコントロールします

筋肉が程よく緊張状態を保ったり、バランスを取ることができるのは小脳のおかげです

脳幹は生命維持に不可欠です

特に延髄には呼吸、循環、嚥下、嘔吐などの生きるために必要な機能の中枢が集まっています

さて、人間が植物状態になると、意識はなくても脳幹の一部の機能が、働き、基本的な生命維持活動をします

一方、脳死は脳幹を含む脳全体が完全に機能していない状態です

脳死判定で目に光を当てて瞳孔が縮むか確認するのは、脳幹にこの反射の中枢があるためで、脳幹が生きているかどうかを確認しています

脳を構成する最小の単位は、ニューロンという神経細胞です

脳には千数百億ものニューロンがあり、とても複雑な回路で結ばれています

ニューロン同士がつながっている部分をシナプスという

シナプスの接合部分には隙間があり、情報が伝わるとここで微量の神経伝達物質が分泌されます

それが次のニューロンにくっついて伝達される仕組みになっています

大脳は人体の総合司令室

出典「範馬刃牙」板垣恵介 大脳 
出典「範馬刃牙」板垣恵介

脳全体の8割を占める大脳は、体の隅々から送られてきた情報を受け取り、判断し、体の各部に命令を与えます

言ってみたら、人体のコントロールセンターの役割を果たす中枢器官です

大脳は左右の2つの大脳半球で構成されます

葉」「頭頂葉」「側頭葉」「後頭葉」

さらに大脳半球は「前頭葉」「頭頂葉」「側頭葉」「後頭葉」の4つの大脳葉に分かれそれぞれ異なる働きをしています

大脳の表面には、灰白質の大脳皮質と呼ばれる部分があり、細かなシワで覆われていますそのシワを伸ばして広げると、新聞紙1枚分もの大きさになると言われています

シワを作ることでより多くの表面積を有することになり、膨大量の情報を処理したり、蓄えたりすることができると考えられています

大脳皮質は感じる、記憶する、考える、話すなど人間ならではの高度な知能活動を支配しています

例えば、人の話を聞いて返事をする場合、まず耳から聞いた情報が言語の理解を司る聴覚性言語中枢に集まります

それを吟味、判断し、次に前頭葉にある運動性言語中枢に送られます

ここで相手の話したことに対して感じた脳内の思考を言語・文章化します

最後に前頭葉の運動屋から脳内で作られた言葉を発するように指令が出されます

脳は、この一連の流れを瞬時に行なっています

大脳の神経組織が損傷することで知的能力が失われる認知症は、日常生活に支障をきたす病気です

新しいことを覚えられない、同じ会話を繰り返す、服を正しく着られないなどの症状があります

認知症を引き起こす原因によりアルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型、脳血管性認知症などに分けられます

人間らしさはおでこで決まる

出典「バカ姉弟」安達 哲 おでこ
出典「バカ姉弟」安達 哲

大脳皮質が発達している動物は、それだけ高度な知能を持っているという証拠です

チンパンジーなどの類人猿も、大脳皮質が発達していますが、人間との大きな違いは、前頭葉の大きさです

チンパンジーのおでこは、人間と比べるとだいぶ小さいです

前頭葉は、理性、道徳、感情など、いわゆる人間らしい感情や行動規範を司る部位です

人間は、前頭葉が高度に発達していることで、感情をを適度にコントロールし、安定した社会生活を送ることができると言われています

右脳と左脳

これ俗説です 右脳と左脳
これ俗説です

大脳は大脳縦列という深いシワを境にして、自分から見て右側にある右脳と、左側にある左脳に分かれます

この右脳と左脳は、大脳縦列の底にある約2億本の神経繊維の束からなる脳梁を介して相互に連絡を取り合い、指令を出しています

また、体の運動指令は、右脳と左脳のどちらからも出されますが、左半身は右脳、右半身へは左脳が命令を出します

これは、大脳と体の角部分をつなぐ神経が延髄のところで左右に交差して伸びているためです

この仕組みを交叉支配という

脳の言語活動を司る部位は、左右の脳のどちらかに大きく偏っていることがわかっています

この部位を言語野といい、ブローカー野やウェルニッケ野と呼ばれる部位に存在しています

言語野が左右のどちらかにあるかは利き手と関係あると言われています

ほとんどの右利きの人と30〜50%程度の左利きの人、つまり全体の90%以上の人が左脳に言語野を持っています

言語野のある側を優位半球、言語野のない側を劣位半球と呼ぶ場合がありますが、どちらかに優位があるのではないので悪しからず

また、人の性質をあらわす際に、感性を重視したクリエイティブなタイプが右脳派で、論理を重んじる理性的なタイプが左脳派であるというのは俗説で、科学的根拠はないと言われています

しかし、脳は効率よく働くために、領域ごとに機能を分担していることがわかっています

例えば、音楽を聴いた時の脳の活動を調べた実験では、ピッチ(音の高低)を感じた場所とリズムを感じた場所は違っていた、という報告があります

脳は領域ごとに機能を担い情報を交換しつつ、全体をうまく使っているのです

まとめ

脳は、構造により、大脳、小脳、間脳、脳幹に分けられている

体内のさまざまな器官を総合的にコントロールして声明を維持している

脳を構成する最小単位は、ニューロンという神経細胞

大脳は、人体のコントロールセンター的役割を果たす

多くのシワを形成することで、より多くの表面積を有することになり、膨大な量の情報を処理したり、蓄えたりすることができると考えられている

大脳皮質は人間ならではの高度な知能活動を支配している

右脳と左脳は密接に情報交換をして全体を上手に使っている

左半身は右脳が、右半身は左脳が命令を出している

感性を重視したクリエイティブなタイプが右脳派で、論理を重んじる理性的なタイプが左脳派であるというのは科学的根拠なし

次回は小脳とその他の脳の働きを解説していきたいと思います

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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書いてる人            

広島県の福山で筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。腰痛の原因は自分の中にある・・・

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