オリンピックが盛り上がっているので、スポーツに関するメンタルマネジメントをまとめてみた

世の中すっかりオリンピック一色です
なんと言ってもテレビ番組がほとんどオリンピックにジャックされています
そうなるといやでもオリンピックを見てしまうことになるでしょう
しかし、私はテレビを捨てたので全く見ていませんが、結果はあちこちから聞いています
そんなオリンピックモードなみなさんにも楽しめるような記事を書いてみました
・大舞台で結果を出す人の共通点がわかる
・怪我や病気のメリットがわかる
・成功より失敗の方が学びがある理由がわかる
・失敗しやすい人の特徴がわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
目次
オリンピックなんかで結果を残す人の共通点

どんなプロスポーツでも「実力」だけでは勝敗は決まりません
選手本人の能力、才能、技術などを総合した実力が大事なのはもちろんのこと、それ以上に大事なことがありあます
それは、家族からのサポートです
家族からしっかりとサポートしてもらっている選手は、どの試合でも良い結果を残すことができます
反対に奥さんとの関係が亜ありうまく行っていないような選手は、あまりいい結果を残せません
夫婦喧嘩ばかりしている選手が驚くような良い結果を出すということは難しそうです・・・(瀬戸大也に頑張って欲しかった・・・)
アトランタオリンピックの後、期待通りの結果を出したチームとそうでないチームの分析のため、アメリカオリンピック委員会は調査をしました
その時、良い結果と期待外れの結果を残した、それぞれ4つのチームのヘッドコーチと選手たちにインタビューをして勝敗を分けた要因を探ってみたのでした
ちなみに守秘義務があるために、どのチームを分析したのかを明らかにしていませんが、とにかく素晴らしい結果を残すことができたチームにはある特徴がありました
それが、家族からのサポートだったのです
奥さんや子供たちから「あなた、頑張ってね」「お父さん、勝ってきてね」と暖かく応援されれば、普段は出ない力も出せるようになるようです
そのため、家族からのサポートは技術など以上に重要なものなのではないでしょうか
このことはスポーツの世界だけでなく、普通の人にも言えるのではないかと思います
少なくとも仲が悪い家族関係より、夫婦円満で子供たちから応援されている人の方が、普段の仕事ぶりも確実に良くなるはずです
「家庭に居場所がない」「家族から阻害されているように感じる」という人が、なぜか仕事だけで抜群の成績を出す、ということは考えにくいでしょう
そういう環境で結果が出せる人は、家族以外に抜群に楽しいことがある人のような気がします^^
人間は、一人だけで生きていくのは難しいです
誰かのサポートがあるから生きていけるのです
家庭を全く顧みることもなく、ただただ自分の仕事に精を出していれば仕事も上手くいくのかというと、そうでもないわけです
できるだけ家族とコミュニケーションする時間を作って、身近な人との関係をよくしておくことが大切でしょう
怪我をするのもたまには悪くはない話

人間誰しも基本的に自分が一番可愛いものです
誰でも自己中心的であることは普通なので、そんなに心配する必要はありません
しかし、病気や怪我なんかをすると、その考えが変わってきます
自分一人では何もできないということに気付かされると、「他の人の助けはほんとにありがたいなぁ・・・」と感謝の心が芽生えてくるのです
病気にかかったり怪我をすることは辛いことですが、思いやりの心が持てるようになるのなら、メリットが少しはあると思います
イギリスにあるスポーツが強い大学で、怪我をした選手を2年間にわたって調査したことで分かったことは、怪我をした人は「自己成長できた」と答える人が多かったということです
怪我をすると、体が動かせなくなりますから、身近な人との会話が増えます
すると身近な人の存在が、とてもありがたく感じられるようになります
そして、それまで自分がいかに自己中心的であったかということにも気づくことができます
また、体が不自由になると、それまでの生活ができなくなり、時間にゆとりを持てるようになります
すると、普段やることのない絵を描いたり、文章を書いてみたりといろんな活動をする人も多いのです
そういった活動を通して、心がスッキリして「こんなことでもたまにやってみるといいもんだなぁ」と思えるようになります
こうして人生に彩りが出てきます
仕事でも、病気にかかったり怪我をしたりすると、仕事に出れません
すると、人間はそれまでの自分の行動や発言を見つめ直すようになります
自分の弱さやわがままに気づき自己成長ができるです
病気や怪我の時は「神様が、ちょっと休みなさいと言っているのだよ」と考えて少しのんびり考える時間を取るといいでしょう
それと同じことを言った翌日怪我をした人を知っていますがそれはこちらのお話で・・・
学びが多いのは「成功」より「失敗」なのはなんでだろ?

人は成功例よりも失敗例からの方が多くを学ぶことができます
過去の成功体験にいつまでもすがってしまってなかなか違う手を考えることができない人がいますが、成功体験なんてその場で捨ててしまうくらいでちょうど良いのです
お金持ちになるための本などには成功談ばかりが載っているようですが、本当は失敗談の方が役に立ちます
成功例だけを学んでいると、問題発見能力を磨くことはできません
リスクを過小評価するようになってしまうからです
どんな仕事をする上でも、成功談より失敗談を聞く方が有益だと思います
そんな考えから、「しくじり先生」はとてもいい番組だったなぁと思います
誰かが仕事で失敗した時は必ずみんなで共有しましょう
社内で失敗だけを集めたデータベースを作ってもよし
ファイルを作って共有キャビネットにしまっておくのも良いかもしれません
お酒の席では先輩に、
「新人の時に失敗したお話を聞かせてください」
「人生で一番やらかしたと思うエピソードを聞かせてください!」
と言ってみましょう
成功談よりも人生の先輩の失敗談を聞いた方が今後のためになりますよ
人の失敗談には、その人の人間性が表れていて、面白いと感じるものもあります
人の失敗を笑っていてはダメです
明日は我が身と思ってしっかりと自分ごとと捉えて烈海王のように次に活かそう

失敗ばかりしてしまう人の特徴とは?

人間には面白いところがあります
「ミスをしませんように」
そう願えば願うほど、かえってミスをしてしまうことが少なくありません
お気に入りの服を着ているときに限ってジュースや食べ物をこぼしてしまうなんてことを経験した人は多いのではないでしょうか?
こう言った現象を「皮肉効果」と言います
私が試合なんかで後輩なんかにアドバイスするときに
「緊張するなよ」
などと言ったアドバイスは絶対にしないです
そんなことを言ったらかえって緊張を誘発することになります
子供が発表会に出かけるときなんかも同じです
「演奏でミスをしないように」
などと声をかけるのは、とても迷惑になってしまうのでやめた方がいいでしょう
特に豆腐のようなメンタルの人や、あれこれ悩んでしまう神経質な人には、余計なことは言わないようにしましょう
なぜなら、こう言った人の方が「皮肉効果」がおきやすいからです
考えないようにすればするほど考えてしまう
ここで実験です
「紫色のバナナを想像するな」
これを読んでみて紫色のバナナを想像しないでください
どうでしょうか?
紫色のバナナが頭に浮かびませんでしたか?
なんとも残念なことですが、神経質な人ほど「やってはいけない」ことを普通の人以上に考えてしまうようです
そのため、皮肉効果も普通の人以上に起きやすくなってしまうと言えます

こう言った人の緊張の対処方法は2つあります
①やるべき事や他のことに没頭する
②ミスや失敗はしていいと考える、相手のいる競技なら相手の成功を願う
やるべき事、他のことに没頭するというのは集中できている状態です
ミスするとか考えることは決して悪いことではありません
ミスしてもそれを想定して対処方法を準備しておけば良いのです
相手のいる競技で相手の成功を願うというのは、タイガーウッズがやっていたことです
自分のライバルのパターを決める場面で、タイガーウッズは「入るな!」と願うのではなく、「入れ!」と願うそうです
勝負をしている場面なら当然入ってほしくないはずです
しかし相手の失敗を願っている時点で気持ちが負けています
相手が強くなくっちゃ面白くないと思えるほど、自分が準備をしておけばいいだけのことです
結果的に、緊張するのは「準備不足」からくるものであると言えそうです
全てのことに対応できる準備が万端なら緊張することはありません
しっかり準備しましょう
まとめ
オリンピックなどの大舞台で結果を出しやすいのは、家族や恋人からのサポートがある人
家族を大事にしましょう
怪我や病気はたまにするのは自己中心的な心を戒めるためにはいいことである
成功体験よりも失敗談を聞く方が自分のためになる
失敗談を聞いて明日は我が身と考えて備えよ
緊張は準備不足からくるもの
要らぬ緊張をしたくなければできることは全てやろう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです


書いてる人 
広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。台風が3つ来ているが、あと2つ来たら五輪になるのでは?と考えて笑う・・・^^
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