前かがみがすべて悪ではないが前かがみが過ぎると何かと不便~子供の姿勢を考える

girl covering her face with both hands

空手の練習で子供の動きを見ていると、とても柔らかくしなやかに動いている子供と窮屈そうに動く子供がいることに気が付いた

子供はみんな大人に比べて体は柔らかくしなやかに動くもんだと思いがちだがやはり個々によって状態も様々なようだ

しかしなんでこんなにも小学生の段階で違いが出るのかいろいろ考えた

今回はなぜこんなにも普段の姿勢が悪くなったのか?

どうやってこれらの窮屈な姿勢を改善すればよいのか?

これらを考えてみる記事になっている

目次

なぜこんなにも姿勢が悪なってしまったのか?

どうやってこの姿勢を改善していくか

まとめ

なぜこんなにも姿勢が悪くなってしまったのか?

そもそも昔の子供は姿勢は悪くなかったのか?

昔の子供とはどれくらい昔を基準にしたらいいだろう

江戸時代の子供は武士の子供なら武術などをしていて姿勢が良さそうだ

農民の子供は幼い頃から畑に駆り出されてたから筋肉はありそうだ

戦後の頃はどうだろうか?

昭和14年頃からだから今の80前後の人が子供の頃だ

その頃もまだ子供は労働力として体を動かしている割合の方が多かったように感じる

少なくとも今のように一日中ゴロゴロしてゲームやスマホみたいなことはしてなかっただろう

そう考えると圧倒的に遊びの面でも生活の面でも体を動かす機会が多いことに気が付く

大体の原因はみなさんご存知の通り

よく見る風景・・・

・運動不足からくる筋力低下

・長時間の不良姿勢

・長時間のながらゲームやながらスマホによる動画視聴など

特に目立つのは筋力の低下だろう

最近の若い者は・・・・なんてことは言いたくはないが自分が子供の頃はここまでできなかったりしたことはなかったのになぁなどと感じることはある

どうやってこの姿勢を改善していくか

では子供の悪い姿勢(大人も含めてもよい)をどうやって改善していけばよいか?

大きく分けて3つ

①矯正

②体操(トレーニング)

③座り方の指導

こんな感じでまとめてみる

①矯正

矯正器具はたくさん出ている

背中を伸ばすようにするバンドや骨盤ベルトみたいなものまでたくさん出ている

これらすべてが有効とは思わないが使い方を工夫すればある程度の効果はあると思う

どう工夫するかというと、姿勢改善初期にこれらの矯正器具を使う

最初に矯正器具による型を作るのだ

最初はとても窮屈に感じるかもしれない

矯正器具を使う期間はそれが窮屈に感じなくなるくらい

あまりにアバウトだがそういうしかない

長い時間をかけてそうなったのだから同じ時間がかかると思った方がいい

人それぞれ体形や体格、性格が違うし・・・

この矯正器具は寝ているときと運動している時以外は使ってもいいのではないかと思う

なぜなら、寝ているときは締め付けを開放したいし、運動しているときはその運動の邪魔になるからだ

普段の生活を行う中で矯正器具を使いつつ並行して運動(トレーニング)を行う

②体操(トレーニング)

この体操やトレーニングは矯正器具を使っている期間並行して行うように

体操やトレーニング中は矯正器具は外すなど工夫をする

どんな体操をするか?

最初は体の前面を伸ばす体操から始めて、徐々にレベルを上げてブリッジに移行していく

日常生活で体の前面の筋肉や骨が硬直しているためこまめに動かして本来の動きを取り戻していきたい

くれぐれも徐々に段階を踏んでやっていくことをお勧めする

あとは腹筋を緩める

③座り方の指導

座り方は体育座りのような骨盤を寝かせて顎を下げ背中を丸めた座り方をしないようにした方がいいように感じる

ネガティブモード全開

顎が下がり背中が丸まり骨盤が寝てしまうと・・・

気分が落ち込む

内臓が下がって機能の低下

腰痛や肩こりの発生

など様々な弊害がある

メリットがなさすぎるので直ちにやめた方が良い

背もたれのある椅子に座る時もできるだけ背もたれにもたれないようにも心掛けたい

背もたれにもたれると先ほど挙げた状態に陥るので気をつけてほしい

これらの注意は子供なので常に意識するのは無理だろう

なのでやはり親が注意しないといけないことである

さらに注意する親は自分ができているか?それを意識する必要がある

子供に限らず大人でもできてない人から注意されたら・・・

「自分だってできてないのに棚に上げてずるい・・・」

と、思うでしょう?

なのでこの姿勢矯正問題は人類全員で考えていかないといけない問題

ちなみに体育座りは戦後日本人の戦意の喪失、弱体化を目的とした座り方で体育座りをしているのは日本くらいなんだそうな

別名「囚人座り」

海外では横座り(マーメイド座り)やあぐらなどで対応している

戦前の日本人は体育座りなんてせずに正座かあぐらしかしてなかったようだ

それを聞いたら姿勢くらいでなんて簡単な話じゃなさそうな雰囲気になる

まとめ

・体操とトレーニング、マッサージなどで長時間の同じ姿勢によって固くなった体の前面の筋肉を柔らかくして人間本来の動きを取り戻していこう

・普段の座り方を気をつけよう

特に骨盤を寝かせて背中を丸めて頭を下げてしまう姿勢に注意

正座かあぐらかマーメイド座りがおすすめ

今日言いたいことはそれくらい

書いてる人            

広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。好きなゴールド聖闘士はバルゴのシャカ。フォロー拡散して頂けると作者が喜びます^^

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