勉強だけでなく筋トレでも脳にアプローチしよう
今回のお話も脳のお話です
本日は筋トレが及ぼす脳への影響を簡単に解説した内容になっています
・筋トレで脳の活性化が行われることがわかる
・モチベーションアップにもってこいの運動がわかる
・頭を冴えさせる運動がわかる
・運動強度が高すぎるデメリットがわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますで最後までお付き合いください
目次
部分的な筋トレによって能力アップする
ウォーキングのような低強度の有酸素運動でも脳の海馬の容量が増えて認知機能は高まります
これまで割と言われてきたのは有酸素運動が及ぼすの上の影響でした
それでは逆に筋トレのようなレジスタンス運動は脳にどんな影響を与えるのだろうか?
これまでの研究では、サーキットトレーニングのようなマルチな筋トレで認知機能が上がるという報告はありました
しかし最近では、局所の筋トレで何らか影響を脳に与えられることがわかってきています
太ももだけ鍛える筋トレ
今までは有酸素運動で脳の海馬がアップすると言われていたが、最近では太ももだけとか腕のみとか単体の筋トレでも海馬がアップすることがわかった
やる気や目標達成する機能を高めるためには、強度の強い運動が有効
有酸素運動は継続することで脳細胞が新生され、海馬が大きくなります
筋トレという一過性の運動では、運動直後に脳の神経細胞同士のネットワークを密にする可能性があると言われています
ここで注目したいのが運動強度です
運動後、ただちに実行機能がアップし、それが維持される可能性は強度の高い筋トレの方が有酸素運動よりもあります
高強度間欠運動がそれにあたり、運動後30分間のやる気や目標を達成する機能は高いまま維持されています
この効果を後押ししているのが運動開始とともに急上昇する乳酸なのです
乳酸は体に悪いというイメージがあるが、乳酸は脳に好影響を与える物質の一つと考えることもできます
乳酸も筋肉から分泌され血液に乗って全身に循環する物質です
この乳酸がエネルギーとなるならば、朝一番で筋トレをして乳酸を出してから仕事をしたら、普段以上のパフォーマンスが期待できるかもしれません
高強度の筋トレをして乳酸をしっかり出したら脳にこう影響を与えてパフォーマンスがアップする
頭を冴えさせる運動とは?
運動しないよりも運動する方がいいのは誰でもわかっていると思います
それがかなりだらだら歩くようなウォーキングであっても、脳の実行機能がアップすることは過去語ってきました
全く運動しない人なら、歩き初めは10分程度歩くだけでもなんぼかマシです
慣れてきたら30分〜40分と時間を長くしていった方が効果は大きくなります
また、同じ歩くという動作でも、早歩きやジョギングのように強度を高めれば、脳の活性化は促進されます
おすすめの運動は「30分から1時間のウォーキングやジョギング」です
それでもまだ脳の機能を上げたいという人におすすめなのは低強度の運動と高強度の運動を組み合わせた間欠運動「HIIT」です
通常の筋トレをおこなってもHIITと同じくらいの乳酸が出るので好みの方をやりましょう
動かないよりは動いた方がいい、まずは軽いウォーキングから始めて、慣れてきたら「HIIT」や筋トレで乳酸を出しましょう
やりすぎはなんでも逆効果
乳酸が脳の活性化に役に立つからといって、運動の強度が高ければ高いほどいいのか?
答えは、NOです
運動強度が高く乳酸量が多くなるほど、活性酸素が急激に増えて脳の血管にダメージを与えてしまうのです
活性酸素は体に取り入れた酸素の一部が反応性の高い酸素に変換されたもので、細胞を傷つける最大の原因の一つなのです
活性酸素が脳の血管を傷つけることで、せっかくの乳酸が脳に取り込まれにくくなるのです
なので、ベジータのようにずーーーっと激しいトレーニングというのは脳にとっては逆効果で、悟空のようにいい感じで休憩を挟むようなトレーニングのやり方が良さそうです
トレーニングのやりすぎは良くない。適当に休みそして再び高強度のトレーニングをした方が効果が上がる
まとめ
今までは有酸素運動で脳の海馬がアップすると言われていたが、最近では太ももだけとか腕のみとか単体の筋トレでも海馬がアップすることがわかった
高強度の筋トレをして乳酸をしっかり出したら脳にこう影響を与えてパフォーマンスがアップする
動かないよりは動いた方がいい、まずは軽いウォーキングから始めて、慣れてきたら「HIIT」や筋トレで乳酸を出しましょう
トレーニングのやりすぎは良くない。適当に休みそして再び高強度のトレーニングをした方が効果が上がる
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
参考文献・・・よかったら買ってね^^
筆者のプロフィール
筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。また最近夢をかなえるゾウを読んだがやはり名作!!おすすめは2です^^
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