「プロテイン」についての誤解をときたい!
プロテインあるあるを早く言いたい・・・
世の中「プロテイン」についてだいぶ知識が広まってきているようですが、まだまだ誤解があるようなのでここらではっきりさせておこうと言う考えです
・プロテインの誤解が解ける
・数々の疑問が解消される
以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
目次
- プロテインを飲むだけで筋肉がムキムキになる
- プロテインは薬
- 子供はプロテインを飲んだら毒になる
- プロテインを飲みすぎると体に悪い
- 高齢者がプロテインを飲むと体に毒
- 人工甘味料が入っているので肥満やガンになる
- プロテインは運動する人のための飲み物?
- まとめ
プロテインを飲むだけで筋肉がムキムキになる
結論、「なるわけがない!筋肉甘く見るな!」
プロテインパウダーは単なる食品の一種で、薬ではありません
なので、飲むだけで筋肉が発達することはありません
食事でも同じで、筋肉は、栄養素を摂取しただけで太くなるわけがありません
「タンパク質+運動」が融合した時はじめて筋肉は大きく発達していきます
なので、運動だけやりっぱなしで、タンパク質を入れなかったらやはり筋肉はつきません
アスリートたちは激しいトレーニングをし、バランスの良い食事をするように心がけています
そのうえで補助的にプロテインを飲んたりしているので、筋肉が発達するのです
プロテインは薬
結論、プロテインは単なる食品です
プロテインは食品です
正しくは、「タンパク質加工食品」と言います
さらにいうと、牛乳や大豆のタンパク質を粉末にしたものです
その反面、薬は化学合成されたものです
臨床試験によって、その効果が科学的に実証され、さまざまな厳しい条件をクリアしたうえで「薬」となっているのです
しかし、白い粉という感じが、単なる食品であるプロテインが、まるで薬品か科学製品のような印象をもたれているようです
売っている場所も「ドラッグストア」とかですから余計にそんな印象を受けてしまうのかもしれませんね
最近のドラッグストアには、卵や肉、野菜や飲み物など食料品も売っています
サプリメントもその一つで、薬ではなく食品です
子供はプロテインを飲んだら毒になる
結論、子供には積極的に飲ませたい
タンパク質は体を作る材料です
子供達の体は成長段階で、筋肉も骨も皮膚も、体の全てが大きく成長していきます
そのため、大量のタンパク質が必要です
体内にタンパク質が常にあったらいいのですが、大抵の場合は不足している状態です
そんな子供の体に手軽にタンパク質を補充できるのがプロテインです
お菓子を食べるよりプロテインを飲んで欲しいものです
「人工的な食品は危険である」と否定する人もいますが、それならば赤ちゃんが飲む粉ミルクも危険ということになります
粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんは、すくすくと育ってますよね
なのでプロテインを飲むと成長を阻害するとか、背が伸びなくなるなんてことはありません
骨の2割はタンパク質でできています
おまけにプロテインは、カルシウムやミネラルも豊富に配合されているので、筋肉だけでなく、骨も強くしてくれます
プロテインを飲みすぎると体に悪い
結論、普通の量なら問題ない!なんでも過ぎたらそりゃ体に悪いに決まってる
タンパク質の1日あたりの摂取量は、体重1㎏当たり1g程度です
詳しいことはこちら^^
こうした一般的な量を守っていれば、健康を害することはまずないです
しかし、継続的に過剰な摂取をした場合はこの限りではないです
タンパク質を過剰にとると、肝臓や肝臓に負担がかかるからです
タンパク質には窒素が含まれていて、腎臓はこれを尿素に変えて排泄します
つまり多く摂りすぎれば、その分腎臓の仕事が増えてオーバーヒートしてしまいます
最初にも言いましたが、なんでも摂りすぎたら体に悪いことはアホでもわかることです
高齢者がプロテインを飲むと体に毒
結論、成人よりも多く必要である
高齢になると食欲が落ちます
それは運動量も減り、体内組織の代謝も落ちてきます
消費しなければ摂取する必要もなく、食欲がわかないのも当たり前です
自動車を動かさなければガソリンを入れる必要がないのと同じ理屈です
しかし、タンパク質は話が違います
高齢者は成人よりもタンパク質の吸収が悪くなります
それはこちらにも掲載されています^^
タンパク質が不足すると、筋力や免疫力が低下します
また脳重量の低下や、タンパク質不足によって認知機能などにも影響を与えます
そこから寝たきりの介護状態にもつながっていきます
プロテインは水で溶かして飲むだけなので、食の細い人や食事を作るのが大変な人も手軽に安定してタンパク質が摂れるので超便利です
人工甘味料が入っているので肥満やガンになる
結論、ならん!でも甘すぎるものは注意が必要
例えば、一般的なプロテイン製品は、スクラロースやアスパルテームなどの人工甘味料を使用しています
これは毒じゃないです
一応世界的に使用が認められている安全な素材です
こうした人工甘味料には、砂糖の600倍もの精度があり、少ない量で甘みを出す事ができます
砂糖を使うよりもカロリーは抑えられますから、甘味料によって肥満になるとは考えられません
しかし、砂糖とは違い満足感がないので、くり返し甘いものを求めてしまってお菓子を食べてしまい、カロリー過多になってしまう人もいます
海外のプロテイン製品の中には、海外ならではのメチャクチャ甘いものがありますのでここの部分には注意が必要です
プロテインは運動する人のための飲み物?
結論、みんな飲んでいいよ^^
日本では古来より、大豆からタンパク質をとっていました
プロテインなんて概念無かったですからね
大豆からできる、きなこやおから、豆腐です
そういった意味では日本人は昔からよくプロテインをとっていることになります(植物性のプロテインだけどね)
つまり、昔からプロテインをみんなとっていることになりますのでプロテインは万人向けであるといえます
まとめ
お分かりいただけただろうか?
プロテインの誤解が少しは解けたでしょうか・?
プロテイン自体は悪いのではなく、それを使う人間が悪いのです
包丁も、料理に使えば素晴らしい道具ですが、人を切ったら殺人の道具です
使い手次第
そんな感じで今回は終わりたいと思います
今日言いたいことはそれくらい
筆者のプロフィール
筆者は国家資格である柔道整復師として身体の不調や痛みの原因を根本治癒させるために今まで数千人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家.「悪魔の招待状」「データック」を知っているあなたはアラフォーです!
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