【40代・50代】筋肉痛が治らない5つの理由|柔道整復師が教える回復力の戻し方
みなさんどうも

倉敷の接骨院で20年、いまだにフルコンタクトの試合に出て結果を追い求める柔道整復師です
先日、トレーニングをした日の夜、寝ていたら太ももが攣りました
まあ、これはよくあることです
問題はそこじゃなかった
筋肉痛が、4日抜けなかった
20代の頃は2日でした
ちょうど倍です
正直に書くと、ちょっと怖くなりました
重さは落ちていない
動きも落ちていない
むしろ上がってる
なのに「次」が来ない
ここで「まあ歳だしな」で終わらせると、たぶん一生このままです
なので、測ることにしました
それじゃ今回も・・・

【先に結論】
- 落ちたのは筋力じゃない、戻る速さです
40代以降に最初に来るのは「重いものが持てない」ではなく「次の日に動けない」
ここを見誤ると、鍛えても改善しません - 治らない理由は5つ、でも潰すレバーは3つだけです
その3つとは「頻度」「睡眠」「材料」
難しいことは何ひとつありません - 老化は止まりません、でも回復力は戻ります
そして「歳だから」と言われた不調の半分は、たぶん歳のせいじゃない
20年触ってきた実感として、これは強く言えます
今日からやること
| やること | 費用 | 難易度 |
|---|---|---|
| 寝る時間を30分だけ前に倒す | 0円 | ★★☆ |
| 1食にタンパク質を1品足す(卵でも納豆でもOK) | 100円前後 | ★☆☆ |
| 追い込む運動の間隔を、いつもより1日空ける | 0円 | ★★☆ |
| 運動後、次に動けるまで何日かかったかメモする | 0円 | ★☆☆ |
| 片足立ちの秒数を測っておく(必ず壁のそばで) | 0円 | ★☆☆ |
全部やらなくていいです
上から1つだけ、今日やってください
下2つは戻すための行動ではなく、戻ったかどうかを判定するための記録です
📖 この記事でわかること
- 40代以降、筋肉痛が治らなくなる5つの理由
- 自分の「回復力年齢」を5つの質問で測る方法
- 細胞レベルの老化が、身体のどの症状として出てくるのか
- 20年の現場で見てきた、年代ごとに訴えが移っていく場所
- 「歳だから」で片付けられた首の痛みの、本当の犯人
- 回復力を戻す3つのレバー(頻度・睡眠・材料)
目次
- 20代は2日、今は4日|倍になったのは筋肉痛じゃない
- 筋肉痛が治らない5つの理由
- 【回復力年齢チェック】5つの質問
- 細胞で起きていることを、身体の言葉に翻訳する
- 20年触ってわかった、年代で訴えが「移る」場所
- その首の痛み、老化の冤罪かもしれません
- 【戻し方】回復力を戻す3つのレバー
- まとめ
20代は2日、今は4日|倍になったのは筋肉痛じゃない

👉一言でいうと:失ったのは筋力ではなく、次にいけるまでの時間です
最初に、正直なところを書いておきます
私の「2日と4日」は、厳密な比較ではありません(個人の感想です)

20代の稽古と、今の稽古は内容も強度も違う
そもそも筋肉痛というのは、慣れていない動きをしたときに強く出るものなので、同じメニューを続けていれば出にくくもなります
だから「筋肉痛が何日続くか」だけで老化を測るのは、本当は雑です
それでも私が4日という数字を出したのは、痛みが引くまでの日数ではなく、同じ強度でもう一度動けるまでの日数が倍になったからです
痛いかどうかじゃない
次にいけるかどうか
ここが決定的です
回復に倍かかるということは、1年で追い込める回数が半分になるということ
落ちたのは筋力ではなく、本気で稽古できる回数のほうでした
そして回数が半分になれば、当然その先で筋力も落ちていきます
老化はここから複利で効いてきます
ここがポイント:40代以降に最初に壊れるのは筋肉ではなく、身体を動かす「頻度」です
筋肉痛が治らない5つの理由

出典「ワンピース」尾田栄一郎
👉一言でいうと:犯人は年齢そのものではなく、この5つのどれかです
健康診断で筋量が減っていると言われて焦る人は多い
でも現場感覚では、本人が自覚するのは筋量の減少より先です
40代の男性が私のところに来るとき、最初に言うのはだいたいこれです
- 「昔は寝れば治ったんですけどね」
- 「日曜に動くと、水曜まで残るんですよ」
- 「重さは変わってないのに、次が来ない」
全部、量ではなく速度の話です
減ったのではなく、戻らない
では、なぜ戻らなくなるのか
20年見てきて、理由はだいたい次の5つに収まります
理由① そもそも、戻るのに時間がかかる身体になっている
研究の世界でも、中高年は運動後に筋出力が元の水準まで戻るのに時間がかかる傾向が報告されています
面白いのは、痛みの自覚のほうは必ずしも強くならないという点
つまり「そんなに痛くないのに、なぜか次が動けない」という状態が起きます
理由② 戻り切る前に、次を積んでいる
これが一番多い
痛くないから休まない
休まないから、戻らないまま次をやる
戻らないまま積み上げた結果が、ある日の腰であり、膝です
理由③ 睡眠が足りず、修復する時間そのものがない
身体を直す作業は、起きている間ではなく寝ている間に進みます
ここを削るということは、工事の作業時間を削るのと同じです
時間が半分なら、終わるのも遅くなります
理由④ 材料が切れている
40代を過ぎると、食が細くなる人がはっきり増えます
本人は「若い頃と同じくらい食べてる」と言いますが、記録をとると全然足りていない
材料がなければ、時間をかけても修復は終わりません
理由⑤ 運動不足と不良姿勢で、炎症がくすぶったままになっている
デスクワークと運動不足が続くと、身体は「ずっと小さく傷んでいる」状態になります
そこに新しい傷を足すわけですから、当然、治りは遅くなります
朝のこわばりが長い人は、ここを疑ってください
そして、ここが今日いちばん伝えたいところです
この5つは、たった3つのレバーで全部潰せます
| 治らない理由 | 効くレバー |
|---|---|
| ① 戻るのに時間がかかる | 頻度 |
| ② 戻る前に次を積む | 頻度 |
| ③ 睡眠が足りない | 睡眠 |
| ④ 材料が切れている | 材料 |
| ⑤ 炎症がくすぶっている | 3つ全部の土台 |
自分がどの理由に当てはまるのかは、次の章のチェックで分かります
ここがポイント:「痛くない」は「回復した」ではありません
【回復力年齢チェック】5つの質問

出典「スラムダンク」井上雄彦
👉一言でいうと:5つの理由のうち、自分がどれなのかを特定します
ここで一つ、はっきりさせておきたいことがあります
私はこれを「老化度チェック」とは呼びません
老化を測ったところで、止められないものを突きつけられるだけです
測る意味があるのは、戻せるものだけ
だからこれは回復力のチェックです
画面に出るのは全部で6問です
最初の1問は前提の確認、そこからが本体の5問になります
正確さより、正直さでお願いします
回復力年齢チェック
※これは医学的な検査や診断ではありません
ご自身の状態を振り返るための目安としてお使いください
片足立ちは転倒の危険があるため、必ず壁や机のそばで行ってください
点が高く出た人ほど落ち込みやすいのですが、逆です
点が高い人ほど、戻したときの変化が大きい
12点だった人が6点になるほうが、3点の人が1点になるよりずっと簡単で、しかも体感がはっきり出ます
それと、前提の質問で「ほとんどしていない」を選んだ人へ
筋肉痛が出ないのは、回復が速いからではありません
回復させるような出来事が、そもそも起きていないだけです
ここは正直に受け取ってください
ここがポイント:測れないものは戻せません、まず数字にしてください
※握力も回復力とセットで残しておくと変化が見えやすくなります
家庭用のもので十分です
細胞で起きていることを、身体の言葉に翻訳する

出典「ドラえもん」藤子・F・不二雄
👉一言でいうと:呪文みたいな老化用語は、全部あなたの症状に翻訳できます
老化の記事を読むと、だいたいこういう言葉が並びます
慢性炎症、ミトコンドリア機能低下、細胞老化、DNA損傷の蓄積、テロメアの短縮、タンパク質の品質管理不全
正直、読んでも身体には何も起きません
私が毎日触っているのは細胞ではなく、人の身体です
なので私が粉々に噛み砕いて翻訳します
| 細胞で起きていること | あなたの身体で起きていること |
|---|---|
| 慢性炎症 | 朝のこわばりが30分抜けない/理由もなく一日だるい |
| ミトコンドリア機能低下 | 階段の3階で会話が切れる/午後に電池が落ちる |
| 細胞老化 | 擦り傷や打撲の治りが、昔より遅い |
| DNA損傷の蓄積 | 肌・血管・内臓に「時間の跡」が出てくる |
| テロメアの短縮 | 細胞が分裂できる回数の残高が減っていく(自覚症状はほぼ出ません) |
| タンパク質の品質管理不全 | 食べても身体がつくられている手応えがない |
並べてみると分かりますが、右側はほぼ全部「回復」の話です
だから回復力を指標にするのは、遠回りではなく最短距離になります
※この対応づけは、研究で証明された1対1の因果関係ではありません
難しい言葉を身体の感覚に落とすための、私なりの翻訳です
ここがポイント:難しい言葉が出てきたら、自分の症状に訳してから受け取ってください
20年触ってわかった、年代で訴えが「移る」場所

出典「スラムダンク」井上雄彦
👉一言でいうと:年齢が上がるほど、訴えの中心は肩から腰へ移ります
先に断っておきます
ここから書くのは論文ではありません
私が20年間この手で触ってきた、ただの実感です
母集団は現在勤めてる一施術所
しかも「ここなら診てくれそう」と思って来た人だけなので、偏りは確実に入っています
統計的な厳密さは、ありません
ただ、数字にできない代わりに私がやっていることが一つあります
同じ人の身体を、10年後にもう一度触っている
それだけは、論文にはできません
| 年代 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|
| 40代 | 首 | 肩 | 腰 |
| 50代 | 首 | 腰 | 肩 |
| 60代 | 首または腰 | 腰または首 | 肩 |
ここで注意してほしいのは、これは順位であって、件数ではないということ
腰が上がったのは腰が増えたからかもしれないし、肩が減っただけかもしれません
正直に言えるのはここまでです
年齢が上がるほど、訴えの中心が肩から腰へ移っていく
肩は動かす場所です
腰は支える場所です
訴えが肩から腰へ移るというのは、「動かす」で悩む時期から「支える」で悩む時期へ移ったということだと私は見ています
支える力が落ちるのは、回復が追いつかなくなった結果ではないでしょうか?
ここがポイント:腰に来はじめたら、それは腰の問題ではなく回復の問題です
その首の痛み、老化の冤罪かもしれません

出典「セクシーコマンドー外伝すごいよマサルさん」うすた京介
👉一言でいうと:首は老化します、でも痛みの犯人は老化ではありません
さっきの表をもう一度見てください
おかしなことに気づきませんか
首だけ、40代から60代までずっと上位に居座っています
加齢とともに悪くなっていくものなら、若い年代では下位にいて、歳とともに順位を上げてくるはずです
腰はまさにそう動いています
ところが首は、40代の時点ですでに1位で、そこから上がりようがない
老化の記事を書いていて、一番多い訴えが老化と連動していなかった
これが今回、私が一番驚いたことでした
誤解のないように書いておくと、首そのものは間違いなく老化(劣化)します
頸椎の椎間板が変性したり、骨に棘のような変化が出たりするのは、年齢を重ねればほぼ誰にでも起きることです
ただ、ここが大事なところで画像に変化が写っている人が、必ずしも痛いわけではありません
症状のない健康な人を大勢調べても、椎間板の変化はごく普通に見つかります(私も例外ではないです)
つまり、所見と症状は一致しない
ではあの首の痛みは何なのか
20年触ってきた実感として、私はこう考えています
- 日々の運動不足/首まわりは、動かさないと支える筋が真っ先に落ちます
- 不良姿勢/スマホとデスクで、背中は丸まり頭が前に出たまま固まっています
- 回復の土台としての栄養/体を作る材料(タンパク質)と、調子を整える材料(ビタミンなど)がないと始まりません
お気づきかもしれませんが、これはさっきの理由⑤と④そのものです
つまり首の痛みも、回復力の話の延長線上にあります
全部、年齢ではなく生活の側にある変数です
ということは、変えられます
「歳だから仕方ないですね」と言われて帰ってきた人へ
その言葉は、たぶん半分しか当たっていません
だから対策も分けてください
| 部位 | 攻めるところ |
|---|---|
| 腰 | 回復力と筋量(=時間をかけて戻す) |
| 首 | 環境と習慣(=今日から変える) |
※しびれ、力が入らない、細かい作業がしづらいといった症状がある場合は、生活習慣の話ではありません
整形外科の受診を優先してください
ここがポイント:「歳のせい」にすると、対策が一生見つかりません
まずは現実を理解する事が重要です
だって・・・

出典「ひゃくえむ」魚豊
「現実が何か分かってなきゃ現実からは逃げられねぇ」ですから
【戻し方】回復力を戻す3つのレバー

出典「ワンピース」尾田栄一郎
👉一言でいうと:アンチエイジングはやめて、回復の設計に切り替えてください
止まらないものを止めようとすると、必ず消耗します
止まらないなら、前提に組み込んで設計するほうが早い
お待たせしました
ここからが、5つの理由を全部潰すための3つのレバーです
① 頻度を守る(理由①②に効きます)
戻るのに4日かかるなら、中3日で組む
それだけです
戻っていない身体に次を積むのが、40代以降で一番多い失敗です
若い頃と違ってやり過ぎ注意です
ここでの頻度は人によって違うので、自分で測る必要があります
だからさっきのチェックを、月に一度でいいので繰り返してください
② 睡眠を「回復の作業時間」として確保する(理由③に効きます)
寝ている間に、脳や身体は片付け仕事をしていると考えられています
ここを削ると、翌日の回復だけでなく翌週の回復まで削れます
まず30分だけ前に倒してください
③ 材料を切らさない(理由④に効きます)
回復は工事です
材料がなければ、時間をかけても終わりません
最低限、タンパク質だけは意識して置いておいてください
ちなみに「一度に30gまでしか使えない」という話は、近年の研究で見直されつつあります
細かく割ることに神経を使うより、1日の総量を落とさないほうが実務的です
最近は物価高騰なのでソイプロテインがいいかもしれませんね
そして理由⑤の炎症には、専用のレバーがありません
この3つを回していれば、勝手に鎮まっていくからです
逆に言えば、3つが崩れている限り炎症だけ狙い撃ちしても意味がないということでもあります
なぜ私が、ここまで言うのか
・・・ま、正論だけ並べて終わるのも芸がないので、最後に少しだけ私の話をさせてください
私は40を過ぎた今でも「次こそ俺が勝つ」と信じきって試合に出ています
なぜかわかりますか?
現実は逃避できるからです・・・
ただし、ここで言う逃避は「目を逸らすこと」ではありません
数字も、衰えも、残り時間も全部見た上で、それでも「俺はやる」と言い張ることです
だから向き合うのが先
じゃなきゃ、目を閉じて立ち尽くすだけになります
「現実」ごときが私の意思に追いつけない
私の勝利が非現実的なら私は全力で現実から逃避します
現実逃避は私自身への期待です
私が
たとえどんな正論、洞察、真理、啓蒙をふりかざそうと「私は私を認める」

出典「ひゃくえむ」魚豊
それこそが私の使命、仕事、生きる意味、戦う理由・・・
何のために戦うのかわかってりゃ、現実なんていくらでも逃避できます
だから私は、老化を止めたから試合に出ているのではありません
現実を直視した上で、老化しながら出ているだけです
4日かかるなら、4日を前提に組む
ただそれだけのことです
ここがポイント:鍛える計画の前に、戻る計画を立ててください
まとめ

出典「ドラゴンボール」鳥山明
👉一言でいうと:老化は止まりません、でも回復力は戻ります
- 40代以降に落ちるのは筋力より先に「戻る速さ」
- 筋肉痛が治らない理由は5つ/①戻るのが遅い ②戻る前に次を積む ③睡眠不足 ④材料不足 ⑤炎症
- 潰すレバーは3つだけ/頻度・睡眠・材料
- 細胞レベルの老化用語は、ほぼ全部「回復」の話に翻訳できる
- 年齢とともに、訴えの中心は肩から腰へ移っていく
- 首の痛みは老化の冤罪であることが多い、犯人は運動不足と姿勢
私は老化を止めていません
ただ、戻る速さの設計だけは20年やってきました
4日かかるなら、4日を前提に組めばいいだけです
チェックの結果が気になった人へ
5つの理由のうちどれが効いているのか
あなたの場合どこから戻すべきかを、一緒に見ます
結果の画面をそのまま送ってもらうだけで大丈夫です
売り込みはしません、合わないと思ったらブロックしてください
腰を据えて取り組みたい人はこちら → カラダ立て直し90日プログラム
今日言いたいことは、それだけです
最後まで読んでくれたあなたのことが好きです
That’s all I want to say today
I love you for reading till the end
それじゃ・・・

出典「ドラゴンボール」鳥山明
書いてる人

広島県の福山・岡山県倉敷で筆者は「柔道整復師(国家資格)」「フルコンタクト空手の現役選手」として、身体の不調や痛みの原因を根本改善させるために、今まで数多くの患者さんの施術を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本的な回復につながらないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家。
思い通りの人生でないと長い期間悩むなら、自分が嫌だと思って避けていたことに挑戦すると「思い通りの扉」は開くもの・・・
YouTubeや他のSNSは下記のリンクから^^フォロー拡散して頂けると作者が喜びます^^
※本記事はアフィリエイトリンクを含みます






年齢チェックやってみました!少し気になるところアリでした>.<今日からやることインプットだけで終わらないようにしていきたいと思います🎶