【柔道整復師が解説】筋肉こそ最強の“鎧”|病気を防ぐ筋トレと食事の科学

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「痩せてるのに健康診断で引っかかる」「体重は減ったのに疲れやすくなった」

——もしそう感じているなら、あなたが本当に見るべきなのは体重計の数字ではなく“筋肉の量”かもしれません

こんにちは、柔道整復師の辻です

この記事は、アメリカの医師 Dr.ガブリエル・ライオン氏の著書『Forever Strong』で語られている「筋肉中心の医学」という考え方を土台に、20年以上の臨床と現役フルコンタクト空手選手としての実体験を重ねて、素人の方にもわかるようにまるっと解説したものです

筆者も読んでる英語版はこちら^^

日本語版はこちら^^

結論を先に言うと、筋肉は「病気からあなたを守る鎧」です

この視点を持つだけで、健康への向き合い方が180度変わりますよ

✍️ この記事を書いた人

辻 英辰(つじ ひでたつ)/柔道整復師(国家資格)
倉敷市の接骨院に20年以上勤務/フルコンタクト空手 現役選手
毎日の筋トレを習慣化、自身もCPAPユーザーとして睡眠・回復を実践中
「治す現場」で見てきたリアルを、科学の裏付けとセットでお届けします

それじゃ今回も・・・

記事のスタートを告げる「いくぞ!」の掛け声イラスト|出典ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦
出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦

📌 この記事でわかること

  • なぜ「太りすぎ」より「筋肉不足」の方が病気の引き金になるのか
  • 筋肉が“糖の倉庫”として血糖値と体を守っている仕組み
  • 週3の筋トレ+週2の有酸素という黄金スケジュールの根拠
  • やるべきは大きな筋肉から。最強の5種目とその効かせ方
  • 「理想体重×2.2g」のタンパク質を無理なく摂るコツ(プロテインの賢い使い方も)
  • タンパク質を満たすと“食欲の暴走”が止まる科学的な理由
  • やる気に頼らず筋トレを続ける3つの仕組み

目次

  1. なぜ「体重」より「筋肉」を気にすべきなのか|筋肉は最強の鎧
  2. 筋肉をつける黄金スケジュール|週3筋トレ+週2有酸素
  3. これだけやればいい|最強の筋トレ5種目【図解あり】
  4. タンパク質の正しい摂り方|理想体重×2.2gルール
  5. 炭水化物は“敵”じゃない|1対1ルールと冷やご飯の裏ワザ
  6. タンパク質を満たすと「食欲の暴走」が止まる科学
  7. やる気に頼らない|筋トレを続ける3つの仕組み
  8. 治療家目線のまとめ|今日から何をすればいいか
  9. よくある質問Q&A

1. なぜ「体重」より「筋肉」を気にすべきなのか|筋肉は最強の鎧

筋肉を体を守る鎧に例えたイメージ|鎧をまとったキャラクター|出典ちいかわ ナガノ
よろいさん
出典「ちいかわ」ナガノ

いきなり質問です

あなたは自分の体に筋肉がどれくらいあるか気にしたことはありますか

体重や「太ったかどうか」はチェックしても、筋肉の量なんて考えたこともない——たいていの人はそうだと思います

ところが著者のライオン氏は、たくさんの患者さんを診てきた中で、ある重大な事実に気づきました

それが「多くの病気や体調不良は、太っていることよりも“筋肉が少ないこと”が原因で起こっている」という事実です

筋肉は「糖をしまう倉庫」だった

筋肉が食べた糖質をしまっておく倉庫の役割を表すイメージ|出典ぼのぼの いがらしみきお
糖質しまっちゃうおじさん
出典「ぼのぼの」いがらしみきお

筋肉は「重いものを持つためのパーツ」だと思われがちですが、実はもっと重要な仕事をしています

そのひとつが「食べた糖をしまっておく大きな倉庫」という役割です

私たちが白米やパン、お菓子を食べると、糖質が分解されて血液の中にドッと流れ込みます

ところが血液の中に糖が多すぎると、血管の内側を傷つけてボロボロにしてしまうのです(糖尿病の人の血管が傷むのもこれが理由です)

そこで体はインスリンを出して、あふれた糖を筋肉や肝臓という倉庫に押し込もうとします

実際、食後の血糖の約7〜8割は骨格筋が処理していると言われていて、筋肉は血糖コントロールの主役なんですね

ところが筋肉が少ないと、この倉庫がすぐ満杯になります

入りきらなかった糖は行き場を失い、最終的に脂肪に変わってしまう

そして脂肪が溜まると、体の中で「慢性炎症」というボヤがずっとくすぶり続けるのです

🩺 治療家目線

臨床の現場では「見た目は細いのに血糖値や中性脂肪が高い」方によく出会います。いわゆる“隠れ肥満”ですね。原因はほぼ筋肉量の不足。倉庫が小さいから糖があふれてしまうわけです。体重より筋肉、この視点は本当に大事です

この“ボヤ”が万病の引き金になる

体内でくすぶる慢性炎症を炎に例えたイメージ|出典ストリートファイターII カプコン
慢性炎症の図(笑)
出典「スト2」CAPCOM

慢性炎症は、糖尿病・認知症・がんといった、あらゆる病気の引き金になることが知られています

実際、体重と脳の関係を調べた研究では、ウエストが大きい人ほど脳の体積が小さくなる傾向が報告されています

「じゃあ太ってるのが悪いんじゃないの」と思いますよね

でも思い出してください

脂肪が溜まったのは筋肉という倉庫が糖を回収しきれなかったからです

つまり根本の原因は“筋肉が少ないこと”——ここが今日いちばん覚えてほしいポイントです

筋トレ後48時間続く「糖の片づけボーナスタイム」

筋トレ後48時間続く糖の取り込みボーナスタイムを表すイメージ|出典ドラゴンボール 鳥山明
ボーナス期間ならぬサービス期間
出典「ドラゴンボール」鳥山明

筋肉のすごいところはまだあります

運動して筋肉を動かすと、インスリンに頼らなくても筋肉が自力で糖をぐんぐん取り込んでくれるのです

しかも筋トレをすると、その後24〜48時間は「糖を取り込みやすい状態(ボーナスタイム)」が続きます

筋トレした日の夜、家でゴロゴロしている間も、筋肉がせっせと糖を片づけてくれているイメージですね

さらに筋肉を動かすとマイオカインというホルモンのような物質が出て、全身の炎症を抑えたり、脳の老化を防いだりする働きがあることもわかってきています

だから著者は「筋肉を鍛えれば、ほぼすべての病気への抵抗力がつく」とまで言い切っているのです(過言ではない)

逆に、無理な食事制限だけで体重を落とすと、脂肪と一緒に筋肉まで落ちて倉庫が小さくなり、かえって糖に弱い体になってしまいます(マンジャロはダメ)

これが「痩せたのに不健康」の正体です

📚 あわせて読みたい → 痩せながら筋肉をつける方法|落としていいのは脂肪だけ

30代を過ぎたら、モテやお金やロレックスもいいですが、そろそろ「筋肉を手に入れること」を人生の優先順位に入れる——これが著者からの、そして治療家としての私からのメッセージです

2. 筋肉をつける黄金スケジュール|週3筋トレ+週2有酸素

筋肉をつける週3筋トレ+週2有酸素の黄金スケジュールを表すイメージ|出典HUNTER×HUNTER 冨樫義博
出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

では具体的に何をすればいいのか?

結論はシンプルで、週3回の筋トレ+週2回の有酸素運動です

「週3回!? 忙しいのに無理」と思ったあなた、気持ちはよくわかります

でも少しだけ聞いてください

なぜ「週3回」なのか

週3回の筋トレがベストである根拠を強調するイメージ|出典ドラゴンボール 鳥山明
ほんとだよ!!
出典「ドラゴンボール」鳥山明

理由はさっきの「糖の片づけボーナスタイム」にあります

あのボーナスは最大48時間続くので、月・水・金のように中1日あけて週3回やれば、1週間ずっとボーナスタイムをループさせられるのです

しかも筋肉を育てるには、トレーニング後48時間ほどの回復時間を確保した方が効率がいい

「48時間」という数字が、糖の片づけと筋肉の回復でピタッと噛み合う——だから週3回がベストなんですね

どうしても無理なら「週2回」でOK

どうしても無理なら週2回の筋トレでもよいと伝えるイメージ|出典花の慶次 原哲夫
週二でもいいだろう・・・
出典「花の慶次」原哲夫

とはいえ最初から完璧を目指して挫折するより、続けられる方が100倍マシです

週2回の全身筋トレでも、週3回の7〜8割の効果が見込めると言われています

まずは週2回から始めて、慣れたら週3回へ

これで十分です

種類頻度1回の時間具体例
筋トレ週3回(最低週2回)45〜60分次章の5種目から毎回3種目
有酸素運動週2回45〜60分早歩き、HIIT など

📚 運動が苦手な人はまずここから → 楽して運動を続けるコツ|三日坊主でも続く始め方

💡 有酸素の「心拍」と筋トレの「頻度」を数字で管理すると、続ける手ごたえが段違いです。私はスマートウォッチで日々のログを取っています


3. これだけやればいい|最強の筋トレ5種目【図解あり】

これだけやればいい最強の筋トレ5種目への期待を表すイメージ|出典北斗の拳 原哲夫 武論尊
それだ!それを待っていた!
出典「北斗の拳」原哲夫 武論尊

著者が特に推奨するのが、次の5種目です

全部やる必要はなく、週3回の筋トレで毎回3種目ずつ選ぶだけでOKです

ポイントは、まず大きな筋肉から鍛えること(順番は末端の筋肉ではなく中心から鍛える)

人間の筋肉の約60〜70%は下半身に集中しているので、脚とお尻を鍛えるのが筋肉量を増やす一番の近道です

① スクワット(下半身の王様)

スクワットの正しいフォーム図解、膝はつま先より前に出過ぎず、背中は丸めない
スクワットの正しいフォーム

太もも・お尻・体幹をまとめて鍛えられる種目です。バーベルでも、自重でも、片脚でもOK。大事なのは種類より負荷の強さで、「8〜12回でもう限界」と感じるくらいの重さを目安にしてください。軽くて30回できるスクワットは、正直やった気になるだけです

② デッドリフト(背中・お尻・脚の裏を一気に)

デッドリフトの正しいフォーム、背中を丸めない・胸を張る・バーは体の近くを通す
デッドリフトの正しいフォーム

床のバーベルを、背筋を伸ばしたまま全身の力で引き上げる種目です。背中・お尻・太もも裏を同時に鍛えられます。ただし見よう見まねでやると腰を痛めやすいので、最初はジムのスタッフやパーソナルトレーナーにフォームを教わるのが安全です。思っている以上に「胸を張る」意識が大切ですよ

🩺 治療家目線

接骨院に「筋トレで腰をやった」と来られる方の多くが、このデッドリフトかスクワットです。原因はほぼフォーム不良と欲張った重量。腰への保険としてトレーニングベルトを1本持っておくと、無理な反りを防げて安心です

▶ 腰を守るトレーニングベルトを見る/腰を痛めたときの正しい対処法はこちら

③ ベンチプレス・腕立て伏せ(押す動作=胸)

ベンチプレスと腕立て伏せの正しいフォーム図解、肩甲骨を寄せる、体を一直線に保つ
押す動作(ベンチプレス/腕立て伏せ)のフォーム

「押す動作」で胸・肩・二の腕を鍛える種目です。ジムならベンチプレス、家なら腕立て伏せで十分。腕立ては体を一直線に保ち、胸が床につく直前まで下げるのがコツです。負荷が足りなくなったらプッシュアップバーを使うと可動域が広がって効きが変わります

▶ 自宅トレの相棒・プッシュアップバーを見る

④ 懸垂(引く動作=背中)

懸垂の正しいフォーム図解、肩甲骨を下げて腕を引き上げる・反動を使わない
懸垂の正しいフォーム

「引く動作」で背中を鍛える種目です

押す(③)と引く(④)を組み合わせると、上半身の前後がバランスよく仕上がります

最初は1回もできなくても大丈夫

チューブ補助や斜め懸垂から始めて、少しずつ回数を増やしていきましょう

自宅なら懸垂バー(チンニングスタンド)が一台あると背中トレが一気に捗ります

▶ 背中を鍛える懸垂バーを見る

⑤ ファーマーズキャリー(持って歩くだけの最強種目)

ファーマーズキャリーの正しいフォーム図解、両手にダンベルを持ち背筋を伸ばして歩く
ファーマーズキャリーの正しいフォーム

著者イチオシの種目です

ランニングマシーンで両手にダンベルを持って歩いているやつがいたらそれは私です(笑)

両手に重いダンベルを持って、背筋を伸ばしてただ歩くだけ

地味ですが、体幹・お尻・脚・握力まで全身が連動して鍛えられ、心肺機能も上がる

しかも日常動作(重い荷物を運ぶ)に直結する、実用性No.1の種目です

ジムの隅っこでもすぐできますよ

ファーマーズキャリーも家トレも、可変式ダンベルが1セットあれば重量を変えながら長く使えます

ジムに通えない日の“保険”にも最適です

▶ 自宅トレを完結させる可変式ダンベルを見る

種目鍛えられる主な部位自宅代替
①スクワット太もも・お尻・体幹自重/ブルガリアンスクワット
②デッドリフト背中・お尻・脚の裏ダンベルデッドリフト
③ベンチプレス胸・肩・二の腕腕立て伏せ
④懸垂背中斜め懸垂/チューブ
⑤ファーマーズキャリー全身・握力・体幹ダンベルで歩くだけ

各種目3〜4セット、「ちょっときつい」と感じる重さで行うのが著者おすすめのプロトコルです。有酸素は早歩きやHIITでOK

📚 フォームと基礎をもっと知りたい人へ

4. タンパク質の正しい摂り方|理想体重×2.2gルール

タンパク質摂取には理想体重×2.2gというルールがあることを表すイメージ|出典すごいよマサルさん うすた京介
ルール無用じゃなくルールはある!
出典「セクシーコマンドー外伝すごいよマサルさん」うすた京介

実はこの本、筋トレより食事(特にタンパク質)に多くのページを割いています

どれだけ筋トレしても、材料であるタンパク質が足りなければ筋肉はつきませんからね

目安は「理想体重1kgあたり2.2g」

著者が推奨するのは、今の体重ではなく“理想体重(BMI22の体重)×2.2gのタンパク質を毎日摂ること

理想体重は「身長(m)×身長(m)×22」で計算できます

たとえば身長163cmなら理想体重は約56kg。56kg×2.2g=1日およそ123gのタンパク質が目標になります

自分のBMI測るならこちらのサイトで測ろう!

⚠️ ちょっと補足(正確なところ)

2.2g/kgは、一般的な筋トレ推奨量(体重×1.6〜2.2g)の上限寄りで、かなり意欲的な数字です。まずは体重×1.6gを最低ラインにして、慣れてきたら理想体重×2.2gを目指す——この段階アップがおすすめ。腎臓に持病がある方は必ず主治医に相談してくださいね

「123gも肉を食べるの!?」と誤解されがちですが、そうではありません

肉28gに含まれるタンパク質は約7gなので、牛肉だけで123g摂ろうとすると1日約500gの肉が必要になる計算です

もちろんお米・野菜・魚・卵・プロテインも合わせて調整するのが現実的です

「赤身肉」が優秀な理由|植物性との差

この本では特に牛肉の赤身を強く推しています

理由は、人間の体は大豆や小麦より動物性タンパク質の方を効率よく吸収できるようにできているから

同じ「タンパク質10g」でも、赤身肉やホエイから摂るのと、大豆から摂るのとでは吸収効率が変わってきます

じゃあプロテインは「ホエイ一択」なのか?

ここでよく聞かれるのが「筋トレするならホエイ一択ですよね?」という質問

吸収効率だけ見ればホエイが優秀なのは事実です

ただし——今、そのホエイの価格が世界的に高騰しているのをご存じですか?

実はこれ、ホエイの性能が上がったからではなく、原料が希少化して世界中で奪い合いになっているという産業構造の問題なんです

一方でソイ(大豆)が安いのは、粗悪だからではなく巨大な大豆産業のスケールに支えられているから

結論を言うと、いちばん大事なのは「1日の総タンパク質量」と「続けること」

ここさえ満たせれば、ソイでも十分に成果は出ます

値段と相性で選んでいいのです

📚 「なぜホエイは高い?ソイでも大丈夫?」を深掘りした記事はこちら → ホエイプロテインが高騰する“本当の理由”|ソイという賢い選択

📚 目的別のおすすめを総まとめした本命記事はこちら → 【柔道整復師が本音で選ぶ】プロテインおすすめランキング10選|目的別の選び方【最新版】

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タンパク質は「1日3回」に分けて摂る

もうひとつ大事なのが、タンパク質は一気にまとめてではなく、1日3回に分けて摂ることです

特に効果的なタイミングが「朝・運動後・夜」の3つです

1回あたり30g程度(牛肉で約120g)を目安にすると、筋肉の合成スイッチが入りやすくなります

💡 赤身肉を無理なく続けるなら、ふるさと納税の牛肉が家計にやさしくておすすめです(実質2,000円で高タンパク食材が届きます)

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📚 関連記事:テストステロンを下げる習慣7選(男性の筋肉・活力)究極に疲れがとれる方法(リカバリー食)

5. 炭水化物は“敵”じゃない|1対1ルールと冷やご飯の裏ワザ

炭水化物は敵ではなく量とバランスが大事だと伝えるイメージ

糖質が余ると脂肪になって体を傷つける——ここまでで説明したとおりです

だからといって炭水化物を敵視する必要はありません

量とバランスのルールを守ればいいだけです

タンパク質と炭水化物は「1対1」に近づける

シンプルなルールは「タンパク質:炭水化物=1:1」、そして1食あたりの炭水化物は30〜50gに抑えることです

たとえば牛肉200gを食べると、タンパク質は約45g

合わせる炭水化物も45g以下——白米なら約120g(お茶碗に軽く1杯)が目安です

ちなみに食後にがっつり筋トレをする日は、炭水化物を1.5倍まで増やしてOKです

「白米をもう少し食べたいなら、その分トレーニングする」と考えると、ちょっとやる気が出ませんか

ちなみに現代人の多くは、この比率が「1対5」くらいに炭水化物へ偏っていると言われます

お腹だけ大きくなってしまうのは、これが一因です

白米好きに朗報|「冷やご飯」の裏ワザ

白米が大好きな日本人にうれしい裏ワザがあります

炊くときにオリーブオイルを少量加え、炊けたら冷蔵庫で一度冷やすと、デンプンの一部が「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」に変わり、血糖値の上昇がややゆるやかになります

ただし過度な期待は禁物で、あくまで“ちょっとマシになる”程度の補助テク

基本の量とバランスがあってこそ活きる小ワザ、と考えてください

💡 脂質は「魚の良い油」を意識するのが◎。肉に偏るとオメガ6が増えがちなので、オメガ3(フィッシュオイル)で補うとバランスが整います

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6. タンパク質を満たすと「食欲の暴走」が止まる科学

タンパク質が満たされるまで食欲が止まらない仕組みを表すイメージ|出典ONE PIECE 尾田栄一郎
満たされるまで止まらない!!
出典「ワンピース」尾田栄一郎

「毎食ちょい白米なんて続かない、反動でポテチ食べちゃう」——その不安、じつはタンパク質をしっかり摂ると自然に消えます

面白い研究があります

オックスフォードなどの研究者が提唱した「プロテイン・レバレッジ仮説」です

バッタに「タンパク質が少なく炭水化物が多いエサ」だけを与え続けると、バッタは必要なタンパク質量を満たすまで食べ続け、結果として炭水化物を過剰摂取してブクブク太ってしまったのです

私たち人間も本質は同じで、カロリーが足りていてもタンパク質が足りないと「まだ足りない」と感じて食べ続けてしまう

スナック菓子やチョコが止まらないのは、意志が弱いのではなくタンパク質不足のシグナルだった可能性が高いんですよ

対策はシンプルで、特に朝と夜に30g程度(牛肉で約120g)のタンパク質を入れることです

これで脳の食欲スイッチが落ち着き、「我慢しない食生活」に近づきます

📚 関連記事 → ダイエットが失敗する“よくあるパターン”と抜け出し方

💡 「自炊が続かない」なら、高タンパク・低糖質の宅配弁当に頼るのも立派な戦略です

1食のPFCが最初から整っているので、迷わず続けられます

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7. やる気に頼らない|筋トレを続ける3つの仕組み

やる気に頼らず筋トレを続ける3つの仕組みを表すイメージ

どんなに良い方法も、続かなければ意味がありません

著者は「やる気ほど信用できない感情はない」と言い切ります

やる気は天気が悪い日や疲れた日に一瞬で消し飛ぶからです

だからこそ、仕組みで続けます

① カレンダーに入れて“考えずに行く”

「月・水・金の19時はジム」とルーティン化してしまいましょう。朝起きて会社に行くのに毎回「今日どうしよう」と迷わないのと同じで、行動を自動化して脳の決断エネルギーを節約するのがコツです

② 言い訳を“先読み”して対策を決めておく

挫折の原因は、残業・急な誘い・体調不良など。これらは「起きるもの」と最初から想定して、代わりの行動をセットで決めておきます

  • 残業でジムに行けない → 家で15分だけスクワット
  • 疲れてやる気ゼロ → その場で2セットだけやって終了

ポイントは「ゼロにしないこと」←これ重要!!

脳が「今日はやめとこう」と言い訳を思いつく前に、次の行動が決まっていれば習慣は途切れません

③ “悪い習慣を続けた未来の自分”を想像する

理想の自分を想像するより、「このまま続けたら何を失うか」を具体的にイメージする方が効果的です

10年後・20年後、今の生活のままだと膝や腰、血糖値はどうなっているか——想像したくないと思えた時点で、もう心は動いています

とりあえずこれでもみて震えて動きましょう

📚 関連記事 → 行動する人に世界は優しい|続ける人の思考法

8. 治療家目線のまとめ|今日から何をすればいいか

記事全体のまとめを伝えるイメージ|筋肉がついたサインの総括|出典ドラゴンボール 鳥山明
出典「ドラゴンボール」鳥山明

もうひとつ、著者が大切にしているのが「自分の体を数字で把握すること」です

感覚ではなくデータで確認する、という姿勢です

たとえばタンパク質を増やすときは、血液検査の尿素窒素(BUN)などで腎臓に負担がかかっていないかをチェックできます

定期検査でみてみるといいですよ!

💡 体組成計で筋肉量を「測る」——月イチで数字を見るだけで、続けるモチベーションが変わります

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この記事の要点まとめ

  1. 筋肉は糖を回収し、炎症や老化から体を守る「鎧」。体重より筋肉を意識する
  2. 週3回の筋トレ+週2回の有酸素(無理なら週2回でもOK)
  3. スクワット・デッドリフト・ベンチプレス・懸垂・ファーマーズキャリーで大きな筋肉を鍛える
  4. タンパク質は理想体重×2.2g(まずは体重×1.6gから)を1日3回に分けて
  5. 炭水化物はタンパク質と1対1に近づける
  6. タンパク質をしっかり摂って食欲の暴走を防ぐ
  7. 筋トレはやる気ではなくカレンダーと仕組みで続ける

本の内容をすべて鵜呑みにする必要はありません

でも「筋肉は健康の土台」という視点は、持っておいて絶対に損はしません

今できることから、ひとつずつ取り入れてみてください

まずは今日、カレンダーに「ジムの日」をひとつ書き込む——そこから始めましょう

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よくある質問Q&A

Q1. 運動が全くの初心者です。何から始めればいい?

A. まずは週2回・自重スクワットとファーマーズキャリーから。1回30分でも十分です。慣れてきたら種目と頻度を足していきましょう

Q2. プロテインは必須ですか?

A. 必須ではありませんが非常に便利です。食事だけで1日100g超のタンパク質を摂るのは大変なので、不足分を補う手段として活用するのが賢い使い方です。ホエイでもソイでも、続けられる方でOKです

Q3. タンパク質を摂りすぎると腎臓に悪い?

A. 健康な腎臓であれば、一般的な範囲の高タンパク食で問題が出るという明確な証拠は乏しいとされています。ただし腎機能に持病がある方は必ず主治医に相談を。心配なら血液検査で定期的に確認しましょう

Q4. 有酸素運動と筋トレ、どっちを優先すべき?

A. 「筋肉という倉庫を増やす」のが目的なら筋トレが優先。有酸素は心肺と脂肪燃焼の補助と考えてください。両方できるのが理想です

Q5. 「カラダ立て直し90日」アプリはどうやって買えますか?

A. 公式LINEを友だち追加し、「アプリ希望」とメッセージを送ってください。アプリ代は1,980円(買い切り)、その場で購入方法とセットアップ手順をご案内します。※AIコーチ機能には別途AI利用料(実費・前払い式で月200〜300円ほど)がかかります

筋肉は、人生の後半を守ってくれるあなただけの鎧です

今日できる小さな一歩から、一緒に鍛えていきましょう

※本記事はアフィリエイトリンクを含みます。数値・情報は執筆時点のもので、今後変動する可能性があります。健康上の不安がある方は医師や専門家にご相談ください

That’s all I want to say today

I love you for reading till the end

「またな」と別れの挨拶をする締めくくりのイメージ|出典ドラゴンボール 鳥山明
出典「ドラゴンボール」鳥山明

書いてる人

著者近影|倉敷の柔道整復師でフルコンタクト空手の現役選手 辻英辰

著者近影

広島県の福山・岡山県倉敷で筆者は「柔道整復師(国家資格)」「フルコンタクト空手の現役選手」として、身体の不調や痛みの原因を根本改善させるために、今まで数万人の患者さんの治療を行なってきました。そんな中、筋肉やトレーニングだけでなく、栄養や生活習慣の面からも改善しないと根本治癒できないと考え研究を行っています。「運動・休養・栄養」の3つの柱で患者さんの生活の質の向上を考え治療活動中です。海原雄山・北大路魯山人と並ぶ自他ともに認める美食家

得ようとする前に与えることが重要で、与えられることをもっと学び、成長して、極めることが大切・・・

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    【柔道整復師が解説】筋肉こそ最強の“鎧”|病気を防ぐ筋トレと食事の科学” に対して1件のコメントがあります。

    1. ichi より:

      体重は気にするのに>⁠.⁠<筋肉量が大事なんですね🎶なかなかタンパク質が摂れなくて、つい一気にまとめっててなりがちです。3回にわけてですね(≧∇≦)b

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