タンパク質が作るのは健康なカラダだけじゃない、健康な心も作ります

ライオン
タンパク質が作るのは健康なカラダだけじゃない、健康な心も作ります

肉食系男子という言葉を聞いてどんなイメージを持つでしょうか?

なんだか荒々しく獰猛で好戦的、アクティブ、気性が荒い性格の持ち主のような雰囲気といったところでしょうか?

逆に、草食系男子と聞くと、大人しいといったイメージで使われるようです

しかし、肉を好んで食べるからと言って怒りっぽいという事はないでしょう

現代人の「イライラ」や「活気のなさ」といった不調はストレスのせいにされがちです

しかしホントの理由は「栄養不足」による影響も大きいのではないかと考えています

健康的な心を作るために必要な栄養素の欠如

タンパク質が作るのは健康なカラダだけじゃない、健康な心も作ります

今回の記事でわかる事

・「タンパク質」「ビタミンB群」「鉄」不足が心に及ぼす影響がわかる

・栄養や糖質がどのようにカラダに作用するのか働きや仕組みがわかる

・サプリメントのイメージ戦略についてわかる

以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

目次

  1. 「タンパク質」「ビタミンB群」「鉄」不足するとどうなる?
  2. 一般的に栄養源は糖質だけど摂りすぎは良くないといわれるメカニズム
  3. コラーゲン配合のサプリメントは肌にだけ直接栄養はいきません
  4. まとめ

「タンパク質」「ビタミンB群」「鉄」不足するとどうなる?

はてな クエスチョンマーク

鉄分不足によるカラダの主な症状は貧血ですが、イライラする、キレやすい、集中力の低下などの心の症状も表れやすくなります

ビタミンB群は体内の代謝を促す働きをしています

不足すると、疲労感や肩こりなどのカラダの症状が出るとともに、ヤル気が出ない、集中力の低下、等のメンタルに対する不調も起きてきます

その中でも、ビタミンB群の中の、ナイアシン不足は「うつ病」と深く関係があるといわれています

私たちの心の様々な動きは、神経伝達物質(ドーパミン、セロトニン、アドレナリン、メラトニン、ノルアドレナリンなど)

これらはすべてタンパク質を材料として作られています

タンパク質の生成過程では、鉄分やビタミンB群も合成を手助けします

これらの栄養素が食事などで摂れずに不足すると、神経伝達物質が十分に作られず、心や脳に不調をきたすのです

よく朝ご飯を食べない子供がキレやすい、イライラしやすくなるという話も、単になんでも食べたらいいというものではなく、きちんとタンパク質やビタミンB群、鉄分などを網羅した食事を摂るという事がポイントであると考えられます

鉄分やビタミンB群、タンパク質を豊富に含むのが肉や魚などです

なので健やかな心や脳のためにも、毎日の食事で積極的に摂取していく事をお勧めします

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一般的に栄養源は糖質だけど摂りすぎは良くないといわれるメカニズム

ケーキ スイーツ

よく、疲れた時や頭を使う作業をするときは甘いものを摂ると思います

一般的に脳の栄養源はブドウ糖だといいます

確かにブドウ糖は脳を働かせるエネルギーです

糖質を摂ると、すばやくブドウ糖に分解されて脳に届いて、幸せホルモンというセロトニンが分泌されるので、すぐに満足した気分になります

しかし、糖質の摂りすぎや、菓子パンなどの糖質に偏った食事をすると血糖値が一気に急上昇します

その後、すい臓からたくさんのインスリンが分泌され、急激に上がった血糖値を急激に降下させます

だから何なの?何が良くないのか?

こうした血糖値の急上昇、急降下を繰り返すと、アドレナリンとノルアドレナリンが過剰に分泌されます

アドレナリンは攻撃性を高め、戦闘モードになり怒りを高めるホルモンです

ノルアドレナリンは不安を高めるホルモンでもあるのです

糖質ばかりの偏った食生活を続けていると最初に述べた、イライラする、キレやすい、集中力の低下などの現代人特有の心の不調が出てきます

朝食は菓子パンと甘いコーヒー、昼はうどんやカレーだけ、夕食は酒と揚げ物などのつまみ、そして小腹が空いたと言ってラーメンなんぞを食べていては健康なカラダは勿論、健康な心も作れません

きちんとバランスを考えた食生活を心がけましょう

コラーゲン配合のサプリメントは肌にだけ直接栄養はいきません

唇 女性

肌にはコラーゲン配合のサプリメント

膝にはコンドロイチン配合のサプリメント

そんな宣伝広告のサプリメントがコンビニなどで手軽に手に入る世の中になってきました

サプリメントは私もわりと嫌いではないのですが、○○に効く!!といった文句のサプリメントは買わないし摂らないようにしています

なぜなら、普段の食事の中で、いろんな栄養素を摂る方法を知っていて、それを実践できるからです

しかし、何も知らない人はテレビなどのメディアに踊らされてこうしたサプリメントの効果に期待して利用している人も多いと思います

でもそれって、本当に効果があるのでしょうか?

コラーゲンはタンパク質から合成されており、私たちのカラダの皮膚や骨、軟骨や血管などすべてにおいて使われております

そしてその主な役割は、組織と組織をつなぐことです

皮膚のコラーゲンはハリや潤いを保ちます

軟骨のコラーゲンは体重を支える関節のクッション的役割を果たしています

血管のコラーゲンは柔軟性を保ち高い圧がかかっても破裂しないようにしています

このように、コラーゲンは若さと健康のために欠かせない存在です

赤ちゃんの時が一番コラーゲンが豊富で、加齢がすすむと体内のコラーゲンも老化していきます

コラーゲンの新陳代謝の速度は、40代になると10代の半分まで落ちます

そんなことから、アンチエイジング効果を期待してコラーゲンと聞くと過剰に反応して貪り食う女性がいるのもわかる気がします

しかし、残念ながら、口からコラーゲンを摂っても、すべて体内のコラーゲンになるわけではないという事をお知らせします(笑)

タンパク質は食事から摂った場合、消化の過程で消化酵素によってアミノ酸やペプチドなど小さく分解されます

なのでコラーゲンを食べたからと言って体内で再びコラーゲンに合成されるかどうかも分からないという事です

例えたら、モモ肉を食べたから脚の筋肉が発達するわけではないのと同じ原理です

コラーゲンはタンパク質なので摂っても全く意味がないわけではないのですが、直接肌や関節、血管に作用するといった科学的な証明があるわけでもないのです

テレビのCMでも小さく下の方に、「個人の感想です」や「効果を保証するわけではありません」といった注意書きが書いてあるので、それが効果があやふやである証明になっています

足りていないと思う栄養素を直接サプリメントでぶち込む前に、日々の食生活を見直すところから始めましょう

そこからさらに考えて、初めて足りない栄養素をサプリメントを使って補給する方が財布にもカラダにも優しい選択になると思います

まとめ

心の健康のために「タンパク質」「ビタミンB群」「鉄」を豊富に含む食材、肉や魚を積極的に摂りましょう

糖質中心の食生活は血糖値急上昇、急降下をもたらしアドレナリンとノルアドレナリンが過剰分泌され心が不安定になりキレやすくなったりする

これを摂れば○○に効果があるといったテレビなどのメディアに騙されないようにしよう

サプリメントをぶち込んで不足を補うのではなく、食生活を見直してそれでも足りない栄養素がある場合サプリメントを使いましょう

今日言いたいことはそれくらい

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参考文献

書いてる人            

広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。食べ放題はいつも損するので嫌いです。フォロー拡散して頂けると作者が喜びます^^

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