カラダを掃除する(デトックス)効果を高めるためにする事
栄養をとる事ばかり世間では取り上げられられますが、前回に続いて今回は栄養をとる前にすべきことを取り上げていこうと思います
今回は「掃除」「カラダの解毒」「デトックス」についてです
どんなにおいしい料理でも、キレイに洗っていないお皿に盛り付けたらおいしくないように、カラダもいったんキレイにしないとせっかくの効果で良質な栄養も台無しになってしまいます
順番としては「悪いものを控える」→「カラダから悪いものを除去する」→「良質な栄養をとりこむ」という順番になります
・カラダの解毒方法がわかる
・カラダを掃除する必要性がわかる
以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
目次
やっぱり水はしっかり飲まないとダメ
汚い話ですが、皆さんはトイレで水で流す時少ない水で流す場合と、大量の水で流す場合とどちらが綺麗に流れると思いますか?
当然後者の大量の水ですね
カラダも同じように解毒、排せつ機能を高めようと思ったらたくさんの水分があった方が当然効率が良くなることは想像しやすいと思います
お酒やコーヒー、小麦製品を普段は控えていてもお付き合いでたくさん食べてしまう日もあるでしょう
そんな時はまず、しっかり水を飲みましょう
どれだけ飲めばいいのかという事ですが、目安としては
体重(㎏)×50=一日で飲んでほしい量
という風になります
体重50㎏の人ならば、2.5リットル
体重70㎏の人ならば、3.5リットル
といった感じです
あくまで目安であり、食物からも水分は摂取できるので飲まないといけないと強迫観念にかられる必要はありませんが、スポーツをしている人はこの量は余裕でクリアしてほしいところです
水分は、ミネラルウオーターでもいいし、浄水器にかけた水でも良いです
水道水は直接飲むと少しクセが強いので一度煮沸したものを飲むと飲みやすくなります
少しレベルの高い人は、塩水(自分がおいしいと感じる濃度で)やレモン水などで水分補給をしますが、これらは効果が高い分少し手間がかかるのでできる人だけでいいと思います
薬味をうまく使って食事をしよう
日本では肉や魚などの横に大根おろしを添えるという習慣があります
大根の解毒作用を期待して添えているのであって、単においしいから添えているわけではありません
肉や魚に含まれている脂が食事をすると胃の粘膜を脂で覆ってしまって消化のスピードを遅くしてしまうのです
しかし、大根を同時に食すことで大根に含まれる「ジアスターゼ」という酵素が消化を助けて、胃もたれを防いでくれます
さらにこの「ジアスターゼ」は焦げから生じる発ガンリスクを低減させる働きもあります
このように薬味を使用することはおいしいだけでなく、カラダにとってもメリットが多いのです
大根の他に、ニンニク、ニラ、タマネギ、ネギは解毒作用が強い食材です
これらにはイオウ基と呼ばれる成分が豊富に含まれていて、鉛、ヒ素、水銀、アルミニウム、ベリリウムなどの有害物質がカラダにたまるのを予防してくれたり、胆のうの胆汁分泌を助ける作用があります
ぜひこれらの食材を日常の食生活の中に取り入れて活用していきたいところです
注意が必要なのは、ニンニクなどは大量に食べたり、生で食べると胃腸に負担が大きいので少量から始めて食べたり、熱を通して食べてもよいと思います
入浴中の一工夫でいい汗を出して解毒する
汗をかくとなんだかカラダから毒素やいらないものがたくさん出ているイメージがあると思います
汗はもともと血液であり、成分のほとんどが水分です
汗には、ナトリウムやマグネシウムなどのミネラル、乳酸塩、尿素などが含まれています
その他には、日常生活で体内に取り込まれた水銀やマグネシウム、カドミウムなどの有害金属も汗と一緒に体外に排出されます
有害金属の含有量が一番多いのが、「便」
その次が、「尿」
三番目に、「汗」なのですがなかなかこれも侮れない効果があります
また入浴では汗をかくことによる解毒効果以外にも、メリットがたくさんあります
・毛細血管が広がり血流促進
・老廃物や疲労物質が流れコリや疲れの解消
・ヒートショックプロテイン効果で細胞が活性化、免疫力アップ
などがあります
入浴時しっかり汗をかきたい人は湯船に入浴剤や、重曹、エプソムソルトを入れてもいいですよ
特にエプソムソルトは海外セレブにも愛好家が多く、老廃物を排出する効果が高く冷え性やむくみ対策にも効果的です
便秘はダメ、絶対!デ王(デトックスの王様)排便を軽視しない
便秘は百害あって一利なし
便秘があまりにも日常的になってしまっている人は危険です
大腸は重要な役割を担っていて、体内に入った有害物質の約6~8割が便として体外に排出されます
汗かいたり尿として出すよりも便を出せと言いたくなるのは効率面から考えてもこういった理由があるからです
便秘によって体内に毒素がとどまったままだと、疲労感が募るだけでなく、アレルギー、頭痛、関節痛、むくみなども起こりやすくなります
さらに毒素は血液とともに全身を駆け巡り脳にも到達し、思考力や情緒などにも影響が出るといわれています
当たり前すぎて普通の事を言います
便秘はダメ、絶対!
生活環境にも気をつけよう
私たちが普段生活している家の中にも危険が潜んでいます
例えば、白髪染めや日焼け止めなどに使われる化学物質などです
これらは皮膚から体内に侵入してくる発ガン性物質です
こういったことを防ぐには、普段カラダに使用するものを少し手に取って、成分表を確認するなどといった自分の努力も必要になってきます
大体の場合製品の良し悪しは製品の価格と比例しています
あとは、洗濯機を購入してから一度も洗濯槽を洗浄していなかった人が洗濯槽を綺麗にしたところ、慢性的な疲労や不眠が解消されたというケースもあるので、度が過ぎると良くないですが、それなりに清潔な環境を整えるというのは必要であると考えます
この記事を書いていて、私の後輩で部屋があまりにも汚すぎてマイコプラズマ肺炎になった話を思い出しました(笑)
まとめ
カラダに栄養を入れる前にやる事は結構たくさんあります
当たり前の事を当たり前にするだけで結構解決する事が多い内容となりました
今回の記事でいいなと思ったことはぜひとも実践していただきたいです
今日言いたいことはそれくらい
書いてる人
広島県の福山市で空手をしながら日々達人になるために体のことを研究している柔道整復師。著者自身も試合に出てその経験を踏まえて日常生活に落とし込み快適な生活を誰でも送れるように体の使い方や考え方を発信している。夜更かしは最近卒業しました。フォロー拡散して頂けると作者が喜びます^^